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β-ホウ素脱離の制御に基づいた新規触媒的ホウ素化反応の開発

β-ホウ素脱離の制御に基づいた新規触媒的ホウ素化反応の開発
开发基于受控β-硼消除的新型催化硼化反应
批准号:
09J05248
负责人:
大嶌 和幸
金额:
$1.79万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2009
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2009 至 2011

项目摘要

项目成果

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これまでにほとんど研究が行われていない有機遷移金属錯体の素反応「β-ホウ素脱離」に注目し、この素反応過程の精査とこれを鍵とする触媒反応の開発を目的として研究を行った。本年度はまず、交付申請書の「研究実施計画」に記載した「(i)遷移金属-ホウ素結合への不活性多重結合の挿入」に関し、β-ホウ素脱離の逆反応である遷移金属-ホウ素結合間への不飽和炭化水素の挿入反応に関する知見を得るために、様々な不飽和炭化水素を用いて検討を行った。その結果、パラジウム触媒の存在下、様々な置換基を有するピリジンに対してシリルボランの付加が効率的に進行することを見出した。エステルやニトリル等の官能基も本反応において許容されること、2位や3位に置換基を有するピリジンでは1,4-付加が進行し、1-ボリル-4-シリルー1,4-ジヒドロピリジンを与えるのに対し、4位置換のピリジンに対しては1,2-付加により1-ボリル-2-シリル-1,2-ジヒドロピリジンが生成することが明らかとなった。複素芳香環の環内不飽和結合の挿入反応は通常困難であるが、本反応では窒素-ホウ素結合形成が鍵となって挿入反応が効率的に進行したと考えられる。この知見をふまえ、次に、「(ii)含ホウ素反応剤の検討」に関し、他のホウ素反応剤について検討を行った。その結果、ロジウム触媒の存在下、ピナコールボランがピリジンへ位置選択的に付加する1,2-ヒドロホウ素化を見出した。以上、本年度の研究により遷移金属触媒を用いるピリジンに対する種々のホウ素反応剤の付加反応を開発した。これらの反応ではホウ素-窒素結合の形成を鍵とする遷移金属-ホウ素結合間への効率的な挿入反応が進行していると考えられ、その逆反応であるβ-ホウ素脱離の制御に関する有用な知見が得られた。
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会议论文
末端アルキンのパラジウム触媒シリルホウ素化によるβ-ボリル置換アルケニルシランの位置選択的合成
钯催化末端炔烃的甲硅烷基硼化反应区域选择性合成β-硼基取代的烯基硅烷
DOI: --
发表时间: 2009
期刊:
影响因子: --
作者: [Yamashita, A., 戸田智久, 大嶌和幸]
通讯作者: 大嶌和幸
パラジウム触媒によるピリジンのシリルホウ素化
钯催化吡啶的甲硅烷基硼化反应
DOI: --
发表时间: 2011
期刊:
影响因子: --
作者: [Tani, H., et al., Kazuyuki Oshima, 大嶌和幸]
通讯作者: 大嶌和幸
Palladium-Catalyzed Addition of Silylboronic Esters to Terminal Alkynes with Complementary Control of Regioselectivity
钯催化硅烷基硼酯与末端炔烃的加成反应,区域选择性互补控制
DOI: --
发表时间: 2009
期刊:
影响因子: --
作者: [Yamashita, A., 戸田智久, 大嶌和幸, 古田篤史, Kazuyuki Oshima]
通讯作者: Kazuyuki Oshima
DOI: 10.1021/ja105096r
发表时间: 2010-09-08
期刊: JOURNAL OF THE AMERICAN CHEMICAL SOCIETY
影响因子: 15
作者: [Ohmura, Toshimichi, Oshima, Kazuyuki, Suginome, Michinori]
通讯作者: Suginome, Michinori
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