有機金属錯体を用いる不活性結合切断を利用した多置換アセン類の合成
有機金属錯体を用いる不活性結合切断を利用した多置換アセン類の合成
批准号:
10J04685
负责人:
北澤 謙太郎
金额:
$0.9万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2011
中文摘要
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英文摘要
ペンタセンは高い移動度を示すことなどから有機電子材料として期待されている化合物の一つである。しかし、ペンタセンは光や酸素に不安定なことや、有機溶媒への溶解度が低いことなどが問題となっている。これらの問題を克服するために、様々な置換基を導入して物性を制御する研究が盛んに行われているが、置換ペンタセンの合成は簡便ではなく、新たな合成法の開発が望まれている。ルテニウム触媒による芳香族ケトンのオルト位選択的な炭素-水素結合の官能基化反応を用いることで、効率的にペンタセンキノンにアルキル基を4ヶ所導入できることを見出した。得られたアルキル置換ペンタセンキノンを還元し、アルキル基を置換基に有するペンタセン誘導体を合成することにも成功した。この方法を利用することで、これまで合成が困難であったアルキル基を置換基に有する様々なペンタセン誘導体が入手容易な原料から僅か2工程合成できるようになった。また、炭素-水素結合の官能基化反応と炭素-酸素結合の官能基化反応を組み合わせることで、異なる2種類の置換基を分子内に有する4置換ペンタセン誘導体の合成法の確立も行った。これらの新規ペンタセン誘導体は、ペンタセンに比べ光や酸素に対する安定性や、有機溶媒への溶解度の大きな向上が見られた。この他に、同様の炭素-水素結合の官能基化を利用した、有機電界効果トランジスタへの利用が期待されるジベンゾ[a,h]アントラセン及びピセン誘導体を簡便に合成する方法の開発も行った。さらに、合成した化合物のホール移動度を測定し、これらの化合物が有機電界効果トランジスタ特性を有することを明らかとした。
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会议论文
ルテニウム触媒による炭素-水素結合のアリール化を用いたジベンゾ[a, h]アントラセンおよびピセン誘導体の効率的合成法の開発
利用钌催化的碳氢键芳基化开发二苯并[a,h]蒽和二烯衍生物的有效合成方法
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[北澤謙太郎, 河内卓彌, 二谷真司, 家裕隆, 安蘇芳雄, 垣内史敏]
通讯作者:
垣内史敏
DOI:
10.1246/cl.2011.300
发表时间:
2011-02
期刊:
Chemistry Letters
影响因子:
1.6
作者:
[K. Kitazawa;Takuya Kochi;Masashi Nitani;Y. Ie;Y. Aso;F. Kakiuchi]
通讯作者:
K. Kitazawa;Takuya Kochi;Masashi Nitani;Y. Ie;Y. Aso;F. Kakiuchi
Syntheses of multi-substituted anthracenes using ruthenium-catalyzed regioselective C-H bond arylation
钌催化区域选择性C-H键芳基化合成多取代蒽
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[北澤謙太郎, 河内卓彌, 垣内史敏]
通讯作者:
垣内史敏
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