课题基金 / 基金详情

複製技術と芸術の変容―1910-20年代の童謡とメディアの再編に関する研究

複製技術と芸術の変容―1910-20年代の童謡とメディアの再編に関する研究
复制技术与艺术转型:1910、20年代童谣与媒介重组研究
批准号:
10J06829
负责人:
周東 美材
金额:
$1.79万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2012

项目摘要

项目成果

周東 美材的其他基金

相似基金

相关文献

中文摘要
翻译
研究計画の最終年度となる本年度は、これまでの研究成果を総括する博士論文「童謡のメディア論一1920年代における「声の文化」の再編」を執筆し、東京大学に提出した。本論文は、1920年代における童謡を事例として、複製技術に媒介された「声の文化orality」の再編について考察し、近代日本における音声メディア技術の社会的な構築過程のなかで、子どもという文化装置が構造的に組みこまれていったことを明らかにした。理論的にはW.ベンヤミンの「幼年時代のアウラ」の概念を再検討し、近代的な技術の社会的受容が一般に子どもという想像力を必要とすることを考察した。これを踏まえ、「声の文化」をめぐる近代的な技術の社会的受容にあたって、とりわけ日本社会がなぜ子どもという存在をことさら必要としたのかを事例の詳細な検証を通じて明らかにした。本論から導き出された結論は、1920年代の日本社会が在来の宗教や階層に根差した文化と価値意識が転換する変動期にあり、そのなかで、「声の文化」とテクノロジーの資本主義的な展開が、新たなエートスとして、子どもという聖なる心性を必要とした、というものである。いみじくも野口雨情が述べていたように、童謡とは新しく見いだされた「宗教」だった。童謡は自らを「声の文化」の再編をめぐる諸変容の中心点となり、一流の芸術家、先端的な教育機関、都市型の消費や娯楽の生活空間、皇室、大資本、聖職者や神秘主義者、そして最新のテクノロジーが集結する場を作り上げていったのである。本論文が解明した事柄は、1920年代における複製技術に媒介された「声の文化」についてであるが、戦後日本のメディア文化における複製技術に媒介された「声の文化」の特徴のみならず、広く日本型のポピュラー文化の特徴について考えるうえでも示唆を与えるものといえよう。
英文摘要
研究計画の最終年度となる本年度は、これまでの研究成果を総括する博士論文「童謡のメディア論一1920年代における「声の文化」の再編」を執筆し、東京大学に提出した。本論文は、1920年代における童謡を事例として、複製技術に媒介された「声の文化orality」の再編について考察し、近代日本における音声メディア技術の社会的な構築過程のなかで、子どもという文化装置が構造的に組みこまれていったことを明らかにした。理論的にはW.ベンヤミンの「幼年時代のアウラ」の概念を再検討し、近代的な技術の社会的受容が一般に子どもという想像力を必要とすることを考察した。これを踏まえ、「声の文化」をめぐる近代的な技術の社会的受容にあたって、とりわけ日本社会がなぜ子どもという存在をことさら必要としたのかを事例の詳細な検証を通じて明らかにした。本論から導き出された結論は、1920年代の日本社会が在来の宗教や階層に根差した文化と価値意識が転換する変動期にあり、そのなかで、「声の文化」とテクノロジーの資本主義的な展開が、新たなエートスとして、子どもという聖なる心性を必要とした、というものである。いみじくも野口雨情が述べていたように、童謡とは新しく見いだされた「宗教」だった。童謡は自らを「声の文化」の再編をめぐる諸変容の中心点となり、一流の芸術家、先端的な教育機関、都市型の消費や娯楽の生活空間、皇室、大資本、聖職者や神秘主義者、そして最新のテクノロジーが集結する場を作り上げていったのである。本論文が解明した事柄は、1920年代における複製技術に媒介された「声の文化」についてであるが、戦後日本のメディア文化における複製技術に媒介された「声の文化」の特徴のみならず、広く日本型のポピュラー文化の特徴について考えるうえでも示唆を与えるものといえよう。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
オーラリティの再編と〈文化的想像力〉: 北原白秋と折口信夫におけるミディアム
口语与<文化想象>的重组:北原白秋与折口伸夫的媒介
DOI: --
发表时间: 2012
期刊:
影响因子: --
作者: [河野健太郎・森康雄, 周東 美材, 周東 美材, 周東 美材, 周東美材, 周東美材, 周東 美材]
通讯作者: 周東 美材
書物のなかの令嬢-『趣味大観』にみる昭和初期東京における音楽
书中的女士:《爱好大观》中看到的昭和初期东京的音乐
DOI: --
发表时间: 2011
期刊: 東京音楽大学研究紀要
影响因子: --
作者: [河野健太郎・森康雄, 周東 美材, 周東 美材, 周東 美材, 周東美材]
通讯作者: 周東美材
音楽教育と音楽文化の〈100年〉、そしてくこれから〉
100年的音乐教育和音乐文化,以及未来
DOI: --
发表时间: 2012
期刊:
影响因子: --
作者: [河野健太郎・森康雄, 周東 美材, 周東 美材, 周東 美材, 周東美材, 周東美材, 周東 美材, 周東 美材]
通讯作者: 周東 美材
新教育運動における聖なるエクリチュール:成城小学校を事例に
新教育运动中的圣书——以成城小学为例
DOI: --
发表时间: 2013
期刊: 成城大学共通教育研究センター 共通教育論集
影响因子: --
作者: [河野健太郎・森康雄, 周東 美材]
通讯作者: 周東 美材
8
    1950-60年代日本におけるポピュラー音楽産業の再編成に関する比較社会学的研究
    • 批准号:
      22K01841
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
    • 资助金额:
      $2.41万
    • 财政年份:
      2022
    • 负责人:
      周東 美材
    • 依托单位:
    近代日本音楽におけるメディアと子どもに関する歴史社会的研究
    • 批准号:
      06J11698
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for JSPS Fellows
    • 资助金额:
      $1.02万
    • 财政年份:
      2006
    • 负责人:
      周東 美材
    • 依托单位:
    海外基金