血管脂肪毒性による心血管病発症機構の解明と治療展開
血管脂肪毒性による心血管病発症機構の解明と治療展開
批准号:
21659195
负责人:
眞鍋 一郎
金额:
$1.92万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
财政年份:
2009
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2009 至 2010
中文摘要
メタボリックシンドロームは動脈硬化性疾患のリスクとして注目を集めているが、一般的には肥満→メタボリックシンドローム→糖尿病→冠動脈疾患という疾患の進行が想定されていることが多い。ところが、我々はin vivoイメージング法を開発し、脂肪組織の肥満が動脈硬化と類似した慢性炎症性疾患であることを初めて明らかにした。また、転写因子KLF5が心血管疾患とともに、メタボリックシンドロームの発症にも重要であることを報告してきた。これらの結果は、代謝異常が血管疾患を引き起こすという順序ではなく、肥満では代謝系と心血管系の両者で同時に病態が進行し、また、共通した刺激が、共通した分子機序で病態を引き起こしていることを強く示唆する。「脂肪毒性」はこのような共通した病態基盤の可能性が高い。血管における脂肪毒性について、病態における意義と、細胞・組織障害をもたらす分子機構の両面から検討することによって、「血管脂肪毒性」を確立することを目標とするとともに、心血管系-代謝系の両者における脂肪毒性のシグナリング機構を解明する。そのために、1.血管脂肪毒性の発生と血管病態における意義の解析、2.血管脂肪毒性の情報伝達経路の解析について検討を並行して行った。その結果、血管平滑筋細胞が遊離脂肪酸によって形質変換を生じることを見いだした。その制御機構として、NADPH oxidaseによる活性酸素種の産生が重要であることを見いだした。遊離脂肪酸はTLR4を活性化し,NF-κB→NOX1経路を介して活性酸素種を増加させ、炎症関連遺伝子の発現を誘導し、血管病変に寄与する。
英文摘要
メタボリックシンドロームは動脈硬化性疾患のリスクとして注目を集めているが、一般的には肥満→メタボリックシンドローム→糖尿病→冠動脈疾患という疾患の進行が想定されていることが多い。ところが、我々はin vivoイメージング法を開発し、脂肪組織の肥満が動脈硬化と類似した慢性炎症性疾患であることを初めて明らかにした。また、転写因子KLF5が心血管疾患とともに、メタボリックシンドロームの発症にも重要であることを報告してきた。これらの結果は、代謝異常が血管疾患を引き起こすという順序ではなく、肥満では代謝系と心血管系の両者で同時に病態が進行し、また、共通した刺激が、共通した分子機序で病態を引き起こしていることを強く示唆する。「脂肪毒性」はこのような共通した病態基盤の可能性が高い。血管における脂肪毒性について、病態における意義と、細胞・組織障害をもたらす分子機構の両面から検討することによって、「血管脂肪毒性」を確立することを目標とするとともに、心血管系-代謝系の両者における脂肪毒性のシグナリング機構を解明する。そのために、1.血管脂肪毒性の発生と血管病態における意義の解析、2.血管脂肪毒性の情報伝達経路の解析について検討を並行して行った。その結果、血管平滑筋細胞が遊離脂肪酸によって形質変換を生じることを見いだした。その制御機構として、NADPH oxidaseによる活性酸素種の産生が重要であることを見いだした。遊離脂肪酸はTLR4を活性化し,NF-κB→NOX1経路を介して活性酸素種を増加させ、炎症関連遺伝子の発現を誘導し、血管病変に寄与する。
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DOI:
10.1038/nm.1964
发表时间:
2009-08-01
期刊:
NATURE MEDICINE
影响因子:
82.9
作者:
[Nishimura, Satoshi, Manabe, Ichiro, Nagai, Ryozo]
通讯作者:
Nagai, Ryozo
Inflammation in visceral fat obesity and metabolic syndrome
内脏脂肪肥胖和代谢综合征中的炎症
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[森谷純治, 南野徹, 南野徹, Takeda N, Nishimura S, Yagi N, Nagai R, Oishi Y, Iwata H, Takeda N, Nishimura S, Yagi N, Manabe I, Manabe I]
通讯作者:
Manabe I
DOI:
10.1158/0008-5472.can-08-3945
发表时间:
2009-08-15
期刊:
CANCER RESEARCH
影响因子:
11.2
作者:
[Yagi, Nobuhiro, Manabe, Ichiro, Nagai, Ryozo]
通讯作者:
Nagai, Ryozo
Chronic inflammatory processes in metabolic svndrome and type 2 diabetes
代谢综合征和 2 型糖尿病中的慢性炎症过程
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[森谷純治, 南野徹, 南野徹, Takeda N, Nishimura S, Yagi N, Nagai R, Oishi Y, Iwata H, Takeda N, Nishimura S, Yagi N, Manabe I]
通讯作者:
Manabe I
肥満の医学
肥胖医学
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[森谷純治, 南野徹, 南野徹, Takeda N, Nishimura S, Yagi N, Nagai R, Oishi Y, Iwata H, Takeda N, Nishimura S, Yagi N, Manabe I, Manabe I, 真鍋一郎]
通讯作者:
真鍋一郎
共 7 条
造血・免疫系による身体・精神ストレス受容と心不全・multimorbidity発症機序の解明
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批准号:23K27592
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$7.57万
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财政年份:2024
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负责人:眞鍋 一郎
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依托单位:
Hematopoietic and immune systems in stress response
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批准号:23H02901
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$12.06万
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财政年份:2023
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负责人:眞鍋 一郎
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依托单位:
Cellular community in survival and pathology
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批准号:22K19516
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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资助金额:$4.16万
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财政年份:2022
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负责人:眞鍋 一郎
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依托单位:
高機能ナノ粒子を用いた不安定プラークの診断=治療法の開発
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批准号:20659124
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.98万
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财政年份:2008
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负责人:眞鍋 一郎
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依托单位:
病態診断機能を持つ高機能化ナノ粒子による心血管疾患診断・治療法の開発
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批准号:19659199
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.92万
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财政年份:2007
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负责人:眞鍋 一郎
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依托单位:
高機能ナノ粒子によるsiRNA治療法・分子イメージング法の開発
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批准号:18659219
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.92万
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财政年份:2006
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负责人:眞鍋 一郎
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依托单位:
脂肪細胞分化の転写因子ネットワークによる病態形成分子機構
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批准号:18052002
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$4.8万
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财政年份:2006
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负责人:眞鍋 一郎
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依托单位:
Zinc finger型転写因子ネットワークによる脂肪細胞機能と形質変換制御機構
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批准号:16046205
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$4.1万
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财政年份:2004
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负责人:眞鍋 一郎
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依托单位:
海外基金