鳥類歌学習の生得的制約:認知モジュールの局在と機能分担
鳥類歌学習の生得的制約:認知モジュールの局在と機能分担
批准号:
11J40220
负责人:
高橋 美樹
金额:
$1.54万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 2013
中文摘要
歌学習をするジュウシマツに、人工的に編集した歌刺激を聞かせ、学習させる実験を行っている。二年目の結果をうけ、音を連続的に発声する間隔が生得的制約として備わっているかどうか検討する実験を継続して行った。被験体となる幼鳥をえるための環境(繁殖つがいを5組幼鳥を育てる仮母3羽)が整い、被験体を5羽増やすことができた。通常の歌からとってきた10個の音を、無音区間(中央値40ms)をはさんで等間隔に並べた系列を聞かせたところ、被験体はお手本となった系列よりも音の間隔があいている歌をうたうようになった。お手本の系列と被験体の歌の時間間隔について解析を行ったところ、音を発声する間隔はお手本と被験体で同じであったが、音と音の間の無音区間はお手本より被験体で40ミリ秒よりも長い間隔が多く、音自体の長さはお手本よりも被験体で短くなっていた。音自体の長さと無音区間の長さの分布を調べると、お手本の系列は、音の長さが20ミリ秒から120ミリ秒まで広い範囲に分布し、無音区間が40ミリ秒に収斂している。一方、実際の歌は音自体の長さにばらつきが少なく、無音区間のばらつきが大きい。お手本が通常の歌と異なる発声間隔であったために、学習がそもそもできていないのか、あるいは発声間隔の制約に基づいた学習によって、被験体の歌はお手本とは異なる発声間隔になったのか、二つの可能性を検討するために隔離飼育個体の歌と通常飼育個体の歌、本実験の被験体の歌を比較した。その結果、本実験の被験体の歌の発声間隔は、隔離飼育個体と通常飼育個体の歌の中間になることがわかった。つまり、学習がまったくできていないのではなく、学習の過程で発声間隔の制約によって、通常に近い発声間隔へと引き戻されている過程を反映していると考えられる。この研究の基盤となる実験として、隔離飼育個体の歌を幼鳥に学習させる文化進化実験を行った。その結果、幼鳥はのちに通常飼育の歌と同様の発声間隔になることがわかっている。これらの結果を合わせて発声間隔の制約に関して論文にまとめる予定である。
英文摘要
歌学習をするジュウシマツに、人工的に編集した歌刺激を聞かせ、学習させる実験を行っている。二年目の結果をうけ、音を連続的に発声する間隔が生得的制約として備わっているかどうか検討する実験を継続して行った。被験体となる幼鳥をえるための環境(繁殖つがいを5組幼鳥を育てる仮母3羽)が整い、被験体を5羽増やすことができた。通常の歌からとってきた10個の音を、無音区間(中央値40ms)をはさんで等間隔に並べた系列を聞かせたところ、被験体はお手本となった系列よりも音の間隔があいている歌をうたうようになった。お手本の系列と被験体の歌の時間間隔について解析を行ったところ、音を発声する間隔はお手本と被験体で同じであったが、音と音の間の無音区間はお手本より被験体で40ミリ秒よりも長い間隔が多く、音自体の長さはお手本よりも被験体で短くなっていた。音自体の長さと無音区間の長さの分布を調べると、お手本の系列は、音の長さが20ミリ秒から120ミリ秒まで広い範囲に分布し、無音区間が40ミリ秒に収斂している。一方、実際の歌は音自体の長さにばらつきが少なく、無音区間のばらつきが大きい。お手本が通常の歌と異なる発声間隔であったために、学習がそもそもできていないのか、あるいは発声間隔の制約に基づいた学習によって、被験体の歌はお手本とは異なる発声間隔になったのか、二つの可能性を検討するために隔離飼育個体の歌と通常飼育個体の歌、本実験の被験体の歌を比較した。その結果、本実験の被験体の歌の発声間隔は、隔離飼育個体と通常飼育個体の歌の中間になることがわかった。つまり、学習がまったくできていないのではなく、学習の過程で発声間隔の制約によって、通常に近い発声間隔へと引き戻されている過程を反映していると考えられる。この研究の基盤となる実験として、隔離飼育個体の歌を幼鳥に学習させる文化進化実験を行った。その結果、幼鳥はのちに通常飼育の歌と同様の発声間隔になることがわかっている。これらの結果を合わせて発声間隔の制約に関して論文にまとめる予定である。
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Divergence and convergence in vocal cultures
声乐文化的分歧与融合
DOI:
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发表时间:
2012
期刊:
Proceedings of The 9th International Conference on the Evolution of Language (Evolang IX)
影响因子:
--
作者:
[笹原和俊, 高橋美樹, 鈴木研太, 岡ノ谷一夫, Miki Takahasi]
通讯作者:
Miki Takahasi
The plasticity of song learning as revealed by a cross-fostering and a multiple tutor experiments in Bengalese finches.
孟加拉雀的交叉饲养和多导师实验揭示了歌曲学习的可塑性。
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Takahasi, M, Kagawa, H.]
通讯作者:
H.
ジュウシマツとその野生種における歌の伝承:疑似自然環境下による検討
日本松及其野生物种的鸣声传播:模拟自然环境下的研究
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Takahasi, M., Kagawa, H., Suzuki, K., Feher, O., Okanoya, K., Miki Takahasi, 高橋美樹]
通讯作者:
高橋美樹
Evolution of vocal cultures in two strains of Bengalese finches.
两种孟加拉雀品种声音文化的演变。
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Takahasi, M., Kagawa, H., Suzuki, K., Feher, O., Okanoya, K.]
通讯作者:
K.
大規模データに基づく動物行動学の新展開
基于大规模数据的动物行为新进展
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
人工知能学会誌
影响因子:
--
作者:
[笹原和俊, 高橋美樹, 鈴木研太, 岡ノ谷一夫]
通讯作者:
岡ノ谷一夫
共 6 条
沖縄音楽専門レコード会社のディスコグラフィー作成 ─録音産業の歴史的研究─
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批准号:21K00230
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.16万
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财政年份:2021
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负责人:高橋 美樹
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依托单位:
乳幼児の発声形成における社会的フィードバックと聴覚フィードバックの役割
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批准号:20K03489
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2020
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负责人:高橋 美樹
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依托单位:
ヒト乳児の前言語発声にみる身体的発達と言語特異的発達
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批准号:16J40180
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$2.08万
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财政年份:2016
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负责人:高橋 美樹
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依托单位:
認知モジュールと環境要因の相互作用による音声学習の発現過程
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批准号:18700264
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.3万
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财政年份:2006
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负责人:高橋 美樹
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依托单位:
学習可能性の拡大に関する至近要因と究極要因:鳥類の歌システムをモデルとした研究
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批准号:03J06650
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.15万
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财政年份:2003
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负责人:高橋 美樹
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依托单位:
海外基金