含リン脱離基法を基盤とする新規糖鎖合成戦略の開発とオリゴ糖鎖合成への応用
含リン脱離基法を基盤とする新規糖鎖合成戦略の開発とオリゴ糖鎖合成への応用
批准号:
11J06758
负责人:
鈴木 規敏
金额:
$0.45万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 2012
中文摘要
申請者は含リン脱離基を基盤としてシアリルルイスXガングリオシドの合成を行った。はじめに申請者の所属する研究室で開発したホスファイト法を機軸とするブタン-2,3-ジアセタール保護したグルコサミン糖供与体を用いたアノマー位にフェニルチオ基を組み込んだガラクトース-2,3-ジオールのグリコシル化を行い、良好な収率、完璧な位置選択性で目的の二糖を得た。次に3工程の変換を経てホスホロジアミダート糖供与体に変換しグルコシルセラミドとのカップリングを行うことで極めて良好な収率で三糖が得られた。本反応ではグルコシルセラミドの溶解性の問題から0℃で反応を行う必要があるため,糖供与体の自己分解が問題となったが,糖供与体の保護基にブタン-2,3-ジアセタールを用いることで良好な結果が得られた。三糖の保護基を除去してジオールに変換し、シアリルガラクトース糖供与体を用いたグリコシル化を行うと、反応は4位水酸基で優先的に進行し、目的の五糖が合成できた。次のフコシル化ではフコース糖供与体と五糖の反応性のミスマッチが問題となったが、ホスホロジアミダート糖供与体を用いて3位水酸基のグリコシル化を行うことで良好な収率で六糖を得ることができた。最後に脱保護を行いシアリルルイスXガングリオシドの合成を達成した。本合成は収束型合成を基盤としており、各フラグメントを合成した後の工程数を低減することができた。これらの結果は、オリゴ糖鎖合成に溶ける含リン脱離基の有用性を示すものである。
英文摘要
申請者は含リン脱離基を基盤としてシアリルルイスXガングリオシドの合成を行った。はじめに申請者の所属する研究室で開発したホスファイト法を機軸とするブタン-2,3-ジアセタール保護したグルコサミン糖供与体を用いたアノマー位にフェニルチオ基を組み込んだガラクトース-2,3-ジオールのグリコシル化を行い、良好な収率、完璧な位置選択性で目的の二糖を得た。次に3工程の変換を経てホスホロジアミダート糖供与体に変換しグルコシルセラミドとのカップリングを行うことで極めて良好な収率で三糖が得られた。本反応ではグルコシルセラミドの溶解性の問題から0℃で反応を行う必要があるため,糖供与体の自己分解が問題となったが,糖供与体の保護基にブタン-2,3-ジアセタールを用いることで良好な結果が得られた。三糖の保護基を除去してジオールに変換し、シアリルガラクトース糖供与体を用いたグリコシル化を行うと、反応は4位水酸基で優先的に進行し、目的の五糖が合成できた。次のフコシル化ではフコース糖供与体と五糖の反応性のミスマッチが問題となったが、ホスホロジアミダート糖供与体を用いて3位水酸基のグリコシル化を行うことで良好な収率で六糖を得ることができた。最後に脱保護を行いシアリルルイスXガングリオシドの合成を達成した。本合成は収束型合成を基盤としており、各フラグメントを合成した後の工程数を低減することができた。これらの結果は、オリゴ糖鎖合成に溶ける含リン脱離基の有用性を示すものである。
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会议论文
含リン脱離基を用いたグリコシル化反応を機軸とするシアリルルイスXガングリオシドの合成
使用含磷离去基团进行糖基化反应合成唾液酸路易斯 X 神经节苷脂
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Takuro Tanaka, Hiroshi Kontani, 田中拓郎, 鈴木規敏]
通讯作者:
鈴木規敏
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