日本語と韓国語補助動詞の意味拡張における歴史語用論的研究
日本語と韓国語補助動詞の意味拡張における歴史語用論的研究
批准号:
12J04500
负责人:
一色 舞子
金额:
$1.28万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2012
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2012 至 2013
中文摘要
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英文摘要
当該年度に実施した研究によって明らかになったことは次の通りである。まず、「-(て)おく」に関しては、上代語から補助動詞的用法が観察され、その後生産性を高めながら意味拡張していく様相を明らかにした。また、前項の語彙的制約を示しつつも、後項との形態的緊密性が高まらないまま文法化したことも明らかにした。一方、「-(て)しまう」の場合は、近世語から次第に用いられ、現代語とほぼ変らない機能を備えているものの、動作の結果状態に評価性を帯びる〈遺憾〉の用法は近世後期の資料から増えはじめる「主観化」の様相が観察された。また、韓国語の場合、「-ておく」に対応する「-e twuta」に関しては、15世紀中世語からすでに補助動詞的用法が観察され、次第に意味拡張させていく様相を明らかにした。日本語の場合と同様、15世紀から18世紀に至るまで前項に語彙的制約が見られ、現代語ほど文法化が進んでいないことを明らかにした。もう一方の「-e nohta」は18世紀資料に数例観察されるのみであり、19世紀以降に補助動詞として文法化していくことが予想される。一方、「-てしまう」に対応する「-e pelita」は、15世紀中世語から補助動詞的用法が多く観察され、既出の二形式よりも早い段階で後項動詞の補助動詞化が生じていたことが明らかとなった。ただ、他の形式と同様に前項に語彙的制約が見られ、現代語ほどには文法化していなかったと考えられる。以上のように、本研究の実施により、日韓両言語の補助動詞における意味拡張の様相が明らかになったのみならず、前項と後項の形態的緊密性や語彙的制約等から補助動詞として文法化していく過程も明かにすることができた。以上のような視点からの分析により、日韓双方の補助動詞構造に留まらない「動詞+動詞」型というより広い枠組みの歴史的発達を捉えるという大局的な研究への発展可能性を見出だした。
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日本語の「-ておく」と韓国語の「-e twuta/-e nohta」における史的研究
日本“-itei”和韩国“-e twuta/-e nohta”的历史研究
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Takuma Noto, Hideki Tomita, Sven Richter, Fabian Schneider, Klaus Wendt, Tetsuo Iguchi, Jun Kawarabayashi, 能任琢真, Kei Masunaga, Kei Masunaga, 益永 圭, Kei Masunaga, Kei Masunaga, 一色舞子]
通讯作者:
一色舞子
日本語と韓国語における複合動詞後項の補助動詞化について
关于日语、韩语复合动词后缀向助动词的转换
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Takuma Noto, Hideki Tomita, Sven Richter, Fabian Schneider, Klaus Wendt, Tetsuo Iguchi, Jun Kawarabayashi, 能任琢真, Kei Masunaga, Kei Masunaga, 益永 圭, Kei Masunaga, Kei Masunaga, 一色舞子, 一色 舞子]
通讯作者:
一色 舞子
中古日本語の「-おく」における語構成分析
二手日语中“奥”的词结构分析
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Takuma Noto, Hideki Tomita, Sven Richter, Fabian Schneider, Klaus Wendt, Tetsuo Iguchi, Jun Kawarabayashi, 能任琢真, Kei Masunaga, Kei Masunaga, 益永 圭, Kei Masunaga, Kei Masunaga, 一色舞子, 一色 舞子, 一色舞子]
通讯作者:
一色舞子
助動詞「-おく」と「-〓〓〓」における意味拡張-中世日本語および中期朝鮮語資料を中心
扩展助动词“-oku”和“-〓〓〓”的含义 - 关注中世纪日语和中古朝鲜材料
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Takuma Noto, Hideki Tomita, Sven Richter, Fabian Schneider, Klaus Wendt, Tetsuo Iguchi, Jun Kawarabayashi, 能任琢真, Kei Masunaga, Kei Masunaga, 益永 圭, Kei Masunaga, Kei Masunaga, 一色舞子, 一色 舞子, 一色舞子, 一色舞子]
通讯作者:
一色舞子
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