抗IAP抗体スクリーニングアレイを用いた癌診断法の構築
抗IAP抗体スクリーニングアレイを用いた癌診断法の構築
批准号:
24390147
负责人:
渡邉 直樹
金额:
$11.81万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份:
2012
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2012-04-01 至 2015-03-31
中文摘要
本研究では、3種類の抗アポトーシス分子に対する自己抗体検出系を確立した。さらに、未治療の大腸癌患者176名を対象とし、既存腫瘍マーカーとの比較検討を行うことで、その診断学的意義を解析した。抗アポトーシス分子の中では、Survivinに対する自己抗体が最も高い陽性率(24.4%)を示した。抗XIAP自己抗体のそれは21.6%と抗Survivin自己抗体に次いで高かったが、陽性例に重複が多く、両者を組み合わせても陽性率は4.8%上昇したにすぎなかった。一方、Livinについては、自己抗体の単独陽性率は9.7%と低かった。抗p53自己抗体の大腸癌における陽性率は16.3~26.0%と報告されており、今回の検討でも29.0%であった。これまで、抗Survivin自己抗体と抗p53自己抗体を組み合わせた場合の病期別陽性率については検討されておらず、不明であった。本研究の結果、早期癌(Stage0+I)で両者の陽性例が完全に独立していること、そのため組み合わせると陽性率が35.6%まで高まることが、初めて明らかになった。他の腫瘍マーカーについては、全症例でみた場合、CEAと抗Survivin自己抗体の組み合わせが50.0%と、最も高い陽性率を示した。しかし、これは進行期(StageⅣ)におけるCEAの陽性率が81.8%と極めて高いことを反映した結果であり、早期癌の検出には適さないと考えられた。本研究では、前癌病変である大腸腺腫患者250名についても解析した。他の腫瘍マーカーが1.2~3.2%であったのに対し、抗Survivin自己抗体の陽性率は18.4%と際立って高かった。これを前述した大腸癌の病期別陽性率と考え併せると、抗Survivin自己抗体は癌形成の極めて初期から出現しており、抗p53自己抗体との組み合わせで、早期大腸癌の検出に有用なことが示唆された。
英文摘要
本研究では、3種類の抗アポトーシス分子に対する自己抗体検出系を確立した。さらに、未治療の大腸癌患者176名を対象とし、既存腫瘍マーカーとの比較検討を行うことで、その診断学的意義を解析した。抗アポトーシス分子の中では、Survivinに対する自己抗体が最も高い陽性率(24.4%)を示した。抗XIAP自己抗体のそれは21.6%と抗Survivin自己抗体に次いで高かったが、陽性例に重複が多く、両者を組み合わせても陽性率は4.8%上昇したにすぎなかった。一方、Livinについては、自己抗体の単独陽性率は9.7%と低かった。抗p53自己抗体の大腸癌における陽性率は16.3~26.0%と報告されており、今回の検討でも29.0%であった。これまで、抗Survivin自己抗体と抗p53自己抗体を組み合わせた場合の病期別陽性率については検討されておらず、不明であった。本研究の結果、早期癌(Stage0+I)で両者の陽性例が完全に独立していること、そのため組み合わせると陽性率が35.6%まで高まることが、初めて明らかになった。他の腫瘍マーカーについては、全症例でみた場合、CEAと抗Survivin自己抗体の組み合わせが50.0%と、最も高い陽性率を示した。しかし、これは進行期(StageⅣ)におけるCEAの陽性率が81.8%と極めて高いことを反映した結果であり、早期癌の検出には適さないと考えられた。本研究では、前癌病変である大腸腺腫患者250名についても解析した。他の腫瘍マーカーが1.2~3.2%であったのに対し、抗Survivin自己抗体の陽性率は18.4%と際立って高かった。これを前述した大腸癌の病期別陽性率と考え併せると、抗Survivin自己抗体は癌形成の極めて初期から出現しており、抗p53自己抗体との組み合わせで、早期大腸癌の検出に有用なことが示唆された。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
DOI:
10.1111/bjh.12116
发表时间:
2013-02-01
期刊:
BRITISH JOURNAL OF HAEMATOLOGY
影响因子:
6.5
作者:
[Goto, Maki, Kuribayashi, Kageaki, Watanabe, Naoki]
通讯作者:
Watanabe, Naoki
Intracellular superoxide dismutase activity defines invasiveness of the murine T-lymphoma cell line L5187Y-ML25 in vitro and in vivo.
细胞内超氧化物歧化酶活性定义了小鼠 T 淋巴瘤细胞系 L5187Y-ML25 在体外和体内的侵袭性。
DOI:
10.1016/j.leukres.2012.07.021
发表时间:
2013
期刊:
Leuk Res
影响因子:
--
作者:
[Kataoka K, et al, 片岡宏介, Tanaka M]
通讯作者:
Tanaka M
Prophylactic and therapeutic effects Acanthopanax senticosus HARMS extract on murine collagen-induced arthritis.
刺五加HARMS提取物对小鼠胶原诱导的关节炎的预防和治疗作用。
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
Phytother Res
影响因子:
7.2
作者:
[Takahashi Y, Tanaka M, Murai R, Kuribayashi K, Kobayashi D, Yanagihara N, Watanabe N.]
通讯作者:
Watanabe N.
Identification of a bectoriolysis-associated virulence factor against lung epithelial cells in Pseudomonas aeruginosa PAO1 cell lysate.
铜绿假单胞菌 PAO1 细胞裂解液中针对肺上皮细胞的矢量分解相关毒力因子的鉴定。
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
Microb Pathog
影响因子:
--
作者:
[Shinagawa M, Kobayashi D, Goto M, Tanaka M, Kuribayashi K, Yanagihara N, Watanabe N.]
通讯作者:
Watanabe N.
Staniocalcin-1 promotes metastasis in a human breast cancer cell line through activation of PI3K.
Staniocalcin-1 通过激活 PI3K 促进人乳腺癌细胞系的转移。
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
Clin Exp Metastasis
影响因子:
--
作者:
[Murai R, Tanaka M, Takahashi Y, Kuribayashi K, Kobayashi D, Watanabe N.]
通讯作者:
Watanabe N.
共 6 条
ケンペルと18世紀ベルリンの啓蒙主義者ドームとの思想史的連関についての研究
-
批准号:19652022
-
项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
-
资助金额:$1.86万
-
财政年份:2007
-
负责人:渡邉 直樹
-
依托单位:
海外基金