ビス(ビベンジル)型天然物は新たな膜障害性抗MRSA薬となり得るか!
ビス(ビベンジル)型天然物は新たな膜障害性抗MRSA薬となり得るか!
批准号:
26293027
负责人:
宮地 弘幸
金额:
$6.57万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份:
2014
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2014-04-01 至 2016-03-31
中文摘要
【化学面】 平成27年度は各種大環状ビス(ビベンジル)誘導体の、膜障害性抗MRSA作用発現の必要最小構造を特定するための非環状ベンジル誘導体の合成と抗菌活性の解析を行った。その結果、各種非環状ビス(ビベンジル)が抗MRSA活性、殺菌的抗菌作用、膜障害性(エチジウムブロマイドの菌体内外の流入・流出と、菌内のK+イオン濃度が低下,Na+イオン濃度上昇)を示すことを明らかにした。このことより、大環状構造は活性発現には必須ではないが、高活性発現の十分条件であることを明らかに出来た。【計算化学面】 平成27年度も,引き続き非環状分子について同様の解析を行い,さらに分子間の弱い相互作用を適切に取り込んだ解析を,多量体化と活性との関係を考察した。【生物活性面】RCは細胞膜に何らかの障害を与えていることで様々な物質の透過性を上昇させ,抗菌活性を示すことが示唆された。羊赤血球を用いてRCの溶血活性を測定し、MRSAに対するMICの10倍の濃度を加えても溶血活性は少ししか上昇しないことを見出した。走査型電子顕微鏡観察で枯草菌ではRC処理で表面構造の変化が認められた。グラム陰性菌ではRCは抗菌活性を示さなかった。しかしグラム陰性菌のRND型多剤排出ポンプの遺伝子を破壊した腸炎ビブリオ株では、抗菌活性が見られるようになった。Riccardin C 誘導体(以下、RC)の作用機構を明らかにするために、26年度の結果を発展させ、(1)細胞から抽出した脂質を用いて作成したリポソームに対する影響の解析、(2)RC耐性に関わる腸炎ビブリオの遺伝子の同定、(3)腸炎ビブリオにおける新規RND型多剤排出ポンプの影響解析、を行った結果、RC誘導体の標的はおそらく膜タンパク質であることが考えられた。
英文摘要
【化学面】 平成27年度は各種大環状ビス(ビベンジル)誘導体の、膜障害性抗MRSA作用発現の必要最小構造を特定するための非環状ベンジル誘導体の合成と抗菌活性の解析を行った。その結果、各種非環状ビス(ビベンジル)が抗MRSA活性、殺菌的抗菌作用、膜障害性(エチジウムブロマイドの菌体内外の流入・流出と、菌内のK+イオン濃度が低下,Na+イオン濃度上昇)を示すことを明らかにした。このことより、大環状構造は活性発現には必須ではないが、高活性発現の十分条件であることを明らかに出来た。【計算化学面】 平成27年度も,引き続き非環状分子について同様の解析を行い,さらに分子間の弱い相互作用を適切に取り込んだ解析を,多量体化と活性との関係を考察した。【生物活性面】RCは細胞膜に何らかの障害を与えていることで様々な物質の透過性を上昇させ,抗菌活性を示すことが示唆された。羊赤血球を用いてRCの溶血活性を測定し、MRSAに対するMICの10倍の濃度を加えても溶血活性は少ししか上昇しないことを見出した。走査型電子顕微鏡観察で枯草菌ではRC処理で表面構造の変化が認められた。グラム陰性菌ではRCは抗菌活性を示さなかった。しかしグラム陰性菌のRND型多剤排出ポンプの遺伝子を破壊した腸炎ビブリオ株では、抗菌活性が見られるようになった。Riccardin C 誘導体(以下、RC)の作用機構を明らかにするために、26年度の結果を発展させ、(1)細胞から抽出した脂質を用いて作成したリポソームに対する影響の解析、(2)RC耐性に関わる腸炎ビブリオの遺伝子の同定、(3)腸炎ビブリオにおける新規RND型多剤排出ポンプの影響解析、を行った結果、RC誘導体の標的はおそらく膜タンパク質であることが考えられた。
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Bis(bibenzyl) 型天然物を先導化合物とした新規膜障害性抗 MRSA 薬の創製
以双(联苄)型天然产物为先导化合物开发新型膜损伤性抗MRSA药物
DOI:
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发表时间:
2014
期刊:
影响因子:
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作者:
[小守 寿人, 川根 徹也, 森石 武史, 高田 美生, 小守 壽文, ○斧田賢嗣 ,森田大地 ,澤田紘実 ,石坪江梨花 , 松野研司,常盤広明 ,黒田照夫,宮地弘幸]
通讯作者:
○斧田賢嗣 ,森田大地 ,澤田紘実 ,石坪江梨花 , 松野研司,常盤広明 ,黒田照夫,宮地弘幸
抗MRSA薬を天然に学び創る
自然地学习和创造抗 MRSA 药物
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
作者:
[森石 武史, 小守 寿人, 小守 壽文, 宮地 弘幸]
通讯作者:
宮地 弘幸
Riccardin誘導体の抗菌活性と作用機序の解析
Riccardin衍生物的抗菌活性及作用机制分析
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
作者:
[森田大地, 澤田紘実, 小川和加野, 宮地弘幸, 黒田照夫]
通讯作者:
黒田照夫
構造生物学的構造活性相関に基づく創薬
基于结构生物构效关系的药物发现
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Komori H, Miyazaki T, Yoshida C, Komori T, 宮地 弘幸]
通讯作者:
宮地 弘幸
膜障害性抗MRSA活性を有する 大環状ビス(ビベンジル)型天然物誘導体の活性発現必須構造解析
结构分析对于具有膜损伤性抗 MRSA 活性的大环双(联苄)型天然产物衍生物的活性表达至关重要
DOI:
--
发表时间:
2016
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kenji Onoda, Hiromi Sawada, Daichi Morita, Kana Fujii, Hiroaki Tokiwa, Teruo Kuroda, and Hiroyuki Miyachi, 中井伊都子, 藤井佳那,森田大地,斧田賢嗣,澤田紘実,黒田照夫,宮地弘幸]
通讯作者:
藤井佳那,森田大地,斧田賢嗣,澤田紘実,黒田照夫,宮地弘幸
共 7 条
宿主脂質動態制御に基づくC型肝炎治療の化学基盤
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批准号:15K14978
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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资助金额:$2.41万
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财政年份:2015
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负责人:宮地 弘幸
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依托单位:
海外基金