マウス精巣性テラトーマ形成に関わる新規原因遺伝子の同定
マウス精巣性テラトーマ形成に関わる新規原因遺伝子の同定
批准号:
15J03847
负责人:
宮嵜 岳大
金额:
$1.79万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2015
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2015-04-24 至 2018-03-31
中文摘要
本研究の目的は、マウスの精巣に発症する始原生殖細胞を起源としたテラトーマ形成の原因遺伝子の同定である。昨年度までに私は胎仔精巣を移植することによりテラトーマ(ETT)の形成を誘発する原因遺伝子が存在する領域ett1, ett2とett3を同定している。精巣生テラトーマ形成系統と非形成系統のマウスを用いエクソームシークエンス解析を行い、この3領域に変異遺伝子が存在していることを明らかにした。本年度はett1領域に存在している変異遺伝子Mc4rについて原因遺伝子であるか検証するためにゲノム編集 (ノックイン) マウスの作出を行った。遺伝子改変技術としてはCRISPR/Cas9システムを用いた。候補遺伝子Mc4rに対し、2つのgRNAとCas9タンパク質と変異型配列を持つシングルストランドオリゴデオキシリヌクレオチド(ssODN)を設計し野生型系統への変異型配列のノックインを試みた。受精卵への導入方法としてはエレクトロポレーターを用いたTAKE(Technique for Animal Knockout system by Electroporation)法を用いた。これまでに110個の2細胞期胚を移植し、13匹の産仔を得ることができた。その得られた13匹の産仔のうち10匹でゲノムに変異を導入することが出来た(76.9%)。得られた産仔のほとんどが2つのgRNAに挟まれた領域に塩基の挿入欠損によるアミノ酸の置換やストップコドン獲得などの変異が導入されていたが、目的の変異のノックイン(KI)マウスも得ることが出来た(20%)。Mc4rがett1の原因遺伝子であるか検証するため、ノックアウト(KO)マウスの交配を行った。野生型の胎仔精巣を移植したものは成体精巣内で胎仔精巣由来の精細管が分化し精子形成が進行していたが、KO型の胎仔精巣を野生型系統成体精巣に移植したものは成体精巣内でケラチンパールを形成していた。この移植実験によりETT様の組織を形成したことから、Mc4rがテラトーマ形成の原因遺伝子である可能性が強く示唆された。
英文摘要
本研究の目的は、マウスの精巣に発症する始原生殖細胞を起源としたテラトーマ形成の原因遺伝子の同定である。昨年度までに私は胎仔精巣を移植することによりテラトーマ(ETT)の形成を誘発する原因遺伝子が存在する領域ett1, ett2とett3を同定している。精巣生テラトーマ形成系統と非形成系統のマウスを用いエクソームシークエンス解析を行い、この3領域に変異遺伝子が存在していることを明らかにした。本年度はett1領域に存在している変異遺伝子Mc4rについて原因遺伝子であるか検証するためにゲノム編集 (ノックイン) マウスの作出を行った。遺伝子改変技術としてはCRISPR/Cas9システムを用いた。候補遺伝子Mc4rに対し、2つのgRNAとCas9タンパク質と変異型配列を持つシングルストランドオリゴデオキシリヌクレオチド(ssODN)を設計し野生型系統への変異型配列のノックインを試みた。受精卵への導入方法としてはエレクトロポレーターを用いたTAKE(Technique for Animal Knockout system by Electroporation)法を用いた。これまでに110個の2細胞期胚を移植し、13匹の産仔を得ることができた。その得られた13匹の産仔のうち10匹でゲノムに変異を導入することが出来た(76.9%)。得られた産仔のほとんどが2つのgRNAに挟まれた領域に塩基の挿入欠損によるアミノ酸の置換やストップコドン獲得などの変異が導入されていたが、目的の変異のノックイン(KI)マウスも得ることが出来た(20%)。Mc4rがett1の原因遺伝子であるか検証するため、ノックアウト(KO)マウスの交配を行った。野生型の胎仔精巣を移植したものは成体精巣内で胎仔精巣由来の精細管が分化し精子形成が進行していたが、KO型の胎仔精巣を野生型系統成体精巣に移植したものは成体精巣内でケラチンパールを形成していた。この移植実験によりETT様の組織を形成したことから、Mc4rがテラトーマ形成の原因遺伝子である可能性が強く示唆された。
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マウス精巣性テラトーマ形成に関わる新規原因遺伝子候補領域, ett1の同定
小鼠睾丸畸胎瘤形成中涉及的新致病基因候选区域 ett1 的鉴定
DOI:
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发表时间:
2016
期刊:
影响因子:
--
作者:
[宮嵜 岳大, 高林 秀次, 加藤 秀樹, 野口 基子, 徳元俊伸, 宮嵜岳大,中島美記子,大平幸夫,高林秀次,加藤 秀樹,佐藤 正宏,野口基子,徳元俊伸]
通讯作者:
宮嵜岳大,中島美記子,大平幸夫,高林秀次,加藤 秀樹,佐藤 正宏,野口基子,徳元俊伸
実験的精巣性テラトーマの形成に関わる候補領域の同定
鉴定参与实验性睾丸畸胎瘤形成的候选区域
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
影响因子:
--
作者:
[宮嵜岳大, 高林秀次, 加藤秀樹, 野口基子, 徳元俊伸]
通讯作者:
徳元俊伸
実験的精巣性テラトーマの原因遺伝子の探索
实验性睾丸畸胎瘤致病基因的寻找
DOI:
--
发表时间:
2016
期刊:
影响因子:
--
作者:
[宮嵜 岳大, 高林 秀次, 加藤 秀樹, 野口 基子, 徳元俊伸]
通讯作者:
徳元俊伸
DOI:
--
发表时间:
2016
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Takehiro Miyazaki, Mikiko Nakashima, Yukio Ohira, Shuji Takabayashi, Hideki Katoh, Motoko Noguchi, Toshnobu Tokumoto]
通讯作者:
Toshnobu Tokumoto
マウス精巣性テラトーマ形成の新規原因遺伝子の探索
寻找小鼠睾丸畸胎瘤形成的新致病基因
DOI:
--
发表时间:
2016
期刊:
影响因子:
--
作者:
[宮嵜 岳大, 高林 秀次, 加藤 秀樹, 野口 基子, 徳元俊伸]
通讯作者:
徳元俊伸
共 6 条
活性酸素による減数分裂制御機構の解明
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批准号:24K18049
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2024
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负责人:宮嵜 岳大
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依托单位:
海外基金