幼児の他者関係における規範理解・表出
幼児の他者関係における規範理解・表出
批准号:
15J11905
负责人:
辻谷 真知子
金额:
$1.79万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2015
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2015-04-24 至 2018-03-31
中文摘要
前年度までの調査・分析をもとに、4月に博士論文「幼児の規範意識の変容過程に関する検討」を執筆・提出し同月の教授会で受理され、7月の口述審査にて合格、同月の教授会にて承認された。博士論文では、幼児期における規範を「保育場面で幼児が『~すべきである』と捉える・捉えうる社会規範」と広く定義した上で、保育場面における幼児の規範の捉え方と示し方の発達過程および変容のメカニズムの解明を目的とした。得られた知見は以下3点である。第一に、幼児の規範理解の発達過程として、3歳から4歳で推測が可能となり5歳にかけて精緻化し、同時に他者への規範の示し方も変容するが、その発達過程や変容は、他者をどの程度どのように規範の判断基準とするのかによって異なる。第二に、集団では、幼児が規範を示すことにより規範が可視化され共有される一方、相手の応答などにより規範が問い直される可能性がある。第三に、規範を示す幼児と示される幼児との関係は、幼児間の長期的な関係について検討する手がかりとなる。上記の一部として、規範の示し方が幼児間のやりとりや規範の共有に与える影響について検討するため、保育所3歳児16名の卒園までの観察データにより検討した。その結果、幼児は相手に従わせる意図だけでなく自分の主張や反論を伝える際に言葉遣いの規範を方略的に示しており、根拠なく示した規範も幼児間では共有されうること、ただし規範の内容によって幼児の理解の発達や示し方が異なることが示唆された(「保育学研究」第56巻に掲載予定)。また、同一のクラスの継続的な観察から、規範を示す・示されるというやりとりと、幼児間の関係性とが関連していることを見出した(2017年8月のヨーロッパ国際幼児教育学会にてポスター発表)。その他、東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センターのプロジェクトの一環で園庭に関する研究も実施した。
英文摘要
前年度までの調査・分析をもとに、4月に博士論文「幼児の規範意識の変容過程に関する検討」を執筆・提出し同月の教授会で受理され、7月の口述審査にて合格、同月の教授会にて承認された。博士論文では、幼児期における規範を「保育場面で幼児が『~すべきである』と捉える・捉えうる社会規範」と広く定義した上で、保育場面における幼児の規範の捉え方と示し方の発達過程および変容のメカニズムの解明を目的とした。得られた知見は以下3点である。第一に、幼児の規範理解の発達過程として、3歳から4歳で推測が可能となり5歳にかけて精緻化し、同時に他者への規範の示し方も変容するが、その発達過程や変容は、他者をどの程度どのように規範の判断基準とするのかによって異なる。第二に、集団では、幼児が規範を示すことにより規範が可視化され共有される一方、相手の応答などにより規範が問い直される可能性がある。第三に、規範を示す幼児と示される幼児との関係は、幼児間の長期的な関係について検討する手がかりとなる。上記の一部として、規範の示し方が幼児間のやりとりや規範の共有に与える影響について検討するため、保育所3歳児16名の卒園までの観察データにより検討した。その結果、幼児は相手に従わせる意図だけでなく自分の主張や反論を伝える際に言葉遣いの規範を方略的に示しており、根拠なく示した規範も幼児間では共有されうること、ただし規範の内容によって幼児の理解の発達や示し方が異なることが示唆された(「保育学研究」第56巻に掲載予定)。また、同一のクラスの継続的な観察から、規範を示す・示されるというやりとりと、幼児間の関係性とが関連していることを見出した(2017年8月のヨーロッパ国際幼児教育学会にてポスター発表)。その他、東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センターのプロジェクトの一環で園庭に関する研究も実施した。
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幼稚園ホームページの掲載写真:子どもの姿を伝える内容に着目して
幼儿园主页张贴照片:注重传达孩子形象的内容
DOI:
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发表时间:
2016
期刊:
影响因子:
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作者:
[Tatsuhiko Mukuta, Jamila G. Vaughan, Stefano Stagni, Massimiliano Massi, Kazuhide Koike, Osamu Ishitani, Shin-ya Koshihara, Ken Onda, 辻谷真知子, Machiko Tsujitani, 辻谷真知子・石田佳織・宮田まり子, 辻谷真知子・石田佳織・秋田喜代美・杉本貴代・宮田まり子・宮本雄太, 辻谷真知子・秋田喜代美・杉本貴代・石田佳織・宮田まり子・宮本雄太, 辻谷真知子・石田佳織・宮本雄太, 辻谷真知子, 辻谷真知子・秋田喜代美・砂上史子・高木恭子・中坪史典・箕輪潤子]
通讯作者:
辻谷真知子・秋田喜代美・砂上史子・高木恭子・中坪史典・箕輪潤子
園庭の実態と実践(7)
园林现状与实践(七)
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Tatsuhiko Mukuta, Jamila G. Vaughan, Stefano Stagni, Massimiliano Massi, Kazuhide Koike, Osamu Ishitani, Shin-ya Koshihara, Ken Onda, 辻谷真知子, Machiko Tsujitani, 辻谷真知子・石田佳織・宮田まり子, 辻谷真知子・石田佳織・秋田喜代美・杉本貴代・宮田まり子・宮本雄太, 辻谷真知子・秋田喜代美・杉本貴代・石田佳織・宮田まり子・宮本雄太, 辻谷真知子・石田佳織・宮本雄太]
通讯作者:
辻谷真知子・石田佳織・宮本雄太
規範を示す幼児の発話 - 4歳頃における発話の多寡と主張に着目して-
表现规范的儿童言语 - 关注 4 岁左右的言语和断言的数量
DOI:
--
发表时间:
2016
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Machiko Tsujitani, Kiyomi Akita, Mariko Miyata, Yuta Miyamoto, Takayo Sugimoto, 辻谷 真知子, 辻谷真知子]
通讯作者:
辻谷真知子
保育内容 環境[第3版]
育儿内容环境[第3版]
DOI:
--
发表时间:
2018
期刊:
影响因子:
--
作者:
[秋田 喜代美, 増田 時枝, 安見 克夫, 箕輪 潤子]
通讯作者:
箕輪 潤子
保育場面における規範に関する研究の動向と展望
儿童保育环境规范研究趋势与展望
DOI:
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发表时间:
2017
期刊:
東京大学大学院教育学研究科紀要
影响因子:
--
作者:
[T. Mukuta, S. Tanaka, A. Inagaki, S. Koshihara, K. Onda, 辻谷真知子]
通讯作者:
辻谷真知子
共 23 条
保育施設における規範の共有・変容過程の検討:子どもと保育者による捉え方に着目して
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批准号:23K12741
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2023
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负责人:辻谷 真知子
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依托单位:
保育実践における規範に関する検討:園や保育者の保育観に着目して
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批准号:21K20262
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项目类别:Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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资助金额:$0.67万
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财政年份:2021
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负责人:辻谷 真知子
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依托单位:
Practice and Values Related to Norms in Early Childhood Education and Care
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批准号:18J01873
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$2.83万
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财政年份:2018
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负责人:辻谷 真知子
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依托单位:
海外基金