エクソソーム解析を基軸とする「持続性知覚性誘発めまい(PPPD)」の病態解明
エクソソーム解析を基軸とする「持続性知覚性誘発めまい(PPPD)」の病態解明
批准号:
22K09755
负责人:
野村 泰之
金额:
$2.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
本研究は、なぜ持続性知覚性誘発めまい(PPPD)という疾患が内耳前庭の障害に起因しつつも身体の他領域にも関わる多様な症状・病態を示すのか、という疑問の一端を、近年着目されてきているエクソソームによる細胞外への情報伝達機構をふまえた検討・解明を目指すものである。PPPDの発端となるめまいなどの内耳前庭障害疾患においては内耳前庭細胞において小胞体ストレス誘導性細胞死が生じているとも考えられ、そこではアポトーシスやオートファジーなどの細胞処理機構が働き疾患病態を誘導していると考えられる。さらにPPPDは平衡障害のみならず心因性、視覚性、など内耳前庭とは隔たった遠隔臓器に関連する多様な機能的症状を呈することが知られている。そこで本研究では、内耳前庭培養細胞(UB/UE-1)に対してツニカマイシン処理による小胞体ストレスを与えてアポトーシスやオートファジーの出現の有無を検討するとともに、多様な機能的症状をもたらす要因としてのエクソソームの細胞外情報伝達の可能性を検討するものである。まず、マウスの卵形嚢系内耳前庭培養細胞であるUB/UE-1にツニカマイシン処理をおこない小胞体ストレスを引き起こすことで、経時的な観察によりアポトーシスとオートファジーの有無を検証する。そこでは細胞死の有無を確認するとともに、アポトーシスとオートファジーの伝達経路の活性化の検証のためウエスタンブロット法でCHOP、cleaved caspase-3、cleaved PARP、LC3などの発現の有無を検証する。さらにツニカマイシン処理したUB/UE-1細胞からエクソソームを含む細胞外小胞が放出されているかを検証する。そのためツニカマイシン処理細胞の培養上清からエクソソームの単離をおこない形態観察、ウエスタンブロット解析でのエクソソーム特異的表面マーカーの検証、ナノサイト計測による粒子の解析を行うものである。
英文摘要
本研究は、なぜ持続性知覚性誘発めまい(PPPD)という疾患が内耳前庭の障害に起因しつつも身体の他領域にも関わる多様な症状・病態を示すのか、という疑問の一端を、近年着目されてきているエクソソームによる細胞外への情報伝達機構をふまえた検討・解明を目指すものである。PPPDの発端となるめまいなどの内耳前庭障害疾患においては内耳前庭細胞において小胞体ストレス誘導性細胞死が生じているとも考えられ、そこではアポトーシスやオートファジーなどの細胞処理機構が働き疾患病態を誘導していると考えられる。さらにPPPDは平衡障害のみならず心因性、視覚性、など内耳前庭とは隔たった遠隔臓器に関連する多様な機能的症状を呈することが知られている。そこで本研究では、内耳前庭培養細胞(UB/UE-1)に対してツニカマイシン処理による小胞体ストレスを与えてアポトーシスやオートファジーの出現の有無を検討するとともに、多様な機能的症状をもたらす要因としてのエクソソームの細胞外情報伝達の可能性を検討するものである。まず、マウスの卵形嚢系内耳前庭培養細胞であるUB/UE-1にツニカマイシン処理をおこない小胞体ストレスを引き起こすことで、経時的な観察によりアポトーシスとオートファジーの有無を検証する。そこでは細胞死の有無を確認するとともに、アポトーシスとオートファジーの伝達経路の活性化の検証のためウエスタンブロット法でCHOP、cleaved caspase-3、cleaved PARP、LC3などの発現の有無を検証する。さらにツニカマイシン処理したUB/UE-1細胞からエクソソームを含む細胞外小胞が放出されているかを検証する。そのためツニカマイシン処理細胞の培養上清からエクソソームの単離をおこない形態観察、ウエスタンブロット解析でのエクソソーム特異的表面マーカーの検証、ナノサイト計測による粒子の解析を行うものである。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
海外基金