植民地期の朝鮮人作家の「二言語創作」―植民地／帝国の知的ネットワークを中心に

殖民时期韩国作家的“双语创作”：聚焦殖民地/帝国知识网络

• 批准号: 21J00821
• 负责人: 高橋 梓
• 金额: $ 1.58万
• 依托单位: University of Niigata Prefecture
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2021
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2021-04-28 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-21J00821/
• 关键词: 朝鮮近代文学; 日本語文学; 二言語創作; 植民地文学; 翻訳; 中国文学; 台湾文学; 植民地出身作家; 二言語

本研究の目的は、植民地期の朝鮮人作家の「二言語創作」に注目することで、朝鮮人作家の創作が植民地／帝国の知的ネットワークの影響を受けながら形成されたものとして捉え直すものである。上記の目的のもと、2022年度は植民地朝鮮での中国文学・台湾文学の翻訳状況について調査・分析を行った。併せて、植民地期の朝鮮人作家の日本語作品における女性表象についての調査・分析も行った。植民地朝鮮の作家は複数の言語によって創作をする中で、植民地／帝国におけるさまざまな知的ネットワーク（作家の交流、朝鮮語／日本語の読書経験）の影響を受けていた。さらに、日本語は日本文学・日本人作家との出会いをもたらすだけではなく、中国文学・台湾文学や中国人作家・台湾人作家との出会いを同時にもたらすことになった。このような問題関心から、2022年度は前年度に引き続き植民地朝鮮での中国文学・台湾文学の翻訳状況についての文献資料の調査を行い、調査結果をもとに学会発表を行った（「金史良の日本留学経験ー朝鮮人移住労働者、台湾文学者との交流を中心に」仇甫学会2022年上半期第34回定期学術大会「帝国の中の植民地、植民地の中の帝国」、2022年4月23日）。また、本研究課題を進める中で、朝鮮人作家の日本語作品において男性主体が主に描かれるのに対し、朝鮮人女性の問題が後景化してしまう問題に関心を持つようになった。同テーマについても前年度に引き続き調査・分析を行い、論文（「金史良の日本語作品に描かれた朝鮮人女性」『コリアン・スタディーズ』第10号、国際高麗学会日本支部、2022年6月）を発表することができた。本研究課題については、辞退により1年半で終了となった。今後も植民地期の朝鮮人作家の二言語創作や女性表象に関連した研究を進め、国内外の朝鮮文学研究に新たな視座を提供できるように研究成果を発表していきたい。

This study period の は の purpose, people in north Korean writer の に attention す "two words" る こ と の で, north Korean writer / の empire が plant people know ネ ッ ト ワ ー ク の を by け な が ら form さ れ た も の と し て catch え straight す も の で あ る. Written の purpose の も と, 2022 annual は plant to north Korea で の Chinese literature, Taiwan literature の condition turn 訳 に つ い を line っ て investigation, analysis た. And せて, zhi Minji, <s:1> Korean writer <s:1> Japanese work における female representation に て て て て investigation and analysis せて line った. Plant to north Korea の writer は plural words の に よ っ て creation を す る で, plant people / に empire お け る さ ま ざ ま な known ネ ッ ト ワ ー ク (author の communication, Korean/Japanese の 読 book 経 験) の を by け て い た. は さ ら に, Japanese language, Japanese literature the Japanese writer と の will い を も た ら す だ け で は な く や, Chinese literature, Taiwan literature Chinese writer, a Taiwanese writer と の will い を also に も た ら す こ と に な っ た. こ の よ う な problem masato heart か ら, 2022 annual に before は き 続 き plant to north Korea で の Chinese literature, Taiwan literature の condition turn 訳 に つ い て の literature の を い, survey results を も と に learn 発 table line を っ た (" gold Shi Liang の Japan study abroad 経 験 ー move north koreans live 労 働 person, Taiwan literature と の communication に "を center QiuFu society The 34th Regular Academic Conference of the first half of 2022, "Empire in the Middle of the River, Zhi Min Di, Zhi Min Di in the middle of the River Empire", April 23, 2022. ま た, this research topic を into め る で, north Korean writer の Japanese works に お い て male subject が main に tracing か れ る の に し seaborne, north Korean women の problem が foreground し て し ま う problem に masato heart を hold つ よ う に な っ た. With テ ー マ に つ い て も before annual に lead き 続 き を い, paper investigation, analysis (" gold Shi Liang の Japanese works に tracing か れ た north Korean women "" コ リ ア ン · ス タ デ ィ ー ズ" 10th, international society for Korea Japan branch, June 2022) を 発 table す る こ と が で き た. This research project に に て て て て, and the dismissal of によ に for one and a half years で came to an end となった. In も plant people in the future period の の two words north koreans writer や women appearance に masato even し を た research into め, の Korean literature research at home and abroad new た に な take を provide で き る よ う に research を 発 table し て い き た い.

项目成果

富山妙子が出会った金芝河ー訪韓ルポルタージュと詩画集『深夜』（1976）を中心に（韓国語による論文）

远山妙子遇见的金地河——以她的韩国访问报道和诗画集《深夜》（1976）（韩文论文）为中心

• 发表时间: 2022
• 期刊: 東方學志
• 作者: Iwasa Yoh;Hara Akane;Ozone Shihomi;原朱音;原朱音,中岡慎治;高橋梓;高橋梓
• 通讯作者: 高橋梓

金史良の日本語作品に描かれた朝鮮人女性

金诗良日本作品中描绘的韩国女性

• 发表时间: 2022
• 期刊: コリアン・スタディーズ
• 作者: Iwasa Yoh;Hara Akane;Ozone Shihomi;原朱音;原朱音,中岡慎治;高橋梓
• 通讯作者: 高橋梓

教員情報詳細 高橋 梓 タカハシ アズサ Azusa TAKAHASHI

教员信息详情 高桥梓

日本で韓国近代文学を翻訳／研究する：日本の韓国文学の出版および研究状況を中心に （韓国語よる発表）

在日本翻译/研究韩国现代文学：关注日本韩国文学的出版和研究现状（韩语演讲）

• 发表时间: 2022
• 作者: Kawamura Atsuki;Katayama Yuta;Kakegawa Wataru;Ino Daisuke;Nishiyama Masaaki;Yuzaki Michisuke;Nakayama Keiichi I.;高橋梓
• 通讯作者: 高橋梓

「金史良文学を生成した台湾文学者とのネットワークと中国文学への関心―「エナメル靴の捕虜」（1939）、「郷愁」（1941）、「Q伯爵」（1942）を中心に」（韓国語による発表）

与创造金士良文学的台湾文学人物的网络以及对中国文学的兴趣：聚焦《漆鞋的囚徒》（1939）、《乡愁》（1941）和《Q伯爵》 (1942)（韩国）日语演示）

• 发表时间: 2021
• 作者: Atsuki Kawamura;Yuta Katayama;Keiichi I. Nakayama;and Masaaki Nishiyama;高橋梓;高橋梓;高橋梓
• 通讯作者: 高橋梓