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18世紀フランスにおける自伝文学の成立過程の研究

18世紀フランスにおける自伝文学の成立過程の研究
18世纪法国自传文学形成过程研究
批准号:
20K12978
负责人:
石田 雄樹
金额:
$1.91万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31

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项目成果

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本年度は、前年度に引き続き、18世紀フランスにおける自伝の生成過程において重要な役割を果たしたレチフ・ド・ラ・ブルトンヌ作品の分析を中心に行った。特にフランス革命下のパリの様相を写実的に描き出したルポルタージュ作品『パリの夜』の検討に取り組んだ。『パリの夜』はレチフが実際に見聞した出来事が記述されており、自伝的要素が重要な役割を担っている。しかし、注意すべきは、レチフ作品の常として、レチフの創作が多分に含まれている点である。そこで、本研究では、そのような『パリの夜』の文体的特徴を物語論的視点から分析した。その結果、人称代名詞・動詞時制・ダイクシス等に着目することによって、効率的にテクスト分析が可能であることを示した。また、虚構と事実の混交という多層性がレチフの自伝の文体の最大の特徴であることを併せて指摘した。また、同じくフランス革命を題材としたジュール・ミシュレ『フランス革命史』と上記の『パリの夜』を比較分析した。これは著名な歴史書として知られるミシュレの文体とレチフの文体を比較することにより、18世紀フランスにおける自伝的テクストの特徴をより詳細に明らかにすることを目指したためである。分析の結果、ミシュレにおいてはレチフにも見られる語りの多層性がより発展した形で観察できること、内容面においてはミシュレは国民主義的な意識が強く、フランス人というアイデンティティの構築を目指していることを明らかにした。一方、レチフにおいては、ミシュレほど叙述の技法は洗練されてはいないが、フランス革命を当事者として生きた迫真性こそが『パリの夜』の大きな特徴であること、また、革命という苦難を経て、レチフは自身の文学の目標を自伝的文学の執筆による個人的幸福の実現とするに至ったことを指摘した。
期刊论文(12)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
語りと主観性
叙事性和主观性
DOI: --
发表时间: 2022
期刊:
影响因子: --
作者: [ミシェル・ドゥロン(著), 鈴木球子(訳), 阿部 宏]
通讯作者: 阿部 宏
レチフ・ド・ラ・ブルトンヌにおける自己同一性の探究:『パリの夜』を中心に
《雷蒂夫·德拉布列东》中的自我认同探索:聚焦《巴黎之夜》
DOI: --
发表时间: 2020
期刊:
影响因子: --
作者: [Valerij Cretchko, Hey Hyun Nam, Susumu Nonaka, SooHwan Kim 編, 石田雄樹]
通讯作者: 石田雄樹
DOI: --
发表时间: 2017
期刊:
影响因子: --
作者: [Mori Keisuke, Iwadate Yutaka, Ueda Takefumi, 森啓輔, 森啓輔, MORI Keisuke, 石田雄樹, 石田雄樹, Yuki ISHIDA]
通讯作者: Yuki ISHIDA
DOI: --
发表时间: 2022
期刊: Etudes retiviennes
影响因子: --
作者: [Eri Tanaka(他パネリスト:Kumiko Yamada, Andrew Fitzsimons, Kazuo Yokouchi), Yuki ISHIDA]
通讯作者: Yuki ISHIDA
12
    レチフ・ド・ラ・ブルトンヌ『ムッシュー・ニコラ』における幸福の研究
    • 批准号:
      16J01332
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for JSPS Fellows
    • 资助金额:
      $0.83万
    • 财政年份:
      2016
    • 负责人:
      石田 雄樹
    • 依托单位:
    海外基金