ヒト未分化細胞から誘導した肺上皮細胞のメッシュ上培養を用いた感染症研究への展開
ヒト未分化細胞から誘導した肺上皮細胞のメッシュ上培養を用いた感染症研究への展開
批准号:
21H02925
负责人:
伊藤 功朗
金额:
$8.4万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
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英文摘要
京都大学医学部附属病院呼吸器外科において施行された肺摘出組織から肺初代上皮細胞を用いて、感染症研究モデルとしての上皮シート開発を継続した。第一に、マイクロメッシュに細胞外マトリクスの薄膜を張った培養基材について、薄膜をPFA固定したものを低濃度の細胞外マトリクスでコートすることで良好な接着が得られており、細胞間接着分子である上皮型カドヘリン、オクルディン、および肺胞上皮マーカーの発現について、固定標本の免疫蛍光染色と定量的RT-PCRで確認した。本研究におけるマイクロメッシュと細胞外マトリクスの薄膜を組み合わせた培養基材において、薄膜の厚さを測定したところ、約1~3μmであった。これは、生体内における厚さ数十~数百nmの基底膜より厚いものの、市販の樹脂や生体高分子を用いた培養基材(厚さ数百μm)より格段に薄く、肺胞上皮細胞と血管内皮細胞が基底膜を介して近接し、ガスや物質の交換を行うモデルの構築を可能にするものと考えられた。これを踏まえ、薄膜の片面に肺胞上皮を、他の面にはヒト肺の毛細血管由来の血管内皮細胞を播種し、肺胞の機能単位を再現したモデルの開発に着手した。血管内皮細胞はメッシュ上でCD31を発現する単層シートを形成した。当初はメッシュ上への定着を維持することが課題であったが、薄膜をコートする細胞外マトリクスの種類と濃度を調整することにより、1週間程度の維持が可能となった。
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