下垂体未分化細胞の分化転換における組織特異的転写因子PROP1の機能解析
下垂体未分化細胞の分化転換における組織特異的転写因子PROP1の機能解析
批准号:
12J10032
负责人:
吉田 彩舟
金额:
$1.73万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2012
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2012-04-01 至 2015-03-31
中文摘要
本研究は下垂体特異的転写因子PROP1の幹・前駆細胞における機能解析ならびに、それら幹・前駆細胞を支持する微小環境(Niche)の解析を目的としている。具体的には 1. ChIP-Seq法を用いたPROP1の標的遺伝子探索、さらに、2. Nicheで特異的に機能するシグナル分子の同定と機能解析を行う。本年度の研究成果は以下の通りである。1. PROP1の標的遺伝子探索:今年度までに抗体の準備ならびに実験系の構築、ならびにChIP-Seq解析用のサンプル準備が終了した。現在、次世代シークエンサーを用いた委託解析を予定している。2. Nicheを制御するシグナル分子の同定と機能解析:本年度は前年度に見出した、下垂体幹・前駆細胞Nicheで発現するシグナル伝達分子ephrin-B2/EphB3の活性化機序に関して解析を行った。組織化学的解析から、成体下垂体におけるephrin-B2とEphB3の存在様式は不活性型のCis-interactionを形成していることを確認した。一方で、分化の盛んな出生直後では、EphB3とのCis-interactionが解除され、ニッチ周囲に存在するACTH産生細胞が発現するEphB2と活性型のTrans-interactionを形成していることを見出した。これらの知見から、下垂体の幹・前駆細胞ニッチではCis-interactionを利用したニッチ内部における第1次的(抑制的)な制御と、周囲の分化細胞を利用した第2次的(活性的)な制御により、幹・前駆細胞の幹細胞性維持と、分化転換におけるニッチからの離脱が制御されているという、新たなモデルが示唆された。本研究内容の一部は筆頭著者としてCell Tissue Res.に投稿し、受理された。現在、さらに2報の論文として取りまとめ、投稿準備をしている。
英文摘要
本研究は下垂体特異的転写因子PROP1の幹・前駆細胞における機能解析ならびに、それら幹・前駆細胞を支持する微小環境(Niche)の解析を目的としている。具体的には 1. ChIP-Seq法を用いたPROP1の標的遺伝子探索、さらに、2. Nicheで特異的に機能するシグナル分子の同定と機能解析を行う。本年度の研究成果は以下の通りである。1. PROP1の標的遺伝子探索:今年度までに抗体の準備ならびに実験系の構築、ならびにChIP-Seq解析用のサンプル準備が終了した。現在、次世代シークエンサーを用いた委託解析を予定している。2. Nicheを制御するシグナル分子の同定と機能解析:本年度は前年度に見出した、下垂体幹・前駆細胞Nicheで発現するシグナル伝達分子ephrin-B2/EphB3の活性化機序に関して解析を行った。組織化学的解析から、成体下垂体におけるephrin-B2とEphB3の存在様式は不活性型のCis-interactionを形成していることを確認した。一方で、分化の盛んな出生直後では、EphB3とのCis-interactionが解除され、ニッチ周囲に存在するACTH産生細胞が発現するEphB2と活性型のTrans-interactionを形成していることを見出した。これらの知見から、下垂体の幹・前駆細胞ニッチではCis-interactionを利用したニッチ内部における第1次的(抑制的)な制御と、周囲の分化細胞を利用した第2次的(活性的)な制御により、幹・前駆細胞の幹細胞性維持と、分化転換におけるニッチからの離脱が制御されているという、新たなモデルが示唆された。本研究内容の一部は筆頭著者としてCell Tissue Res.に投稿し、受理された。現在、さらに2報の論文として取りまとめ、投稿準備をしている。
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Rapid Change of Nestin-Positive Cells in the Pituitary during the First Postnatal Growth Wave.
在第一次出生后生长浪潮期间,垂体中巢蛋白阳性细胞的快速变化。
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Saishu Yoshida, Hideji Yako, Takako Kato, Yukio Kato.]
通讯作者:
Yukio Kato.
Presence of the juxtacrine factor EphrinB2 in a rat pituitary stem/progenitor cell niche
大鼠垂体干/祖细胞微环境中近分泌因子 EphrinB2 的存在
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Saishu Yoshida, Kouhei Kawai, Takako Kato, Yukio Kato]
通讯作者:
Yukio Kato
DOI:
10.1007/s00441-013-1713-8
发表时间:
2013-12-01
期刊:
CELL AND TISSUE RESEARCH
影响因子:
3.6
作者:
[Chen, Mo, Kato, Takako, Kato, Yukio]
通讯作者:
Kato, Yukio
下垂体幹・前駆細胞で機能する Ephrin シグナル分子の探索.
寻找在垂体干细胞和祖细胞中发挥作用的肝配蛋白信号分子。
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[吉田彩舟, 関田雅世, 樋口雅司, 陳黙, 津田光芳, 加藤たか子, 加藤幸雄.]
通讯作者:
加藤幸雄.
Paired-related homeodomain proteins Prxl and Prx2 are expressed in embryonic pituitary stem/progenitor cells and may be involved in the early stage of pituitary differentiation.
配对相关同源结构域蛋白Prx1和Prx2在胚胎垂体干/祖细胞中表达,并且可能参与垂体分化的早期阶段。
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
Journal of Neuroendocrinology
影响因子:
3.2
作者:
[Susa T, Kato T, Yoshida S, Yako M, HIguchi M, Kato Y.]
通讯作者:
Kato Y.
共 25 条
Hedgehogシグナルの新規な活性化機構に基づく薬剤耐性がん細胞の克服
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批准号:24K10341
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2024
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负责人:吉田 彩舟
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依托单位:
一次繊毛を介して組織発生を制御する新規リン酸化酵素DYRK2の標的分子解明
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批准号:21K06192
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2021
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负责人:吉田 彩舟
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依托单位:
二様の下垂体幹・前駆細胞ニッチを制御するephrin/Ephシグナリングの解明
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批准号:15J11564
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$2.83万
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财政年份:2015
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负责人:吉田 彩舟
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依托单位:
海外基金