アメリカとカナダの相互作用による責任政府・権力分立・連邦制の政治思想的発展
アメリカとカナダの相互作用による責任政府・権力分立・連邦制の政治思想的発展
批准号:
20J01045
负责人:
上村 剛
金额:
$2.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-24 至 2023-03-31
中文摘要
今年度はマディソンの連邦制論を歴史叙述という角度から中心に検討した。大統領制時代についてはなお検討の余地が残っているものの、1790年代についての研究は大きく進展した。とりわけ、彼がどのようにして帝国ー植民地関係を連邦論へと変容させるために、古典古代の歴史叙述に頼りつつ同時代のアメリカ連邦制について適用させようとしたのかについて論文を執筆した。これを共編著の論文集としてまとめた。権力分立論の展開については、ジェイムズ・ウィルソンや連邦最高裁の司法権論の展開を軸に検討を行った。また権力の機能と対応する機関のズレについて連邦憲法制定後の建国者たちはしばしば議論を行っており、例えば外交権といった問題がどのように1790年代に受け止められたのかを、マディソンとハミルトンを中心に検討した。その結果、責任という問題と執行権の単一性の問題が改めて重要であることを明らかにした。同時に18世紀の権力分立論の特徴をより浮き彫りにするために、20世紀の政治思想家フリードリヒ・ハイエクの権力分立論と思想史理解とについて論文を執筆し、彼の18世紀理解と古代ギリシアとの関係について、理論的特徴を分析した。同論文は『年報政治学』に掲載される予定である。グローバル思想史については、依然として大陸と島々とにおける政治思想の前提の差異についての理論的検討を行ったほか、方法論的前提について、時間意識の問題について議論を進展させ、『現代思想』に小論を発表した。
英文摘要
今年度はマディソンの連邦制論を歴史叙述という角度から中心に検討した。大統領制時代についてはなお検討の余地が残っているものの、1790年代についての研究は大きく進展した。とりわけ、彼がどのようにして帝国ー植民地関係を連邦論へと変容させるために、古典古代の歴史叙述に頼りつつ同時代のアメリカ連邦制について適用させようとしたのかについて論文を執筆した。これを共編著の論文集としてまとめた。権力分立論の展開については、ジェイムズ・ウィルソンや連邦最高裁の司法権論の展開を軸に検討を行った。また権力の機能と対応する機関のズレについて連邦憲法制定後の建国者たちはしばしば議論を行っており、例えば外交権といった問題がどのように1790年代に受け止められたのかを、マディソンとハミルトンを中心に検討した。その結果、責任という問題と執行権の単一性の問題が改めて重要であることを明らかにした。同時に18世紀の権力分立論の特徴をより浮き彫りにするために、20世紀の政治思想家フリードリヒ・ハイエクの権力分立論と思想史理解とについて論文を執筆し、彼の18世紀理解と古代ギリシアとの関係について、理論的特徴を分析した。同論文は『年報政治学』に掲載される予定である。グローバル思想史については、依然として大陸と島々とにおける政治思想の前提の差異についての理論的検討を行ったほか、方法論的前提について、時間意識の問題について議論を進展させ、『現代思想』に小論を発表した。
期刊论文(11)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
三権分立神話の誕生――マディソンのモンテスキュー受容・再考
分权神话的诞生:麦迪逊对孟德斯鸠的接受与反思
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Sachith Bhagyashree MAHESHA1, Sushant GHIMIRE, Takuya OKAMOTO, Tomokazu UMEYAMA, Yuta TAKANO, Hiroshi IMAHORI, Vasudevanpillai BIJU, 戸次鵬人, 上村剛]
通讯作者:
上村剛
「政治思想はいつ過去になるのか」
“政治观念什么时候成为过去?”
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
『現代思想』
影响因子:
--
作者:
[Most Farida Khatun, Takuya Okamoto, Vasudevanpillai Biju, 上村剛]
通讯作者:
上村剛
「立法府は立法権を行使しているか?」
“立法机关正在行使立法权吗?”
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
『年報政治学』
影响因子:
--
作者:
[Most Farida Khatun, Takuya Okamoto, Vasudevanpillai Biju, 上村剛, 望月美希, 上村剛]
通讯作者:
上村剛
「独裁官と憲法改正――ジェファソンにおけるローマとヴァージニア」
“独裁者与宪法改革:杰斐逊的罗马和弗吉尼亚”
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
『政治思想研究』
影响因子:
--
作者:
[Most Farida Khatun, Takuya Okamoto, Vasudevanpillai Biju, 上村剛, 望月美希, 上村剛, 上村剛]
通讯作者:
上村剛
アメリカ革命と歴史叙述の政治思想――ドミニオン・セオリーをめぐる対抗
美国革命与史学政治思想:统治理论的冲突
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
社会思想史研究
影响因子:
--
作者:
[Masataka Aoki, Nozomi Nakahara, Masataka Kusube, Kazuaki Syutsubo, 上村剛]
通讯作者:
上村剛
共 10 条
アメリカ独立革命期の陰謀論と言語の政治思想史
-
批准号:23K18771
-
项目类别:Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
-
资助金额:$1.25万
-
财政年份:2023
-
负责人:上村 剛
-
依托单位:
18世紀後半の英国における政治的責任の思想史
-
批准号:16J08091
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$0.83万
-
财政年份:2016
-
负责人:上村 剛
-
依托单位:
海外基金