音調中和過程の地域的多様性・特異性と新たな標準化の成立機序
音調中和過程の地域的多様性・特異性と新たな標準化の成立機序
批准号:
20K00536
负责人:
那須 昭夫
金额:
$2.0万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
①接尾辞「-方」を含む派生語(V方)のアクセント・②「ナガラ」を含む節の音調変異に関して研究を進めた。①「V方」のアクセントの標準語からの逸脱について『日本語話し言葉コーパス(CSJ)』の発話データを分析し、平板化に向かう逸脱に地域差が生じていることを明らかにした。また、方言地域出身者が標準語を運用する際に生じる母方言からの干渉のしくみを、主に近畿地方出身話者の発話を対象とした定量的分析を通じて明らかにした。この研究成果は日本音声学会の学会誌『音声研究』に投稿し第26巻1号に学術論文として掲載された。②平板動詞に「ナガラ」が接続した形式(平板ナラガ節)でのアクセントの逸脱(起伏化)の実態をCSJの発話データの分析を通じて検討した。その結果、(a)首都圏地域出身話者の発話では5割ほどの頻度で起伏化が生じていること、(b)関東周辺地域出身話者の発話では起伏化率が3割程度に抑制されていること、(c)反対に西日本の中輪東京式アクセント地域出身話者の発話では8割を超える起伏化率が認められたことを明らかにした。加えて、この点に関わる事実を統計的観点から精査すべくロジスティック回帰モデルを構築し、ナガラに前接する動詞の拍数と話者の出身地域の違いが平板ナガラ節の起伏化にどのような影響を以て関わっているか分析した。その結果、(a)首都圏地域出身話者と無アクセント地域話者では起伏化の頻度こそ近似しているものの、前者で動詞の語長と起伏化率との対応が見られる一方で、後者では対応が見られずランダムに起伏化を起こしている可能性が高いこと、(b)関東周辺地域出身話者の文法状態は起伏化に保守的ではあるものの、動詞の語長と起伏化率との対応が見られる点で、起伏化の様態そのものは首都圏地域出身話者のそれと質的に同様であることを見いだした。この研究成果は第36回日本音声学会全国大会にて発表した。
英文摘要
①接尾辞「-方」を含む派生語(V方)のアクセント・②「ナガラ」を含む節の音調変異に関して研究を進めた。①「V方」のアクセントの標準語からの逸脱について『日本語話し言葉コーパス(CSJ)』の発話データを分析し、平板化に向かう逸脱に地域差が生じていることを明らかにした。また、方言地域出身者が標準語を運用する際に生じる母方言からの干渉のしくみを、主に近畿地方出身話者の発話を対象とした定量的分析を通じて明らかにした。この研究成果は日本音声学会の学会誌『音声研究』に投稿し第26巻1号に学術論文として掲載された。②平板動詞に「ナガラ」が接続した形式(平板ナラガ節)でのアクセントの逸脱(起伏化)の実態をCSJの発話データの分析を通じて検討した。その結果、(a)首都圏地域出身話者の発話では5割ほどの頻度で起伏化が生じていること、(b)関東周辺地域出身話者の発話では起伏化率が3割程度に抑制されていること、(c)反対に西日本の中輪東京式アクセント地域出身話者の発話では8割を超える起伏化率が認められたことを明らかにした。加えて、この点に関わる事実を統計的観点から精査すべくロジスティック回帰モデルを構築し、ナガラに前接する動詞の拍数と話者の出身地域の違いが平板ナガラ節の起伏化にどのような影響を以て関わっているか分析した。その結果、(a)首都圏地域出身話者と無アクセント地域話者では起伏化の頻度こそ近似しているものの、前者で動詞の語長と起伏化率との対応が見られる一方で、後者では対応が見られずランダムに起伏化を起こしている可能性が高いこと、(b)関東周辺地域出身話者の文法状態は起伏化に保守的ではあるものの、動詞の語長と起伏化率との対応が見られる点で、起伏化の様態そのものは首都圏地域出身話者のそれと質的に同様であることを見いだした。この研究成果は第36回日本音声学会全国大会にて発表した。
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接尾辞「-方」の音調変異にみる語長と母方言の影響
词长和母语对后缀“-ho”声调变化的影响
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yasunaga, Daichi, 西成彦, 今中舞衣子, 丸尾誠, 高橋義人・久山雄甫, 那須昭夫・今田水穂・文昶允・田川拓海]
通讯作者:
那須昭夫・今田水穂・文昶允・田川拓海
Neutralization and paradigm simplification : Recent accentual variation in the cardinal numerals
中和和范式简化:基数词最近的重音变化
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
Phonological Studies
影响因子:
--
作者:
[那須 昭夫, 今田 水穂, 文 昶允, 田川 拓海, 宋 恵媛, 池上嘉彦, 越門勝彦, 西成彦, 高橋義人, 西槇偉(共著), 崔 チョンア, 山口善成, Akiko Manabe, 宋恵媛, 高橋義人, 生駒夏美, 西成彦, Nasu Akio]
通讯作者:
Nasu Akio
Accentual Variations in Derived Nouns Containing the Suffix -<i>kata</i>: Interference from Native Dialect Observed in the Frequency of De-accentuation
含有后缀-<i>kata</i>的派生名词的重音变异:母语方言对去重音频率的干扰
DOI:
10.24467/onseikenkyu.26.1_1
发表时间:
2022
期刊:
Journal of the Phonetic Society of Japan
影响因子:
--
作者:
[那須 昭夫, 今田 水穂, 文 昶允, 田川 拓海]
通讯作者:
田川 拓海
式保存型接尾辞「-方」の音調形成
保留表达的后缀“-ho”的声调形成
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
プロソディー研究の新展開
影响因子:
--
作者:
[熊本大学文学部附属漱石・八雲教育研究センター・NPO法人くまもと漱石文化振興会編, 丸尾誠, Daichi Yasunaga, Akiko Manabe, 那須昭夫]
通讯作者:
那須昭夫
平板ナガラ節の起伏化に見る地域的多様性
平坦的长良节点的浮雕中看到了区域多样性
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[岩津航, 上田望, 粕谷雄一, 佐藤文彦, 杉山欣也, 山口善成, 山本卓, 那須昭夫・今田水穂・菅野倫匡]
通讯作者:
那須昭夫・今田水穂・菅野倫匡
標準日本語の地域的変種における中和指向型アクセント変化の動態記述
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批准号:24K03834
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.58万
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财政年份:2024
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负责人:那須 昭夫
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依托单位:
オノマトペの韻律計算機構の獲得と変異に関する研究
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批准号:16720089
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$1.28万
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财政年份:2004
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负责人:那須 昭夫
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依托单位:
日本語オノマトペの韻律特性に関する研究
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批准号:13710307
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:2001
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负责人:那須 昭夫
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依托单位:
海外基金