PK-PD理論に基づいたMRSA感染症治療薬の投与方法の確立

基于PK-PD理论的MRSA感染治疗药物给药方法的建立

• 批准号: 22927005
• 负责人: 金澤 直子
• 金额: $ 0.36万
• 依托单位: Kagoshima University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
• 财政年份: 2010
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2010 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-22927005/
• 关键词: MRSA; MIC; リネゾリド

MRSA感染症治療薬であるバンコマイシン(VCM)、テイコプラニン(TEIC)、リネゾリド(LZD)はPK-PD理論に基づいてAUC/MICに従って投与することが推奨されている。さらに、VCMおよびTEICは治療薬物モニタリングが推奨され、有効治療濃度域が決定されているが、近年、VCMのMICが感受性でありながら徐々に上昇していることが報告され、今までの有効治療濃度域では治療が困難になりつつある。したがって、各種抗菌薬のMICを詳細に求め、患者個々に応じた治療を行うことが有効率を上げるために非常に重要である。そこで、本研究ではMRSAに対するVCM、TEIC、LZDのMICをEtestにより算出し、さらに、それらMICとVCM、TEIC、LZDの抗菌薬使用密度(AUD)を比較することで、抗菌薬の使用量が耐性化に関与しているかどうか検討した。MRSAは2005から2009年までに入院患者から検出された305株を用いた。AUDはVCM、TEIC、LZDのdefined daily doseをそれぞれ2.0g、0.4g、1.2gとして、1年毎に5年分算出した。CLSIに基づくとVCM、TEIC、LZDは全MRSA株に対して感受性であった。VCM、TEIC、LZDの2005年のMIC_<90>はそれぞれ2.0、1.0、0.75μg/mLであり、2009年のMIC_<90>は2.0、1.5、1.5μg/mLであった。LZDのMICのみ年々有意に(Steel-Dwassの方法、p<0.05)上昇していた。さらに、VCM、TEIC、LZDのAUDとMRSAに対するそれぞれのMICを年次的に比較したところ、LZDのAUDとMICに正の相関関係(r^2=0.516)が認められた。したがって、今後LZDの使用量と耐性化については十分注意しなければならない。

The treatment of MRSA infection is related to the clinical symptoms (VCM, TEIC, LZD). The basic theory of AUC/MIC infection is based on the theory of HIV infection. In recent years, VCM

项目成果

重症感染症患者におけるテイコプラニンの初回高用量負荷投与についての検討

重症感染患者初始大剂量替考拉宁负荷给药研究

• 发表时间: 2010
• 作者: 金澤直子;他
• 通讯作者: 他

Clostridium difficileトキシン陽性患者の患者背景および治療効果に関する検討

艰难梭菌毒素阳性患者背景及治疗效果研究

• 发表时间: 2011
• 作者: 金澤直子;他
• 通讯作者: 他

An initial dosing method for teicoplanin based on the area under the serum concentration-time curve (AUC) required for MRSA eradication

基于根除 MRSA 所需的血清浓度-时间曲线下面积 (AUC) 的替考拉宁初始给药方法

• 发表时间: 2011
• 期刊: Journal of Infection and Chemotherapy
• 影响因子: 2.2
• 作者: Naoko Kanazawa;Kazuaki Matsumoto;Kazuro Ikawa;Tomohide Fukamizu;Akari Shigemi;Keiko Yaji;Yoshihiro Shimodozono;Norifumi Morikawa;Yasuo Takeda;Katsushi Yamada
• 通讯作者: Katsushi Yamada

Determination of teicoplanin trough concentration target and appropriate total dose during the first 3 days: a retrospective study in patients with MRSA infections

• DOI: 10.1007/s10156-010-0038-8
• 发表时间: 2010-06-01
• 期刊: JOURNAL OF INFECTION AND CHEMOTHERAPY
• 影响因子: 2.2
• 作者: Matsumoto, Kazuaki;Kanazawa, Naoko;Yamada, Katsushi
• 通讯作者: Yamada, Katsushi