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近代日本文学における植民地主義の研究

近代日本文学における植民地主義の研究
日本现代文学中的殖民主义研究
批准号:
09710387
负责人:
西原 大輔
金额:
$0.9万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 1998

项目摘要

项目成果

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平成十年度は、引き続き、近代日本文学の中のオリエンタリズムについて研究を行った。主に対象としたのは、谷崎潤一郎による「支那趣味」の文学である。大正時代の日本では、異国趣味の文学が大いに盛んになった。その先鞭をつけたのが、谷崎潤一郎である。彼は中国を憧憬し、その風俗物産の発するエキゾティックな美しさに熱中する。しかし、谷崎の中国に関する言説を検討してゆくと、そこにはオリエンタリズムの観念がしばしば見られる。中国について語る時、この作家は「幻想」「空想」「不思議な」「奇怪な」といった語彙をキーワードとして用い、中国を古代そのままの、進歩のない国として表象している。中国を描くにあたって、谷崎は西洋で形成されたオリエンタリズムを利用したのである。本研究では、「支那趣味」が誕生した原因・背景を三つにわけて検討した。第一に、中国旅行の流行である。一九一一年、鴨緑江鉄橋が完成し、日本から朝鮮半島経由で大陸にわたることが可能となった。また西洋列強によって建設されていた中国国内の鉄道によって、中国を比較的容易に旅行できるようになった。これが、多くの文学者や画家の大陸旅行となって現れた。第二に、エキゾティシズムの伝播である。北原白秋らにはじまる南蛮趣味は、荷風の江戸趣味を経て、谷崎の「支那趣味」に影響していった。そして第三に挙げるべきは、永井荷風経由のオリエンタリズム受容である。『あめりか物詔』『ふらんす物語』で、荷風は西洋人が東洋人を表象するやり方、即ちオリエンタリズムを自分のものとして繰り広げた。熱烈な荷風愛読者だった谷崎は、このオリエンタリズムを、中国やインドに応用してゆく。これが「支那趣味」の誕生をもたらしたのである。
期刊论文(4)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
西原大輔: "「支那趣味美術」年表-日本のオリエンタリズム-" 駿河台大学論叢. 16号. 195-214 (1998)
西原大辅:“‘中国爱好艺术’的年表——日本的东方主义”《骏河台大学评论》第 16 期。195-214(1998 年)。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
西原大輔: "海外での谷崎研究-ブタペスト会議報告をかねて-" 國文學(學燈社). 43(6). 114-117 (1998)
西原大辅:“谷崎海外研究 - 准备布达佩斯会议报告”Kokubungaku (Gakutosha) 43(6) (1998)。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
西原大輔: "Tanizaki Jun'ichiro's Discourse on China" 駿河台大学論叢. 15号. 43-50 (1997)
西原大辅:“谷崎润一郎对中国的论述”《骏河台大学评论》第 15 期。43-50(1997 年)。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
西原大輔: "江戸趣味と支那趣味" 季刊ア-ガマ. 143号. 160-172 (1997)
西原大辅:《江户爱好与中国爱好》季刊第 143. 160-172 (1997)。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
網膜色素上皮形成メカニズムに関わる転写因子Pax6の多面的機能の解析
  • 批准号:
    10J07029
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for JSPS Fellows
  • 资助金额:
    $1.34万
  • 财政年份:
    2010
  • 负责人:
    西原 大輔
  • 依托单位:
近代日本の帝国美術ネットワークの研究
  • 批准号:
    17652015
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Exploratory Research
  • 资助金额:
    $1.28万
  • 财政年份:
    2005
  • 负责人:
    西原 大輔
  • 依托单位:
海外基金