受容体機能調節酵素に対する麻酔関連薬剤の影響と加齢・病態による変動の解析
受容体機能調節酵素に対する麻酔関連薬剤の影響と加齢・病態による変動の解析
批准号:
11770834
负责人:
斎藤 繁
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1999
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1999 至 2000
中文摘要
ラット前脳シナプトゾームを用いた実験により、揮発性麻酔薬ハロタンがベータ受容体燐酸化酵素の酵素活性をどの様に修飾するか検討した。この際、酵素活性は、この燐酸化酵素によって特異的に燐酸化される合成ペプチドを基質として測定した。また、燐酸化酵素の細胞内局在をこの酵素に対する特異抗体を用いて調べた。その結果、ハロタンは、ベータ受容体燐酸化酵素の細胞質分画から細胞膜分画への移動を促進することが推察された。この効果には用量依存性が認められたことから、何らかの薬理学的な作用によりもたらされた効果であると考えられた。ベータ受容体燐酸化酵素の細胞膜への移動は、受容体脱感作の重要なステップであると言われていることから、ハロセンは受容体脱感作の過程を修飾する作用があるものと思われる。類似の現象がCキナーゼにおいても認められることが、当研究室を含む複数の施設から報告されているが、揮発性麻酔薬の全てが、このような効果を有するのか、他の燐酸化酵素への影響も同様なのかは今後の重要な研究課題である。臨床医学的検討事項として、静脈麻酔薬プロポフォールおよびチオバルビツールが交感神経刺激に対する心血管系の反応をどの様に修飾するか、電気痙攣療法時の循環変動をモデルとして検討した。更に、ベータ遮断薬やカルシウム拮抗薬がその循環変動に影響を与えるかどうか、併せて検討した。その結果、プロポフォールは交感神経刺激による心血管系変動、特に脳血流速度変化をチオバルビツールよりも強力に抑制することが判明した。また、この交感神経刺激抑制作用は、降圧剤として臨床使用される薬剤のなかでは、ベータ遮断薬のみでなく、一酸化窒素供給作用を持つ血管拡張薬にも認められることが推察された。以上のことから、揮発性麻酔薬ならびに静脈麻酔薬は交感神経系神経伝達を修飾することが、実験的ならびに臨床的に示唆された。
英文摘要
ラット前脳シナプトゾームを用いた実験により、揮発性麻酔薬ハロタンがベータ受容体燐酸化酵素の酵素活性をどの様に修飾するか検討した。この際、酵素活性は、この燐酸化酵素によって特異的に燐酸化される合成ペプチドを基質として測定した。また、燐酸化酵素の細胞内局在をこの酵素に対する特異抗体を用いて調べた。その結果、ハロタンは、ベータ受容体燐酸化酵素の細胞質分画から細胞膜分画への移動を促進することが推察された。この効果には用量依存性が認められたことから、何らかの薬理学的な作用によりもたらされた効果であると考えられた。ベータ受容体燐酸化酵素の細胞膜への移動は、受容体脱感作の重要なステップであると言われていることから、ハロセンは受容体脱感作の過程を修飾する作用があるものと思われる。類似の現象がCキナーゼにおいても認められることが、当研究室を含む複数の施設から報告されているが、揮発性麻酔薬の全てが、このような効果を有するのか、他の燐酸化酵素への影響も同様なのかは今後の重要な研究課題である。臨床医学的検討事項として、静脈麻酔薬プロポフォールおよびチオバルビツールが交感神経刺激に対する心血管系の反応をどの様に修飾するか、電気痙攣療法時の循環変動をモデルとして検討した。更に、ベータ遮断薬やカルシウム拮抗薬がその循環変動に影響を与えるかどうか、併せて検討した。その結果、プロポフォールは交感神経刺激による心血管系変動、特に脳血流速度変化をチオバルビツールよりも強力に抑制することが判明した。また、この交感神経刺激抑制作用は、降圧剤として臨床使用される薬剤のなかでは、ベータ遮断薬のみでなく、一酸化窒素供給作用を持つ血管拡張薬にも認められることが推察された。以上のことから、揮発性麻酔薬ならびに静脈麻酔薬は交感神経系神経伝達を修飾することが、実験的ならびに臨床的に示唆された。
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S Saito,Y Kadoi,T Nara,M Sudo,H Obata,T Morita,F Goto: "The comparative effects of propofol versus thiopental on middle cerebral artery blood flow velocity during electroconvulsive therapy."Anesthesia and Analgesia. 91. 1531-1536 (2000)
S Saito,Y Kadoi,T Nara,M Sudo,H Obata,T Morita,F Goto:“异丙酚与硫喷妥钠对电休克治疗期间大脑中动脉血流速度的比较影响。”麻醉和镇痛。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
斎藤繁 門井雄司 大山明弘 後藤文夫: "Halothane facilitates the translocation of GRK-2 from cytosol to membrane and the phosphorylation of B2-adrenergic receptor in rat synaptosomes"Canadian Journal of Anaesthesia. 47・1(印刷中). (2000)
Shigeru Saito、Yuji Kadoi、Akihiro Oyama、Fumio Goto:“氟烷促进 GRK-2 从细胞质到膜的易位以及大鼠突触体中 B2 肾上腺素受体的磷酸化”《加拿大麻醉杂志》47·1(出版中)。 (2000)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
S Saito,Y Kadoi,N Iriuchijima,H Obata,K Arai,T Morita,F Goto: "Reduction of cerebral hyperemia with anti-hypertensive medication after electroconvulsive therapy."Canadian Journal of Anaesthesia. 47. 767-774 (2000)
S Saito、Y Kadoi、N Iriuchima、H Obata、K Arai、T Morita、F Goto:“电休克治疗后使用抗高血压药物减少脑充血。”加拿大麻醉杂志。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Shigeru Saito,Yuji Kadoi,Akihiro Ohyama,Fumio Goto: "Halothane facilitates the translocation of GRK-2 and phosphorylation of beta2-adrenergic receptor in rat synaptosomes."Canadian Journal of Anaesthesia. 47. 73-80 (2000)
Shigeru Saito、Yuji Kadoi、Akihiro Ohyama、Fumio Goto:“氟烷促进大鼠突触体中 GRK-2 的易位和 β2-肾上腺素受体的磷酸化。”加拿大麻醉杂志。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
斎藤繁: "血小板由来脂質メディエーター、リゾフォスファチジン酸の神経突起再生現象に及ぼす影響について"蘇生. 19. 16-22 (2000)
Shigeru Saito:“血小板衍生脂质介质溶血磷脂酸对神经突再生现象的影响”复苏。
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
重度障害児のコミュニケーション方法の研究
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批准号:07610232
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.22万
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财政年份:1995
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负责人:斎藤 繁
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依托单位:
重度障害児の絵記号学習におけるシンタックスの形成
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批准号:04801027
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1992
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负责人:斎藤 繁
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依托单位:
自閉症児の絵記号学習についての研究
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批准号:02801032
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.02万
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财政年份:1990
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负责人:斎藤 繁
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依托单位:
精神薄弱児の最適学習条件についての研究
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批准号:X00095----061007
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (D)
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资助金额:$0.17万
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财政年份:1975
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负责人:斎藤 繁
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依托单位:
精神薄弱児及び正常児の偶発的学習についての研究
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批准号:X00095----861076
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (D)
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资助金额:$0.16万
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财政年份:1973
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负责人:斎藤 繁
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依托单位:
最重度精神薄弱児の治療教育学的研究
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批准号:X45095-----81586
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (D)
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资助金额:$0.09万
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财政年份:1970
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负责人:斎藤 繁
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依托单位:
重度精神薄弱児の記憶保持についての研究
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批准号:X43095-----81553
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (D)
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资助金额:$0.08万
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财政年份:1968
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负责人:斎藤 繁
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依托单位:
海外基金