糖鎖抗原を介した口腔癌細胞の転移機序の解析
糖鎖抗原を介した口腔癌細胞の転移機序の解析
批准号:
11771282
负责人:
蔵原 慎一
金额:
$1.41万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1999
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1999 至 2000
中文摘要
癌細胞が転移するための重要なステップである癌細胞と内皮細胞との接着に着目し、内皮細胞上に発現するE-セレクチンとそのリガンドで、癌細胞上に発現される糖鎖抗原シアリルルイスA(sLe^a)が口腔扁平上皮癌のリンパ節転移と相関することを免疫組織学的に見い出した。次に、マウスによる癌転移実験モデルを用いたin vivoの実験においてsLe^aの関与を証明すること試みた。(1)FACSにて口腔扁平上皮細胞株8種のsLe^aおよびシアリルルイスX(sLe_x)の発現の解析を行うと、sLe^xは全ての細胞株において軽度の発現が認めらたが、sLe^aは2株において高度発現が認められたのみで、他の細胞株では全く発現が認められなかった。(2)sLe^a陽性またはsLe^a陰性の8株をSCIDマウスの尾静脈から細胞数5×10^5を注射し、4週間後に屠殺して肺への転移を調べた。sLe^aを発現していない6株は肺に転移巣を形成しなかったが、sLe^aを高度に発現していた2株は共に90%の頻度で肺に転移していた。(3)この2株をsLe^xおよびsLe^aの中和抗体でそれぞれ処理した後、SCIDマウスの尾静脈から注射し再度肺への転移を調べると、sLe^xの中和抗体で処理したマウスでは肺への転移を抑制できなかったが、sLe^aの中和抗体で処理した場合は、それぞれ転移頻度は40%と0%に低下していた。現在、癌細胞がsLe^aを発現する原因として合成酵素の発現とその抑制効果をin vitroの実験系にて証明することを試ている。(1)癌細胞におけるフコース転移酵素およびシアリル転移酵素の発現を、ノーザンブロット法にて解析している。(2)フコース転移酵素およびシアリル転移酵素のアンチセンスヌクレオチドを作成し、癌細胞に導入し、癌細胞の血管内皮細胞(HUVEC)との接着実験を試みている。以上のことから、口腔癌の転移にsLe^aは重要であり、sLe^aを効率よく抑制する方法を現在も解析中である。
英文摘要
癌細胞が転移するための重要なステップである癌細胞と内皮細胞との接着に着目し、内皮細胞上に発現するE-セレクチンとそのリガンドで、癌細胞上に発現される糖鎖抗原シアリルルイスA(sLe^a)が口腔扁平上皮癌のリンパ節転移と相関することを免疫組織学的に見い出した。次に、マウスによる癌転移実験モデルを用いたin vivoの実験においてsLe^aの関与を証明すること試みた。(1)FACSにて口腔扁平上皮細胞株8種のsLe^aおよびシアリルルイスX(sLe_x)の発現の解析を行うと、sLe^xは全ての細胞株において軽度の発現が認めらたが、sLe^aは2株において高度発現が認められたのみで、他の細胞株では全く発現が認められなかった。(2)sLe^a陽性またはsLe^a陰性の8株をSCIDマウスの尾静脈から細胞数5×10^5を注射し、4週間後に屠殺して肺への転移を調べた。sLe^aを発現していない6株は肺に転移巣を形成しなかったが、sLe^aを高度に発現していた2株は共に90%の頻度で肺に転移していた。(3)この2株をsLe^xおよびsLe^aの中和抗体でそれぞれ処理した後、SCIDマウスの尾静脈から注射し再度肺への転移を調べると、sLe^xの中和抗体で処理したマウスでは肺への転移を抑制できなかったが、sLe^aの中和抗体で処理した場合は、それぞれ転移頻度は40%と0%に低下していた。現在、癌細胞がsLe^aを発現する原因として合成酵素の発現とその抑制効果をin vitroの実験系にて証明することを試ている。(1)癌細胞におけるフコース転移酵素およびシアリル転移酵素の発現を、ノーザンブロット法にて解析している。(2)フコース転移酵素およびシアリル転移酵素のアンチセンスヌクレオチドを作成し、癌細胞に導入し、癌細胞の血管内皮細胞(HUVEC)との接着実験を試みている。以上のことから、口腔癌の転移にsLe^aは重要であり、sLe^aを効率よく抑制する方法を現在も解析中である。
期刊论文(6)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Shin-ichi KURAHARA et al.: "Immunohistochemical study on sialy1 Le^a and sialy1 Le^x antigen in oral squamous cell carcinoma.- The association of sialy1 Le^a expression with the metastatic potential -"HEAD & NECK. 21. 330-337 (1999)
Shin-ichi KURAHARA 等人:“口腔鳞状细胞癌中 sialy1 Le^a 和 sialy1 Le^x 抗原的免疫组织化学研究。- sialy1 Le^a 表达与转移潜能的关系 -”HEAD
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Masanori SHINOHARA et al.: "Expression of integrins in squamous cell carcinoma of the oral cavity Correlations with tumour invasion and metastasis -"Am.J.Clinical Pathol.. 111. 75-88 (1999)
Masanori SHINOHARA 等:“口腔鳞状细胞癌中整合素的表达与肿瘤侵袭和转移的相关性 -”Am.J.Clinical Pathol.. 111. 75-88 (1999)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Shin-ichi KURAHARA et al.: "Expression of MMPs, MT-MMP, and TIMPs in squamous cell carcinoma of the oral cavity.- Correlations with tumor invasion and metastasis.-"HEAD & NECK. 21. 627-638 (1999)
Shin-ichi KURAHARA 等人:“MMP、MT-MMP 和 TIMP 在口腔鳞状细胞癌中的表达。-与肿瘤侵袭和转移的相关性。-”HEAD
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
抗癌分子を発現する遊離植皮を用いた口腔癌局所再発・転移予防法についての研究
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批准号:15791174
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$1.79万
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财政年份:2003
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负责人:蔵原 慎一
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依托单位:
海外基金