物理蒸着法による真空中でのポリペプチド薄膜の形成と表面プラズモンによる評価
物理蒸着法による真空中でのポリペプチド薄膜の形成と表面プラズモンによる評価
批准号:
16651059
负责人:
臼井 博明
金额:
$2.3万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2006
中文摘要
ポリペプチドは生体機能を持つのみならず、環境によってコンフォーメーションが変化すること、分子鎖中に強い双極子モーメントを持つことなどの特徴を持ち、機能材料として有用である。そこでその薄膜化が重要な課題となるが、従来の溶液法では不純物などの影響で十分に分子量の大きな重合膜を形成することは容易でなかった。そこで物理蒸着法によってポリペプチド薄膜を形成するための手法を開拓し、表面プラズモンを用いて膜成長過程のその場観察を行った。ポリペプチド薄膜は、末端にアミノ基を持つ単分子(SAM)膜を基板表面に形成し、その表面にアミノ酸N-カルボキシ無水物(NCA)を蒸着することによって形成した。SAM材料としてはアミノエタンチオール(AET)及びアミノベンジルチオール(ABT)で比較を行い、NCA材料としてはベンジルアスパレートNCAを用いた。その結果、通常の蒸着ではNCAが基板表面にそのまま付着して低分子膜を形成するが、SAM膜表面に蒸着することによって真空中の基板表面で重合反応が進行してポリペプチド膜が得られることが示された。さらに通常のNCA蒸着膜は蒸着直後から再蒸発が進行して膜が消失するが、SAM膜表面にポリペプチド膜を形成することで再蒸発が抑制できることが示された。次にこのような製膜機構の差を薄膜成長様式の制御に応用した。有機蒸着膜は多くの場合島状に三次元成長するために表面平坦性が損なわれる。そこでAET及びABT表面のNCA製膜過程を表面プラズモン観察した。その結果ABT表面の蒸着膜は光学損失が少ないことが見出された。また原子間力顕微鏡観察では、AET表面に比較してABT表面では平坦性に優れた薄膜が成長することが見出された。これらの結果から、基板表面に最適な化学修飾を施すことによって、重合反応を促進できるのみならず、平坦性に優れた膜成長を実現できるものと考えられる。
英文摘要
ポリペプチドは生体機能を持つのみならず、環境によってコンフォーメーションが変化すること、分子鎖中に強い双極子モーメントを持つことなどの特徴を持ち、機能材料として有用である。そこでその薄膜化が重要な課題となるが、従来の溶液法では不純物などの影響で十分に分子量の大きな重合膜を形成することは容易でなかった。そこで物理蒸着法によってポリペプチド薄膜を形成するための手法を開拓し、表面プラズモンを用いて膜成長過程のその場観察を行った。ポリペプチド薄膜は、末端にアミノ基を持つ単分子(SAM)膜を基板表面に形成し、その表面にアミノ酸N-カルボキシ無水物(NCA)を蒸着することによって形成した。SAM材料としてはアミノエタンチオール(AET)及びアミノベンジルチオール(ABT)で比較を行い、NCA材料としてはベンジルアスパレートNCAを用いた。その結果、通常の蒸着ではNCAが基板表面にそのまま付着して低分子膜を形成するが、SAM膜表面に蒸着することによって真空中の基板表面で重合反応が進行してポリペプチド膜が得られることが示された。さらに通常のNCA蒸着膜は蒸着直後から再蒸発が進行して膜が消失するが、SAM膜表面にポリペプチド膜を形成することで再蒸発が抑制できることが示された。次にこのような製膜機構の差を薄膜成長様式の制御に応用した。有機蒸着膜は多くの場合島状に三次元成長するために表面平坦性が損なわれる。そこでAET及びABT表面のNCA製膜過程を表面プラズモン観察した。その結果ABT表面の蒸着膜は光学損失が少ないことが見出された。また原子間力顕微鏡観察では、AET表面に比較してABT表面では平坦性に優れた薄膜が成長することが見出された。これらの結果から、基板表面に最適な化学修飾を施すことによって、重合反応を促進できるのみならず、平坦性に優れた膜成長を実現できるものと考えられる。
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Polymer surface modification and polymer coating by vacuum technologies
通过真空技术进行聚合物表面改性和聚合物涂层
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
影响因子:
--
作者:
[C.Rodriguez, T.Sakai, R.Fujiyama, H.Kunieda, Hiroaki Usui(共著)]
通讯作者:
Hiroaki Usui(共著)
イオン化蒸着重合による高分子薄膜の形成
通过电离气相沉积聚合形成聚合物薄膜
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
材料の科学と工業 42・1
影响因子:
--
作者:
[H., Usui, 臼井博明]
通讯作者:
臼井博明
有機界面幾何工学とエレクトロニクス
有机界面几何和电子学
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
電子情報通信学会論文誌 J90-C・2
影响因子:
--
作者:
[岩本光正, 小野田光宣, 臼井博明, 杉村明彦]
通讯作者:
杉村明彦
Vapor Deposition of Polyurethane Thin Film Having Bis(Hydroxyquinoline)Zinc Complex for Organic LED
用于有机 LED 的双(羟基喹啉)锌络合物聚氨酯薄膜的气相沉积
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
IEICE Trans. Electron. E87-C・12
影响因子:
--
作者:
[A., Kawakami, et. al., Kiyoi Katsuki, X. Wang]
通讯作者:
X. Wang
電子物性・材料の事典
电子特性与材料百科全书
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Tomoyuki Kato, Yuta Goebuchi, Yasuo Kokubun, 馬場俊彦]
通讯作者:
馬場俊彦
共 9 条
気液混相型マイクロフォーム電解質の開拓と低環境負荷めっきプロセスへの応用
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批准号:21656204
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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资助金额:$2.05万
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财政年份:2009
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负责人:臼井 博明
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依托单位:
イオン化蒸着法による重合薄膜形成と配向制御
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批准号:09217213
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$0.96万
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财政年份:1997
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负责人:臼井 博明
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依托单位:
表面プラズモンによるイオン化蒸着有機薄膜の評価
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批准号:08231218
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1996
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负责人:臼井 博明
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依托单位:
イオン化蒸着重合による非線形光学高分子薄膜のin-situ電場配向合成
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批准号:08236212
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.41万
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财政年份:1996
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负责人:臼井 博明
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依托单位:
イオン化蒸着法を用いて作製した低損失光導波路変調素子の開発
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批准号:07246213
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.54万
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财政年份:1995
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负责人:臼井 博明
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依托单位:
イオンビーム蒸着法による有機エレクトロルミネセンス薄膜の安定化
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批准号:05750007
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1993
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负责人:臼井 博明
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依托单位:
イオンビームによる有機材料の薄膜形成機構に関する研究
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批准号:01750265
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1989
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负责人:臼井 博明
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依托单位:
海外基金