有孔虫の殻内有機物を用いた地質時代の大気CO_2分圧プロキシの開発
有孔虫の殻内有機物を用いた地質時代の大気CO_2分圧プロキシの開発
批准号:
16654080
负责人:
長谷川 卓
金额:
$2.18万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2005
中文摘要
本年度は,有孔虫の殻に閉じ込められた有機物の含有量について,現生底生有孔虫,化石底生有孔虫(膠着質,石灰質),現生浮遊性有孔虫について分析を行った結果,約0.1-0.4%の含有量を持っていることが明らかになった.特に,浮遊性有孔虫ではその含有量の個体や種による差は小さいことがわかり,同位体分析のための適切な試料量が容易に推定できるようになった.そこに至るまでの過程で,様々な溶媒を用いたり,ふるいを自作するなどして効率的な準備方法を開発した.これらの作業は金沢大学で行った.これらの手法がほぼ確立したことを受け,実際に北海道大学地球環境科学研究院に設置の微量炭素の同位体比分析が可能な装置を用いて個別の種の浮遊性有孔虫(赤道太平洋の表層堆積物に含まれる現生浮遊性有孔虫)の殻構造内部に含まれる有機物の炭素同位体比を測定した(18年2月,3月).1個体の殻の重量が異なるため,分析に用いた有孔虫の個体数は種によって異なるが,Globorotalia menardiiでは100個体を用いて分析を行い,3回測定を繰り返すことができる程度の二酸化炭素ガスを得ることができた.Globigerinoides sacculiferでは400個体を用いることでほぼ同量のガスを得た.個別に処理したG.menardiiの4試料ではいずれも-24.35±0.3‰の範囲であった。このように開発した処理法は炭素同位体比の再現性が高いことが示すことができた.G.sacculiferでは1試料で-22.9‰,Globorotalia tumidaでは2試料から-23.72‰および-24.12%を得た.このように,種が異なっても同位体比値が大きく異なることがない.本研究の結果,有孔虫の殻体構造内に閉じ込められた有機炭素の同位体比分析の手法が確立した.今後,確立した手法を用いてデータを増やすことで,表層種と温度躍層種に系統的な差があるのかどうか,などが議論できる.また,実用面に関しては,限定した種を用いて有機炭素同位体比の経時変化を調べ,その炭酸塩炭素の同位体比との差を取り,その差が経時的にどのような変化を示すのか,を調査する次のステップに研究を進める段階に達した。
英文摘要
本年度は,有孔虫の殻に閉じ込められた有機物の含有量について,現生底生有孔虫,化石底生有孔虫(膠着質,石灰質),現生浮遊性有孔虫について分析を行った結果,約0.1-0.4%の含有量を持っていることが明らかになった.特に,浮遊性有孔虫ではその含有量の個体や種による差は小さいことがわかり,同位体分析のための適切な試料量が容易に推定できるようになった.そこに至るまでの過程で,様々な溶媒を用いたり,ふるいを自作するなどして効率的な準備方法を開発した.これらの作業は金沢大学で行った.これらの手法がほぼ確立したことを受け,実際に北海道大学地球環境科学研究院に設置の微量炭素の同位体比分析が可能な装置を用いて個別の種の浮遊性有孔虫(赤道太平洋の表層堆積物に含まれる現生浮遊性有孔虫)の殻構造内部に含まれる有機物の炭素同位体比を測定した(18年2月,3月).1個体の殻の重量が異なるため,分析に用いた有孔虫の個体数は種によって異なるが,Globorotalia menardiiでは100個体を用いて分析を行い,3回測定を繰り返すことができる程度の二酸化炭素ガスを得ることができた.Globigerinoides sacculiferでは400個体を用いることでほぼ同量のガスを得た.個別に処理したG.menardiiの4試料ではいずれも-24.35±0.3‰の範囲であった。このように開発した処理法は炭素同位体比の再現性が高いことが示すことができた.G.sacculiferでは1試料で-22.9‰,Globorotalia tumidaでは2試料から-23.72‰および-24.12%を得た.このように,種が異なっても同位体比値が大きく異なることがない.本研究の結果,有孔虫の殻体構造内に閉じ込められた有機炭素の同位体比分析の手法が確立した.今後,確立した手法を用いてデータを増やすことで,表層種と温度躍層種に系統的な差があるのかどうか,などが議論できる.また,実用面に関しては,限定した種を用いて有機炭素同位体比の経時変化を調べ,その炭酸塩炭素の同位体比との差を取り,その差が経時的にどのような変化を示すのか,を調査する次のステップに研究を進める段階に達した。
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日本における中期白亜紀OAE研究の現状と将来.
日本中白垩世OAE研究现状与展望.
DOI:
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发表时间:
2005
期刊:
月刊海洋 37
影响因子:
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作者:
[長谷川卓, 富永嘉人, 山本真也]
通讯作者:
山本真也
Coniacian-Santonian stratigraphy in Japan : a review.
日本的康尼亚阶-桑托阶地层学:综述。
DOI:
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发表时间:
期刊:
Cretaceous Research (in press)(印刷中)
影响因子:
--
作者:
[Toshimitsu, S., Hasegawa, T., Tsuchiya, K.]
通讯作者:
K.
北海道穂別地域に分布するセノマニアンーチューロニアン階の浮遊性有孔虫層序
北海道丰别地区分布的塞诺曼阶-土伦阶浮游有孔虫地层
DOI:
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发表时间:
2006
期刊:
地質学雑誌 (印刷中)
影响因子:
--
作者:
[山本真也, 長谷川卓]
通讯作者:
長谷川卓
Upper Cretaceous stable carbon-isotope stratigraphy of terrestrialorganic matter from Sakhalin, Russian Far East : a proxy for the isotopic composition of paleoatmospheric CO2-discussion.
俄罗斯远东萨哈林岛陆地有机质的上白垩世稳定碳同位素地层学:古大气层 CO2 讨论的同位素组成的代表。
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
Palaeogeography, Palaeoclimatology, Palaeoecology 215
影响因子:
--
作者:
[Hasegawa, T., Pratt, L.M., Maeda, H., 他4名]
通讯作者:
他4名
Early Cenozoic Extreme Climates
早新生代极端气候
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
Proceedings of the Ocean Drilling Program Leg 208, Initial Report. 208(電子冊子体)
影响因子:
--
作者:
[Leg 208 shipboard party (Zachos, J., Kroon, D., Blum, P., 以下Hasegawa, T.他25名順不同)]
通讯作者:
T.他25名順不同)
新規開発の高温側古水温プロキシ・超長鎖アルケノンが拓く温室地球解読の新展開
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批准号:23K22615
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$3.66万
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财政年份:2024
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负责人:長谷川 卓
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依托单位:
新規開発の高温側古水温プロキシ・超長鎖アルケノンが拓く温室地球解読の新展開
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批准号:22H01344
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.07万
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财政年份:2022
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负责人:長谷川 卓
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依托单位:
分子化石の「ノアの箱舟」:石灰質ノジュールのシェルター効果が守る古環境情報
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批准号:19654076
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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资助金额:$2.05万
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财政年份:2007
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负责人:長谷川 卓
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依托单位:
統合国際深海掘削計画(IODP)による常磐・三陸沖掘削に関する企画調査
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批准号:14604014
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$1.22万
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财政年份:2002
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负责人:長谷川 卓
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依托单位:
リティン炭素同位体比法による陸成層と海成層の直接対比
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批准号:09740387
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.41万
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财政年份:1997
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负责人:長谷川 卓
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依托单位:
海外基金