抗体の特異性を利用したターゲティングウイルスの開発
抗体の特異性を利用したターゲティングウイルスの開発
批准号:
19659114
负责人:
吉田 玲子
金额:
$2.11万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 2008
中文摘要
ウイルス感染症やがんの有効な遺伝子治療法を開発するために、モノクローナル抗体を利用した標的細胞に効率よく目的遺伝子を導入できるターゲティングウイルス(標的指向性ウイルス)の作製を目指した。本研究ではインフルエンザ感染に対するターゲティングウイルスを作製することを目的に、インフルエンザウイルスHAに対するモノクローナル抗体のFab領域を発現するプラスミド、および膜融合タンパク質としてセンダイウイルスFタンパク質を発現するプラスミドを構築した。293T細胞にプラスミドを導入したところ、タンパク質の単独および共発現が確認できた。さらに、抗体と融合タンパク質を細胞に発現させ、G遺伝子をGFPに置換したVSVを感染させて、増殖したウイルスを回収した。作出したウイルス粒子の構造を電子顕微鏡で観察するとともに、抗体とFタンパク質のウイルス粒子内への取り込みを、SDS-PAGEとWestern blotで解析したところ、抗体タンパク質のウイルス粒子への取り込み効率が極めて低いことが判明した。また、ターゲティングウイルスとしての活性も認められなかった。そこで、抗体タンパク質のウイルス取り込み効率を上昇させるために、VSV-Gタンパク質およびFタンパク質が三量体であることから、抗体タンパク質を三量体で発現させることを試みた。抗体遺伝子の3'側にVSV-Gタンパク質またはFタンパク質の細胞外領域42アミノ酸を含む膜貫通領域と細胞内領域の遺伝子とを連結したプラスミドを構築して検討した。その結果、ウイルス粒子への抗体タンパク質単独発現での取り込み効率は上がったが、膜融合タンパク質と共発現させた細胞から得られたウイルスでは、取り込み効率が依然低かった。今後、ターゲティングウイルスを完成させるためには、ウイルス粒子に二種類のタンパク質を同時に取り込ませる条件の更なる検討が必要である。
英文摘要
ウイルス感染症やがんの有効な遺伝子治療法を開発するために、モノクローナル抗体を利用した標的細胞に効率よく目的遺伝子を導入できるターゲティングウイルス(標的指向性ウイルス)の作製を目指した。本研究ではインフルエンザ感染に対するターゲティングウイルスを作製することを目的に、インフルエンザウイルスHAに対するモノクローナル抗体のFab領域を発現するプラスミド、および膜融合タンパク質としてセンダイウイルスFタンパク質を発現するプラスミドを構築した。293T細胞にプラスミドを導入したところ、タンパク質の単独および共発現が確認できた。さらに、抗体と融合タンパク質を細胞に発現させ、G遺伝子をGFPに置換したVSVを感染させて、増殖したウイルスを回収した。作出したウイルス粒子の構造を電子顕微鏡で観察するとともに、抗体とFタンパク質のウイルス粒子内への取り込みを、SDS-PAGEとWestern blotで解析したところ、抗体タンパク質のウイルス粒子への取り込み効率が極めて低いことが判明した。また、ターゲティングウイルスとしての活性も認められなかった。そこで、抗体タンパク質のウイルス取り込み効率を上昇させるために、VSV-Gタンパク質およびFタンパク質が三量体であることから、抗体タンパク質を三量体で発現させることを試みた。抗体遺伝子の3'側にVSV-Gタンパク質またはFタンパク質の細胞外領域42アミノ酸を含む膜貫通領域と細胞内領域の遺伝子とを連結したプラスミドを構築して検討した。その結果、ウイルス粒子への抗体タンパク質単独発現での取り込み効率は上がったが、膜融合タンパク質と共発現させた細胞から得られたウイルスでは、取り込み効率が依然低かった。今後、ターゲティングウイルスを完成させるためには、ウイルス粒子に二種類のタンパク質を同時に取り込ませる条件の更なる検討が必要である。
期刊论文(4)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
DOI:
10.1371/journal.ppat.1000350
发表时间:
2009-03
期刊:
PLoS pathogens
影响因子:
6.7
作者:
[Yoshida R, Igarashi M, Ozaki H, Kishida N, Tomabechi D, Kida H, Ito K, Takada A]
通讯作者:
Takada A
Heterosubtypic cross-neutralization of influenza A viruses by a novel hemagglutination-inhibiting monoclonal antibody
新型血凝抑制单克隆抗体对甲型流感病毒的异亚型交叉中和
DOI:
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发表时间:
2008
期刊:
Options for the Control of Influenza VI Proceedings Book1 1
影响因子:
--
作者:
[米澤豊, 山田健太郎, 吉川禄助, 苅部一司, 吉村寛幸, 山田学, 山本佑, 中村菊保, 小川晴子, 今井邦俊, 高柳広, Reiko Yoshida]
通讯作者:
Reiko Yoshida
粘膜免疫からの感染と免疫応答機構:体の入口から呼吸器・消化器, 生殖器, 皮膚までの制御システム(実験医学;増刊Vol. 25)
粘膜免疫感染和免疫反应机制:从身体入口到呼吸系统、消化系统、生殖系统和皮肤系统的控制系统(实验医学;特刊第25卷)
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kaori Nishikawa, et. al., 吉田 玲子]
通讯作者:
吉田 玲子
Establishment of pathogenicity prediction method and pharmacotherapy effect prediction method of hereditary breast cancer using BRCAness
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批准号:19K07766
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2019
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负责人:吉田 玲子
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依托单位:
国内基金
海外基金
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第452位络氨酸磷酸化PI3Kp85抗体的制备方法和使用方法
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批准号:
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项目类别:省市级项目
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资助金额:--
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批准年份:2026
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负责人:迟寅秀
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依托单位:
抗BNLF2b抗体联合circRNA构建鼻咽癌早期诊断模型及机制研究
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批准号:JCZRLH202601732
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项目类别:省市级项目
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资助金额:--
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批准年份:2026
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负责人:
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依托单位:
糖脂代谢重塑型金属多酚纳米药物促进CD8+ T细胞活化浸润增效PD-1抗体治疗三阴性乳腺癌的研究
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批准号:2026JJ50635
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项目类别:省市级项目
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资助金额:--
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批准年份:2026
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负责人:刘芙蓉
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依托单位:
ZW25联合PD-1抑制剂及化疗在HER2阳性肠癌中的协同抗肿瘤作用与机制研究
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批准号:JCZRLH202600824
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项目类别:省市级项目
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资助金额:--
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批准年份:2026
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负责人:
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依托单位:
抗 PD-1/CTLA-4 双抗在卵巢癌耐药患者中的有效性及作用机制
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批准号:JCZRLH202602154
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项目类别:省市级项目
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资助金额:--
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批准年份:2026
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负责人:
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依托单位:
抗LAG3抗体改善免疫微环境逆转CDK4/6抑制剂 耐药的机制研究
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批准号:JCZRLH202600287
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项目类别:省市级项目
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批准年份:2026
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负责人:
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依托单位:
基于稀土纳米荧光-微流控免疫芯片的狂犬病毒中和抗体超敏检测新方法研究
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批准号:2026JJ81288
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项目类别:省市级项目
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资助金额:--
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批准年份:2026
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负责人:汤睿倜
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依托单位:
肿瘤坏死因子(TNFα)配对检测抗体的研发
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批准号:
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项目类别:省市级项目
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资助金额:--
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批准年份:2026
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负责人:吉敬
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依托单位:
家禽重要疫病诊断用单域抗体的制备与应用研究
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批准号:
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项目类别:省市级项目
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资助金额:--
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批准年份:2026
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负责人:朱睿
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依托单位:
基于阻断自身抗体诱导的PLA2R抗原提呈的原发性膜性肾病治疗新策略研究
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批准号:JCZRQNB202601009
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项目类别:省市级项目
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资助金额:--
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批准年份:2026
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负责人:
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依托单位: