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混合溶剤によるn-ヘキサンの神経毒性増強機序に関する研究

混合溶剂增强正己烷神经毒性的机制研究

基本信息

批准号：
05670324
负责人：
三角順一
金额：
$ 0.45万
依托单位：
大分医科大学
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份：
1993
资助国家：
日本
起止时间：
1993 至 1994
项目状态：
已结题

项目摘要

今回、ノルマルヘキサンと混合使用されるアセトン及びメチルエチルケトンの神経毒性増強作用について明らかにするため、ラツトに、神経毒性発現物質であることが分かつている、ノルマルヘキサンの主要代謝物25ヘキサンジオンと共にアセトンまたは、メチルエチルケトンを投与し、投与後30分、1時間、2時間、4時間、8時間並びに18時間後の血液・神経組織中の2,5-ヘキサンジオン量並びに16時間までの尿中25HD量を測定した。これを、25HD単独投与群のそれらと比較検討したところ、メチルエチルケトンとの混合投与群においても、アセトンとの混合投与群においても、血液中、神経組織中及び尿中の25HD濃度は25HD単独群のそれらに比し著しく高い値を示した。特に8〜16時間後に著名な相違がみられた。血中濃度と神経組織中濃度は良く相関していた。尿中排泄量にも増加がみられたことから、腎のクリアランスには、影響がないことが明らかにされた。また、血液および神経組織中濃度には、混合されたメチルエチルケトン量と相関しており、10ミリモル投与量では、投与後16時間後では投与後1〜2時間に比し低下がほとんどみられず、にもかかわらず尿中排泄量は増加したことから、肝の代謝が関与していることが示唆された。今回の実験により、混合投与における神経毒性増強作用は、混合される薬物と25HDとの代謝の競合による血中濃度上昇とそれに伴う神経組織中濃度の上昇が主原因であると思われた。

In the present study, the neurotoxic potentiating effect of mixed use of neurotoxic substances was studied. The main metabolites of neurotoxic substances were studied. The main metabolites of neurotoxic substances were studied. 30 minutes after administration. 1 time. 2 time. 4 time. The 25-D level in blood and brain tissue was measured at 8 and 18 hours, and the 25-D level in urine was measured at 16 hours. The concentration of 25HD in blood, in nervous tissue and in urine was higher than that in 25HD alone. After 8 ~ 16 hours, the name is changed. Blood concentration and tissue concentration are well correlated. The urine excretion rate increases, the kidney rate increases, and the urine excretion rate increases. The concentration in blood and brain tissue was higher than that in urine 16 hours after administration and lower than that in urine 1 ~ 2 hours after administration, and the metabolism of liver was higher than that in urine. The increase in concentration of 25HD in the blood was mainly due to the increase in concentration of 25HD in the brain.