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言語指標を用いた社会的推論過程の解明-帰納・演繹過程の国際比較研究

使用语言指标阐明社会推理过程 - 归纳和演绎过程的国际比较研究

基本信息

批准号：
15653044
负责人：
唐沢穣
金额：
$ 2.11万
依托单位：
Kobe University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份：
2003
资助国家：
日本
起止时间：
2003 至 2005
项目状态：
已结题

项目摘要

人物の行動に関する情報から性格などの特性を推論する帰納過程と、逆に特性情報から行動傾向を推論する演繹過程を規定する認知過程と文化的影響を調べるため、言語指標を用いた実験社会心理学的研究を行なった。自由記述内容の分析と、文章の記憶に関するデータにおいて、イタリアでは帰納的推論の傾向が強いのに対し日本では演繹的傾向が比較的強いことが、一貫して示された。さらに、動詞と形容詞の持つ情報価に関する調査結果から、形容詞が人物特性の一般化にとって有用であると知覚される点は日伊の両文化に共通であるが、日本では形容詞から具体的な状況等を推論することが比較的容易であると知覚される点で異なっていることが明らかになった。また、自身の行為を記述するさいの自動詞および他動詞の用法と、それに伴う結果責任の知覚について実験研究を行なった。結果に対する責任が自身にはないことが明らかな場合でも、社会的地位の高い相手や親密性の低い相手に対して説明を行なうさいに日本語では、他動詞の使用頻度が高いことが明らかになった。この結果から、行為に伴う意図性と責任の判断が、行為の記述に用いられる動詞の自動性・他動性と関連している可能性が示されるとともに、社会的要因の影響についても示唆を得た。この他、矛盾を含む表現に対する敏感さについて、日本語と英語における相異も明らかにした。さらに、対人的なコミュニケーションが皮肉やお世辞として知覚される条件や、こうした知覚に伴う意図性の判断について、実験的研究を行なった。以上の成果研究成果は、国外・国内の諸学会やシンポジウムにおける多数の報告を生んでいる。また、年間4点の論文と1点の図書の公刊(いずれも印刷中)に至っている。

Character Inference, Character Inference, Cognitive Inference, Speech Inference Free description of the content of the analysis, the memory of the article, the tendency to include inference, the tendency to compare, the tendency to consistently The results of the survey show that it is easy to compare the general characteristics of adjectives and adjectives, and to infer specific conditions of adjectives in Japan. The study of automatic verbs and usage of other verbs in the description of one's own behavior and the knowledge of the responsibility of the result In Japanese, the frequency of use of verbs is high. The result, the action, the meaning, the judgment, the action, the description, the automaticity, the otherness, the possibility, the influence, the social essential cause, the indication, the achievement. This is a contradiction between Japanese and English. In addition, the study of the relationship between the two sides of the strait is carried out in the light of the conditions of the two sides of the strait. Most of the above research results are reported by foreign and domestic societies. 4:00 p.m., 1:00 p.m.

项目成果

期刊论文数量（13）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

社会的認知研究のパースペクティブ(分担執筆:「社会的認知と言語」)

社会认知研究的观点（合著者：“社会认知和语言”）

DOI：
发表时间：
2004
期刊：
影响因子：
0
作者：
Okamoto;Shinichiro;岡本真一郎;岡本真一郎
通讯作者：
岡本真一郎

アイロニーの実験的研究の展望-理論修正の試みを含めて

反讽实验研究的视角——包括修正理论的尝试

DOI：
发表时间：
2005
期刊：
心理学評論 (印刷中)
影响因子：
0
作者：
Okamoto;Shinichiro;岡本真一郎
通讯作者：
岡本真一郎

文化心理学の立場から

从文化心理学的角度

DOI：
发表时间：
2005
期刊：
語用論研究第6号(印刷中)
影响因子：
0
作者：
Okamoto;Shinichiro;岡本真一郎;西光義弘;岡本真一郎;岡本真一郎;西光義弘
通讯作者：
西光義弘

日本語から見た英語の談話構造

日语视角下的英语语篇结构

DOI：
发表时间：
2006
期刊：
日本語学 25(3)
影响因子：
0
作者：
Okamoto;Shinichiro;岡本真一郎;西光義弘
通讯作者：
西光義弘

ことばの社会心理学(第3版)

语言社会心理学（第三版）

DOI：
发表时间：
2006
期刊：
影响因子：
0
作者：
Okamoto;Shinichiro;岡本真一郎;西光義弘;岡本真一郎;岡本真一郎;西光義弘;岡本真一郎
通讯作者：
岡本真一郎

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北村英哉