実験的パーキンソン病誘因物質のミトコンドリアとの相互作用
実験的パーキンソン病誘因物質のミトコンドリアとの相互作用
批准号:
05251214
负责人:
野口 俊介
金额:
$1.28万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
1992
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1992 至 1993
中文摘要
1-methyl-4-phenylpyridimiumはパーキンソン病類似の症状を引き起こす物質として最初に発見された物質である。パーキンソン病患者においてはミトコンドリア呼吸鎖複合体IのNADH dehydrogenase活性が低下していることが報告されており、1-methyl-4-phenyl-pryidimiumはこのNADH dehydrogenase活性を阻害することによりミトコンドリアの呼吸活性を抑えることが知られているが、これは天然に中枢神経系に存在する物質ではない。実際に中枢神経系内から検出されたものとしてはtetrahydroisoquinoline類、beta-carboline類があるが、そのミトコンドリアへの影響はあまりよく調べられてはいない。そこで真のパーキンソン病誘因物質の探索のためにこれらの物質の誘導体、1-methyl-benz[f]quinolinium、2-methyl-pyridino-[2,3-f]isoquinolinium、1,2-dimethyl-tetrahydoroisoquinolinium、1-methyl quinolinium、2-methyl-tetra-hydoro-isoquinolinium、norharman、2-methyl-norharmanium、1-methyl-4-phenyl pyridimium、2,9-dimethyl-norharmaniumの9種類についてミトコンドリアの生理活性に対する影響を調べた。norharman以外は、submitochondrial particleに対して約10^<-4>〜10^<>-3 Mの濃度で50%のNADH dehydrogenase活性阻害を示した。intactのミトコンドリアに対しては、これらのカチオン性のパーキンソン病誘因物質は、その膜透過を促進するtetraphenyl boron anionの存在下で約10^<-6>Mの濃度で50%の呼吸阻害を示した。また、norharmanは両活性に対して50%阻害を与える濃度に差が見られなかった。さらにバリノマイシンまたはcarbonyl cyanide m-chlorophenyl hydrazoneの添加が、ミトコンドリアの呼吸活性に対するこれらの誘導体の阻害効果を阻止することから、ミトコンドリアにおいては膜電位に依存したパーキンソン病誘因物質の濃縮が起こっていることが示唆された。これらのパーキンソン病誘因物質のミトコンドリアへの濃縮は、tetraphenyl boron anionを含ませた塩化ビニル膜を用いたイオン電極によって実際に測定することができた。
英文摘要
1-methyl-4-phenylpyridimiumはパーキンソン病類似の症状を引き起こす物質として最初に発見された物質である。パーキンソン病患者においてはミトコンドリア呼吸鎖複合体IのNADH dehydrogenase活性が低下していることが報告されており、1-methyl-4-phenyl-pryidimiumはこのNADH dehydrogenase活性を阻害することによりミトコンドリアの呼吸活性を抑えることが知られているが、これは天然に中枢神経系に存在する物質ではない。実際に中枢神経系内から検出されたものとしてはtetrahydroisoquinoline類、beta-carboline類があるが、そのミトコンドリアへの影響はあまりよく調べられてはいない。そこで真のパーキンソン病誘因物質の探索のためにこれらの物質の誘導体、1-methyl-benz[f]quinolinium、2-methyl-pyridino-[2,3-f]isoquinolinium、1,2-dimethyl-tetrahydoroisoquinolinium、1-methyl quinolinium、2-methyl-tetra-hydoro-isoquinolinium、norharman、2-methyl-norharmanium、1-methyl-4-phenyl pyridimium、2,9-dimethyl-norharmaniumの9種類についてミトコンドリアの生理活性に対する影響を調べた。norharman以外は、submitochondrial particleに対して約10^<-4>〜10^<>-3 Mの濃度で50%のNADH dehydrogenase活性阻害を示した。intactのミトコンドリアに対しては、これらのカチオン性のパーキンソン病誘因物質は、その膜透過を促進するtetraphenyl boron anionの存在下で約10^<-6>Mの濃度で50%の呼吸阻害を示した。また、norharmanは両活性に対して50%阻害を与える濃度に差が見られなかった。さらにバリノマイシンまたはcarbonyl cyanide m-chlorophenyl hydrazoneの添加が、ミトコンドリアの呼吸活性に対するこれらの誘導体の阻害効果を阻止することから、ミトコンドリアにおいては膜電位に依存したパーキンソン病誘因物質の濃縮が起こっていることが示唆された。これらのパーキンソン病誘因物質のミトコンドリアへの濃縮は、tetraphenyl boron anionを含ませた塩化ビニル膜を用いたイオン電極によって実際に測定することができた。
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科研奖励(0)
会议论文
生合成初期における(NaK)ATPaseサブユニット会合過程の解析
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批准号:09770027
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.15万
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财政年份:1997
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负责人:野口 俊介
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依托单位:
P型イオン輸送性ATPaseの細胞内局在化におけるβサブユニットの役割
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批准号:07770034
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1995
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负责人:野口 俊介
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依托单位:
極性を持つ細胞での(Na,K)ATPaseの局在化におけるβサブユニットの役割
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批准号:06770032
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1994
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负责人:野口 俊介
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依托单位:
実験的パーキンソン病誘因物質のミトコンドリアの相互作用
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批准号:04258215
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1992
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负责人:野口 俊介
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依托单位:
(Na,K)ATPaseの構造と機能
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批准号:02954131
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (Research Fellowship)
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资助金额:$0.77万
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财政年份:1990
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负责人:野口 俊介
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依托单位:
海外基金