雌性生殖器官における組織幹細胞システムの分子メカニズムの解明
雌性生殖器官における組織幹細胞システムの分子メカニズムの解明
批准号:
15039231
负责人:
吉村 泰典
金额:
$4.1万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2004
中文摘要
本年度は、初年度の研究成果に基づいて得られたヒト子宮内膜side population (endometrial SP : ESP)細胞の組織幹細胞特性について、細胞分子生物学的アプローチを用いて、より詳細な検討を行った。分離したESPおよびnon-ESPを免疫不全マウスへ移植したところ、non-ESPとは異なりESP移植部位において、内膜特性のひとつであるプロゲステロン受容体が陽性の腺管構造を有する子宮内膜様組織の再構築が認められた。現時点で24個体に移植を行ったが、内膜組織の各コンポーネント(例えば血管のみ)より成る様々な組織も構築されることが判明し、その多様性はnon-ESPに比べてESPで高かった。ESPおよびnon-ESPよりRNAを抽出し、GeneChip^<【○!R】>による遺伝子発現プロファイリング解析を行ったところ、non-ESPに比べてESPに強く発現している遺伝子群に、ABCG2やCD34などの一般幹細胞マーカーが含まれていた。ESPのin vitroでの単独培養は困難であったが、様々な細胞との共培養系でESPは増殖可能であり、特にOP-9細胞をフィーダーにした場合、安定的な増殖が得られただけでなく、ESPは神経様細胞などの異なる細胞系譜へ分化転換し得た。以上、移植実験、発現遺伝子プロファイル、およびin vitro培養実験の結果より、ESPが高い幹細胞的特性を有することが明らかとなった。同様のアプローチで雌性生殖器官のひとつである子宮筋よりSPを分離し解析した結果、子宮筋SPも組織幹細胞ポテンシャルを有するというデータを得ている。このように雌性生殖器の幹細胞は、生殖器由来疾患の発生・進展機構の解明、ならびに各組織に共通する組織再生メカニズムの解明に貢献するのみならず、雌性生殖器の機能不全・欠損に対する再生医療における医療資源になり得る可能性が示された。
英文摘要
本年度は、初年度の研究成果に基づいて得られたヒト子宮内膜side population (endometrial SP : ESP)細胞の組織幹細胞特性について、細胞分子生物学的アプローチを用いて、より詳細な検討を行った。分離したESPおよびnon-ESPを免疫不全マウスへ移植したところ、non-ESPとは異なりESP移植部位において、内膜特性のひとつであるプロゲステロン受容体が陽性の腺管構造を有する子宮内膜様組織の再構築が認められた。現時点で24個体に移植を行ったが、内膜組織の各コンポーネント(例えば血管のみ)より成る様々な組織も構築されることが判明し、その多様性はnon-ESPに比べてESPで高かった。ESPおよびnon-ESPよりRNAを抽出し、GeneChip^<【○!R】>による遺伝子発現プロファイリング解析を行ったところ、non-ESPに比べてESPに強く発現している遺伝子群に、ABCG2やCD34などの一般幹細胞マーカーが含まれていた。ESPのin vitroでの単独培養は困難であったが、様々な細胞との共培養系でESPは増殖可能であり、特にOP-9細胞をフィーダーにした場合、安定的な増殖が得られただけでなく、ESPは神経様細胞などの異なる細胞系譜へ分化転換し得た。以上、移植実験、発現遺伝子プロファイル、およびin vitro培養実験の結果より、ESPが高い幹細胞的特性を有することが明らかとなった。同様のアプローチで雌性生殖器官のひとつである子宮筋よりSPを分離し解析した結果、子宮筋SPも組織幹細胞ポテンシャルを有するというデータを得ている。このように雌性生殖器の幹細胞は、生殖器由来疾患の発生・進展機構の解明、ならびに各組織に共通する組織再生メカニズムの解明に貢献するのみならず、雌性生殖器の機能不全・欠損に対する再生医療における医療資源になり得る可能性が示された。
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Maruyama T, Yamamoto Y, Shimizu A, Masuda H, Sakai N, Sakurai R, Asada H, Yoshimura Y: "Pyrazolo pyrimidine-type inhibitors of src family tyrosine kinases promote ovarian steroid-induced differentiation of human endometrial stromal cells In Vitro."Biol Re
Maruyama T、Yamamoto Y、Shimizu A、Masuda H、Sakai N、Sakurai R、Asada H、Yoshimura Y:“src 家族酪氨酸激酶的吡唑并嘧啶型抑制剂可促进卵巢类固醇诱导的人子宫内膜基质细胞体外分化。”
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Yoshimura Y: "Insulin-like growth factors and their binding proteins : the potential relevance to reproductive physiology."Reprod Med Biol.. 2. 1-24 (2003)
Yoshimura Y:“胰岛素样生长因子及其结合蛋白:与生殖生理学的潜在相关性。”Reprod Med Biol.. 2. 1-24 (2003)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
DOI:
10.1016/j.ydbio.2003.10.004
发表时间:
2004-02
期刊:
Developmental biology
影响因子:
2.7
作者:
[Takahide Teranishi;Mamoru Tanaka;Shingo Kimoto;Y. Ono;K. Miyakoshi;T. Kono;Y. Yoshimura]
通讯作者:
Takahide Teranishi;Mamoru Tanaka;Shingo Kimoto;Y. Ono;K. Miyakoshi;T. Kono;Y. Yoshimura
Histone acetylation in reproductive organs: significance of histone deacetylase inhibitors in gene transcription. (Review)
生殖器官中的组蛋白乙酰化:组蛋白脱乙酰酶抑制剂在基因转录中的重要性。
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
Reprod Med Biol 4(2)
影响因子:
--
作者:
[Uchida H, Maruyama T, Arase T, Ono M, Nagashima T, Masuda H, Asada H, Yoshimura Y]
通讯作者:
Yoshimura Y
Preimplantation diagnosis of duchenne muscular dystrophy.
杜氏肌营养不良症的植入前诊断。
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
J Mamm Ova Res 21
影响因子:
--
作者:
[Hashiba T, Watanabe H, Maeda T, Tajima H, Kuji N, Sueoka K, Yoshimura Y]
通讯作者:
Yoshimura Y
共 23 条
細胞層選択的発現蛋白の機能解析によるヒト胎児副腎層形成機構の解明
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批准号:18659313
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.11万
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财政年份:2006
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负责人:吉村 泰典
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依托单位:
マウスクローン胚における遺伝子リプログラミング最適化の試み
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批准号:16659454
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.11万
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财政年份:2004
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负责人:吉村 泰典
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依托单位:
ステロイド産生細胞特異的ミトコンドリア酸性タンパク(StAMP)の機能解明
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批准号:14657428
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.11万
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财政年份:2002
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负责人:吉村 泰典
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依托单位:
子宮内膜細胞の脱接着依存性変動遺伝子群の同定とその機能解析
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批准号:13877277
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.28万
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财政年份:2001
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负责人:吉村 泰典
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依托单位:
海外基金