有機クロム反応剤による高効率的新規増炭素手法の開拓
有機クロム反応剤による高効率的新規増炭素手法の開拓
批准号:
63607518
负责人:
内本 喜一朗
金额:
$1.47万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
1988
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1988 至 --
中文摘要
有機金属化合物のカルボニル基への官能基あるいは立体選択的な求核付加反応は、最も有効な選択的増炭素手法である。この研究では有機金属反応剤として有機クロム化合物を取りあげ、その高選択的な合成反応への応用について検討した。主な研究実績を以下に列挙する。(1)従来、有機クロム反応剤の調製法としては、有機リチウムやマグネシウムからの金属-金属交換と、低原子価のクロム塩による有機ハロゲン化物の還元の二通りの方法がある。温和な条件下に有機クロム反応剤をつくり出す手法としては後者が望ましいが、クロム(II)塩の還元力があまり強くないために、還元される有機ハロゲン化物としては活性なものに限られていた。ハロゲン化アルケニルは還元されにくいハロゲンであるが、クロム(II)塩とともにニッケル触媒を用いることにより、すみやかにアルケニルクロム反応剤へと変換できることがわかった。このと遷移金属による触媒作用を検討した結果、ビタミンB_<12>などのコバルト触媒を用いると、ハロゲン化アルキルからアルキルクロム反応剤を調製できることを見いだした。この手法を用いると、温和な条件下に官能基選択的なアルキルクロム反応剤がつくり出せる。(2)1,1-ジクロロ-Z-ブテン類をクロム(II)塩で還元すると、α-クロロアリルクロム反応剤が調製できること、さらにこの反応剤とアルデヒドの反応では、トレオでZ型の付加体が高い立体選択性で得られることを見いだした。新しい鎖状化合物の立体選択的な合成手法である。(3)アクロレインジアルキルアセタールをルイス酸共存下にクロム(II)塩で還元したところ、γ-アルコキシ置換アリルクロム反応剤が得られることを見いだした。この反応剤はアルデヒドと反応してエリトロ型の1,2-ジオール体を選択的に与える。1,2-ジオールの部分構造は多くの天然物に含まれるものであり、その立体選択的な合成法の開発は重要である。
英文摘要
有機金属化合物のカルボニル基への官能基あるいは立体選択的な求核付加反応は、最も有効な選択的増炭素手法である。この研究では有機金属反応剤として有機クロム化合物を取りあげ、その高選択的な合成反応への応用について検討した。主な研究実績を以下に列挙する。(1)従来、有機クロム反応剤の調製法としては、有機リチウムやマグネシウムからの金属-金属交換と、低原子価のクロム塩による有機ハロゲン化物の還元の二通りの方法がある。温和な条件下に有機クロム反応剤をつくり出す手法としては後者が望ましいが、クロム(II)塩の還元力があまり強くないために、還元される有機ハロゲン化物としては活性なものに限られていた。ハロゲン化アルケニルは還元されにくいハロゲンであるが、クロム(II)塩とともにニッケル触媒を用いることにより、すみやかにアルケニルクロム反応剤へと変換できることがわかった。このと遷移金属による触媒作用を検討した結果、ビタミンB_<12>などのコバルト触媒を用いると、ハロゲン化アルキルからアルキルクロム反応剤を調製できることを見いだした。この手法を用いると、温和な条件下に官能基選択的なアルキルクロム反応剤がつくり出せる。(2)1,1-ジクロロ-Z-ブテン類をクロム(II)塩で還元すると、α-クロロアリルクロム反応剤が調製できること、さらにこの反応剤とアルデヒドの反応では、トレオでZ型の付加体が高い立体選択性で得られることを見いだした。新しい鎖状化合物の立体選択的な合成手法である。(3)アクロレインジアルキルアセタールをルイス酸共存下にクロム(II)塩で還元したところ、γ-アルコキシ置換アリルクロム反応剤が得られることを見いだした。この反応剤はアルデヒドと反応してエリトロ型の1,2-ジオール体を選択的に与える。1,2-ジオールの部分構造は多くの天然物に含まれるものであり、その立体選択的な合成法の開発は重要である。
期刊论文(6)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
高井和彦・内本喜一朗: 有機合成化学協会誌. 46. 66-77 (1988)
Kazuhiko Takai 和 Kiichiro Uchimoto:合成有机化学学会杂志 46. 66-77 (1988)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
K.Takai・K.Nitta・K.Utimoto: Tetrahedron Letters. 29. 5263-5266 (1988)
K.Takai、K.Nitta、K.Utimoto:四面体信件。29. 5263-5266 (1988)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
K.Takai・Y.Kataoka・K.Utimoto: Tetrahedron Letters.
K.Takai・Y.Kataoka・K.Utimoto:四面体字母。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
官能基選択的求核剤の開発と利用
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批准号:10125217
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:1998
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负责人:内本 喜一朗
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依托单位:
官能基選択的求核剤の開発と利用
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批准号:08245226
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.73万
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财政年份:1996
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负责人:内本 喜一朗
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依托单位:
シラシクロブタンをビルディングブロックとする新しい有機合成反応の開拓
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批准号:04217214
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.6万
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财政年份:1992
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负责人:内本 喜一朗
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依托单位:
有機ケイ素ならびに有機スズ化合物を用いる高選択的合成反応の開拓
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批准号:62215017
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项目类别:Grant-in-Aid for Special Project Research
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资助金额:$1.02万
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财政年份:1987
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负责人:内本 喜一朗
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依托单位:
有機クロム反応剤を用いる新規高選択的増炭素手法の開拓
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批准号:62607512
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$0.96万
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财政年份:1987
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负责人:内本 喜一朗
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依托单位:
アセチレン類を原料とする炭素骨格の高選択的構築法の開発
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批准号:61211016
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项目类别:Grant-in-Aid for Special Project Research
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资助金额:$1.02万
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财政年份:1986
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负责人:内本 喜一朗
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依托单位:
有機ケイ素化合物を用いる高選択的合成反応の開拓
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批准号:61225011
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项目类别:Grant-in-Aid for Special Project Research
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资助金额:$1.02万
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财政年份:1986
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负责人:内本 喜一朗
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依托单位:
アセチレンを原料とする高選択的炭素骨格構築法の開拓
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批准号:60219015
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项目类别:Grant-in-Aid for Special Project Research
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资助金额:$1.09万
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财政年份:1985
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负责人:内本 喜一朗
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依托单位:
新規分子内付加を鍵反応とする生理活性化合物合成の新方法論に関する研究
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批准号:59470081
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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资助金额:$4.74万
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财政年份:1984
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负责人:内本 喜一朗
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依托单位:
シアノトリメチルシランによるアセタールの活性化と応用に関する研究
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批准号:58210019
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项目类别:Grant-in-Aid for Special Project Research
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资助金额:$1.22万
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财政年份:1983
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负责人:内本 喜一朗
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依托单位:
アシル陰イオンおよびリチオギ酸エステル等価体の開拓と応用に関する研究
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批准号:57218011
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项目类别:Grant-in-Aid for Special Project Research
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资助金额:$0.83万
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财政年份:1982
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负责人:内本 喜一朗
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依托单位:
新規共役シアノケイ素化反応による高選択性ヒドロシアン化反応の開発に関する研究
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批准号:56550607
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.02万
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财政年份:1981
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负责人:内本 喜一朗
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依托单位:
海外基金