Muzio Clementi: The Music Editor and Arranger
Muzio Clementi: The Music Editor and Arranger
批准号:
22KJ1259
负责人:
今関 汐里
金额:
$1.34万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2023-03-08 至 2024-03-31
中文摘要
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英文摘要
2021年度後期以降、研究者自身の体調不良により所属先の大学院を休学し、療養に専念していたため以下に記す2021年度の研究報告からの変更点はない。18世紀後半のイギリスにおけるスカルラッティ作品の楽譜編纂・出版事情を中心に研究を進めた。まず、クレメンティが編纂・出版した《スカルラッティの傑作集》(1791、以下「クレメンティ版」と称す)の出版以前と以後でのイギリスにおける楽譜編纂の変化について検討した。18世紀後半に出版されたスカルラッティの独奏鍵盤ソナタ集は9点存在し、そのうちクレメンティ版は年代順にみると7番目に位置する。この全9つの出版楽譜の編纂方法に着目して分析を行った結果、クレメンティ版が強弱記号やアーティキュレーション等の演奏指示を書き加えた初期の例である可能性が浮かび上がってきた。加えて、クレメンティ版と同じレパートリーを含み、それを一つの資料元にしつつも、手稿資料をも参照して編纂されたチェルニーによる全集版(1839年出版)にはクレメンティ版と同様、強弱記号やアーティキュレーションが書き込まれている。このことからクレメンティ版は、編纂者の意向や作品解釈を反映した、初期の「解釈版楽譜」のひとつに位置づけられることが明らかとなった。そして、このクレメンティ版のような「解釈版楽譜」は、18世紀の音楽的遺産であるスカルラッティ作品をピアノという新しい楽器のためにレパートリー化する目的があったと考察できる。
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