励起子移動およびエキシマ-形成による新しい分子間スピン整列機構の基礎的研究

通过激子转移和准分子形成的新型分子间自旋排列机制的基础研究

基本信息

批准号：
03640429
负责人：
手木芳男
金额：
$ 0.64万
依托单位：
Osaka City University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份：
1991
资助国家：
日本
起止时间：
1991 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

我々はこれまでに有機強磁性体、有機フェリ磁性体のモデルとなる様々な高スピン有機分子を設計し、それらの電子状態ならびにスピン整列機構を主として磁気共鳴法を用いて明らかにしてきた。本研究では、これまでのものとは異なる新しい分子間スピン整列機構の可能性を調べるために励起状態を介したスピン整列の可能性を検討した。まず、分子性の励起子の電子状態を詳細に研究するための手段として光検出磁気共鳴法があげられるが、既存のESR分光器に光電子増倍管、フォトン計数ユニットおよび計上備品等を組み合わせた光検出磁気共鳴測定システムを構成した。本システムは、ヘリウム移送型温度可変装置とも組み合わせてあり、約1.5K〜300Kの任意の温度で実験が行なえるようにした。フォトリン計数システム等の独自の装置チェックは終了した。現在、ESR分光器ならびに温度可変装置と組み合わせた全系の装置チェックを帯溶隔核で高純度に精製したベンゾフェノンにド-プしたベンジル分子を標準試料として用いて行っている段階である。現在フォトン計数システムの所のD/A変換器の応答測定が問題となっており、変調方式を磁場変調からビンモジュレ-ダによるマイクロ波の振幅変調に切りかえ、変調測定を任意に可変し、遅くすることによりこの問題を解決する方向に向っている。励起子移動によるスピン整列系のモデルとして、現在1,3,5ートリブロとベンゼンおよび1,2,4,5ーテトラクロロベンゼンをホスト分子とし、2,2,6,6ーテトラメチルピベリジンーNーオキシラジカル等をゲストとしてド-プした系の単結晶を育成中である。またこれ以外の系として、分子内での励起子移動が可能な系も現在あわせて検討中である。今後、当初予定したが現在まだ実施できていない実験もあわせて研究を進行していく計画である。

我们已经设计了各种高自旋有机分子，它们用作有机铁磁体和有机铁磁铁的模型，并主要使用磁共振方法阐明其电子状态和自旋对准机制。在这项研究中，我们研究了通过激发态旋转对准的可能性，以研究一种与以前不同的分子间自旋比对机制的可能性。首先，光电检测器磁共振测量被用作详细研究分子激子的电子状态的手段，并构建了光电探测器磁共振测量系统，其中现有的ESR光谱仪结合光电层层管，光子计数单位和会计设备。该系统还与氦转运变温设备结合使用，从而可以在约1.5 k至300k的任何温度下进行实验。独特的设备检查（例如光素计数系统）已经完成。目前，将整个系统与ESR光谱仪和使用掺杂到苯甲酮上的苄基分子结合使用，并将其作为标准样品纯化至分离的核。当前，光子计数系统中D/A转换器的响应测量是一个问题，使用BIN调制器将调制方法从磁场调制转换为微波幅度调制，并且可以任意更改调制测量，并放慢速度以解决此问题。作为通过激子传输的旋转对齐系统的模型，我们目前正在种植该系统的单晶，其中1,3,5-晶状体，苯和1,2,4,5-四氯苯用作宿主分子，并用2,2,6,6,6,6,6,6,6-甲基甲基甲基丙氨酸，N-氧化物，N-氧气，等级等掺杂。目前也正在研究其他系统，这些系统能够在分子内进行激子转移。该计划将来要进行研究，包括最初计划但尚未进行的实验。