乾癬皮膚移植SCID-huマウスを用いて乾癬発症機構の解析
乾癬皮膚移植SCID-huマウスを用いて乾癬発症機構の解析
批准号:
05770636
负责人:
大川 司
金额:
$0.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1993
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1993 至 --
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乾癬の病態を形成する上で浸潤リンパ球のはたす役割が最近、注目されているが、満足のいく実験モデルは未だ存在しない。ヌードマウスを用いた移植モデルにおいても乾癬型組織反応が消失するにとどまっており、軽度拒絶反応も認められたこと報告されている。そこでわれわれは、遺伝的にT細胞およびB細胞の機能が欠如した重症複合免疫不全を呈するSCIDマウスを用いた移植モデルの作成を試み、移植乾癬皮膚が10週にわたり拒絶反応もなく、生着することを確認できたことより、この系を用いて、乾癬における表皮細胞と浸潤リンパ球のインターラクションの解析を行った。SCIDマウスに10症例より採取した尋常性乾癬病変皮膚を移植し、2週毎に経時的に生検を行い、組織学的ならびに免疫組織化学的に検討した。加えて、同組織を用いてサイトカインのmRNAレベルでの発現についてもRT-PCR法により検索した。移植2週後、表皮索の延長は軽度となり、棍棒状肥厚の形態はそこなわれ、顆粒層が出現、不全角化も不規則となり、4週後には表皮索の延長もほぼ是正され乾癬型組織反応は消失した。真皮のCD3^+ヒトT細胞浸潤(CD4^+細胞優位)も乾癬型組織反応が消失するのと平行して減少し、表皮細胞のHLA-DR^+所見も消失した。またIFNgammamRNAの発現も認められなくなる傾向があった。しかし、移植6週前後になり、浸潤ヒトT細胞が増殖を示す症例が4例で認められ、それらの症例においては表皮下層よりHLA-DRが陽性を示し、乾癬型組織反応が再現された。それにともないIFNgammamRNAの発現も再び認められた。また、1L-12p35mRNAの発現もIFNgammamRNAの発現と相関する傾向がみられた。以上、SCIDマウスにおける移植乾癬皮膚の経時的検討において、一端、正常化した移植皮膚が浸潤リンパ球の増殖により乾癬型組織反応を再現したことは注目すべきことであり、乾癬発症機構を説明する上で有用な所見であるものと考える。なお、乾癬SCID-huマウスの作成も種々の方法で試みたが、ヒトCD3を2週間を越えてフローサイトメーターにて確認することができず、さらなる検討が必要と思われる。
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乾癬皮膚移植SCIDマウスを用いた乾癬浸潤リンパ球の解析
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批准号:06770666
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1994
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负责人:大川 司
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依托单位:
海外基金