H・D抗原発現を支配する酵素の遺伝子クローニングと解析
H・D抗原発現を支配する酵素の遺伝子クローニングと解析
批准号:
05858084
负责人:
川野 武弘
金额:
$0.51万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1993
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1993 至 --
中文摘要
私はすでに、ヒトでは腫瘍関連抗原と考えられるN-グリコリルノイラミン酸(H-D抗原)の合成を司るCMP-NeuAc水酸化酵素を同定し、マウス肝臓より精製した。本研究では、ヒト腫瘍におけるH-D抗原の発現機序を分子生物学的に明らかにすることを目的した。(1)CMP-NeuAc水酸化酵素のcDNAクローニング本酵素の精製標品をリシルエンドペプチダーゼで限界分解し、得られたペプチドについてアミノ酸配列を決定した。その情報を基に合成したプライマーDNAを用い、PCR(polymerase chain reaction)を行い、本酵素のcDNAの一部を増幅し、塩基配列を決定した。その情報を基にRACE(rapid amplification of cDNA end)法によってcDNAの全長を増幅した。得られた塩基配列より、本cDNAクローンは約1.7kbpの翻訳領域を持ち、精製酵素の分子量と一致する約65kDaのタンパク質をコードしていた。本cDNAを発現ベクターにつなぎ、COS-1細胞に導入すると、細胞の持つNeuGcの比率が増大することを確認した。また、ノーザンブロット解析によって、マウスの各臓器におけるNeuGcの発現と本酵素のmRNAの発現には相関があることが判明した。(2)ヒト腫瘍細胞における本酵素の発現ヒトゲノムを用いたサザンブロット解析においてマウスの遺伝子と非常に相同性が高いと思われるバンドが検出された。しかし、ヒト癌細胞を用いたノーザンブロット解析では本酵素のmRNAは検出されなかった。恐らく発現量が極く微量であると思われる。ヌードマウスに移植したヒト腫瘍細胞においてはH-D抗原の増大が見られるので、現在移植実験の再検討及びより感度の良い検出法としてPCRを検討している。
英文摘要
私はすでに、ヒトでは腫瘍関連抗原と考えられるN-グリコリルノイラミン酸(H-D抗原)の合成を司るCMP-NeuAc水酸化酵素を同定し、マウス肝臓より精製した。本研究では、ヒト腫瘍におけるH-D抗原の発現機序を分子生物学的に明らかにすることを目的した。(1)CMP-NeuAc水酸化酵素のcDNAクローニング本酵素の精製標品をリシルエンドペプチダーゼで限界分解し、得られたペプチドについてアミノ酸配列を決定した。その情報を基に合成したプライマーDNAを用い、PCR(polymerase chain reaction)を行い、本酵素のcDNAの一部を増幅し、塩基配列を決定した。その情報を基にRACE(rapid amplification of cDNA end)法によってcDNAの全長を増幅した。得られた塩基配列より、本cDNAクローンは約1.7kbpの翻訳領域を持ち、精製酵素の分子量と一致する約65kDaのタンパク質をコードしていた。本cDNAを発現ベクターにつなぎ、COS-1細胞に導入すると、細胞の持つNeuGcの比率が増大することを確認した。また、ノーザンブロット解析によって、マウスの各臓器におけるNeuGcの発現と本酵素のmRNAの発現には相関があることが判明した。(2)ヒト腫瘍細胞における本酵素の発現ヒトゲノムを用いたサザンブロット解析においてマウスの遺伝子と非常に相同性が高いと思われるバンドが検出された。しかし、ヒト癌細胞を用いたノーザンブロット解析では本酵素のmRNAは検出されなかった。恐らく発現量が極く微量であると思われる。ヌードマウスに移植したヒト腫瘍細胞においてはH-D抗原の増大が見られるので、現在移植実験の再検討及びより感度の良い検出法としてPCRを検討している。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
TAKEHIRO KAWANO: "Regulation of biosynthesis of N-glycolylneuraminic acid-containing glycoconjugates" Glycoconjugate Joural. 10. 109-115 (1993)
TAKEHIRO KAWANO:“含 N-羟乙酰神经氨酸的糖复合物生物合成的调节”糖复合物杂志。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
TAKEHIRO KAWANO: "Biosynthesis of N-glycolylneuraminic Acid-containing Glycoconjugates" The Joural of Biological Chemistry. 269. 9024-9029 (1994)
TAKEHIRO KAWANO:“含 N-乙醇酰神经氨酸的糖复合物的生物合成”《生物化学杂志》。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
細胞接着に関与するフコース転移酵素の生理的及び病理的意義
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批准号:08780553
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1996
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负责人:川野 武弘
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依托单位:
動物細胞由来の糖タンパク質に含まれる抗原性糖鎖の発現制御メカニズム
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批准号:07780506
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.7万
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财政年份:1995
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负责人:川野 武弘
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依托单位:
細胞接着に関わる複合糖質のシアル酸部分の構造変化と生理的意義
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批准号:06858065
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1994
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负责人:川野 武弘
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依托单位:
ヒト腫瘍関連糖鎖抗原N-グリコリルノイラミン酸の発現を制御する酵素の解析
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批准号:04780196
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1992
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负责人:川野 武弘
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依托单位:
メラノーマの転移に関与する糖鎖の構造と作用機構の解明
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批准号:01790554
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1989
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负责人:川野 武弘
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依托单位:
海外基金