2種類のアポトーシス抑制性生理活性物質のcDNAクローニング
2種類のアポトーシス抑制性生理活性物質のcDNAクローニング
批准号:
10877261
负责人:
本田 謙一
金额:
$1.41万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
1998
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1998 至 1999
中文摘要
【研究目的】我々は2種類の癌細胞培養上清に強力なアポトーシス阻害活性の存在を発見し、これらのアポトーシス抑制分子の精製およびそのcDNAクローニングを目的として研究を行ってきた。【研究成果】(1)ある種のマウス白血病細胞培養上清に放射線誘発アポトーシスおよびFas介在アポトーシスを強力に抑制する活性を1995年に発見したことから、まずアポトーシス抑制活性を指標に細胞培養上清から抑制分子の精製を試みた。極めて不安定な物質であり、低温操作と、20%Glycerol含有緩衝液を用いた精製を試みたが、高次構造あるいはオリゴマー構造のためか精製途中で活性が消失するという結果に終わった。次にこのアポトーシス抑制分子に対するモノクローナル抗体作製を計画したが、免疫ラット血清には中和抗体活性が検出されなかった。cDNAへ発現クローニング法についてはアポトーシス抑制分子分泌細胞株の特許権問題があるために、代用細胞として白血病細胞株を20種類近くスクリー二ングしたが、同様のアポトーシス抑制活性は検出できなかった。現在の所、このアポトーシス抑制活性物質については、分子レベルでの追求を中止しており、これまでの研究の途中経過を論文に執筆している。(2)研究分担者のひとりである田中が発見したアポトーシス現象(田中の樹立したマウス白血病細胞が酸化ストレスによリアポトーシスに陥る:Tanaka et al., Eur J Immunol.1994)を強く抑制する活性を、ヒト卵巣癌およびヒト子宮癌細胞株培養上清に認めたことがきっかけである。(1)これまでの諸実験から、本分子は分子量が比較的小さい未知のサイトカインであると予測し、まず直接的なcDNA発現クローニング法を試みた。分泌細胞mRNA由来pCDM8cDNA libraryを作製し、COS7にトランスフェクションし、その培養上清のアポトーシス抑制能を指標にスクリーニングした。5回スクリーニング後に、約200クローンを個別に検討したが、目的とする活性分子は見つからなかった。(2)当初、粗精製アポトーシス抑制分子でマウスを免疫しモノクローナル抗体の作製を試みたが、マウス血清中には中和活性が見い出せなかった。現在は、高純度精製分子を用いてハイブリドーマ樹立を再度試みている。分子クローニングが未成功であるためにまだ予定した論文は完成していないが、現在までに判明した細胞生物学的諸性質を論文にまとめている。
英文摘要
【研究目的】我々は2種類の癌細胞培養上清に強力なアポトーシス阻害活性の存在を発見し、これらのアポトーシス抑制分子の精製およびそのcDNAクローニングを目的として研究を行ってきた。【研究成果】(1)ある種のマウス白血病細胞培養上清に放射線誘発アポトーシスおよびFas介在アポトーシスを強力に抑制する活性を1995年に発見したことから、まずアポトーシス抑制活性を指標に細胞培養上清から抑制分子の精製を試みた。極めて不安定な物質であり、低温操作と、20%Glycerol含有緩衝液を用いた精製を試みたが、高次構造あるいはオリゴマー構造のためか精製途中で活性が消失するという結果に終わった。次にこのアポトーシス抑制分子に対するモノクローナル抗体作製を計画したが、免疫ラット血清には中和抗体活性が検出されなかった。cDNAへ発現クローニング法についてはアポトーシス抑制分子分泌細胞株の特許権問題があるために、代用細胞として白血病細胞株を20種類近くスクリー二ングしたが、同様のアポトーシス抑制活性は検出できなかった。現在の所、このアポトーシス抑制活性物質については、分子レベルでの追求を中止しており、これまでの研究の途中経過を論文に執筆している。(2)研究分担者のひとりである田中が発見したアポトーシス現象(田中の樹立したマウス白血病細胞が酸化ストレスによリアポトーシスに陥る:Tanaka et al., Eur J Immunol.1994)を強く抑制する活性を、ヒト卵巣癌およびヒト子宮癌細胞株培養上清に認めたことがきっかけである。(1)これまでの諸実験から、本分子は分子量が比較的小さい未知のサイトカインであると予測し、まず直接的なcDNA発現クローニング法を試みた。分泌細胞mRNA由来pCDM8cDNA libraryを作製し、COS7にトランスフェクションし、その培養上清のアポトーシス抑制能を指標にスクリーニングした。5回スクリーニング後に、約200クローンを個別に検討したが、目的とする活性分子は見つからなかった。(2)当初、粗精製アポトーシス抑制分子でマウスを免疫しモノクローナル抗体の作製を試みたが、マウス血清中には中和活性が見い出せなかった。現在は、高純度精製分子を用いてハイブリドーマ樹立を再度試みている。分子クローニングが未成功であるためにまだ予定した論文は完成していないが、現在までに判明した細胞生物学的諸性質を論文にまとめている。
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Tanaka T,Masuda M,et al.: "Establishment and charcterization of anticancer-drug-resistant subclone derived from human cervical squamous cell carcinoma" Cytomolecular Genetics.4(印刷中). (1999)
Tanaka T、Masuda M 等人:“源自人宫颈鳞状细胞癌的抗癌药物耐药亚克隆的建立和表征”Cytomolecular Genetics.4(出版中)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
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通讯作者:
Tanaka T. et al.: "Enhancement of apoptotic susceptibility in human endometrial epithelial cell line HHUA by transforming growth factor-β1"Horm.Metab.Res.. 30. 61-65 (1998)
Tanaka T.等人:“通过转化生长因子-β1增强人子宫内膜上皮细胞系 HHUA 的凋亡敏感性”Horm.Metab.Res.. 30. 61-65 (1998)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Tanaka T. et al.: "Radiosensitivity in cervical squamous cell carcinoma: Modulation by cytokines and anticancer drugs"Cytomolecular Genetics. 3. 51-53 (1998)
Tanaka T.等人:“宫颈鳞状细胞癌的放射敏感性:细胞因子和抗癌药物的调节”细胞分子遗传学。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Tanaka T. et al.: "Enhanced Fas/CD95-mediated apoptosis by epidermal growth factor in human endometrial epithelial cells"Eur J Obstet Gynecol Reprod. Biol.. 86. 189-194 (1999)
Tanaka T.等人:“人子宫内膜上皮细胞中表皮生长因子增强Fas/CD95介导的细胞凋亡”Eur J Obstet Gynecol Reprod。
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Tanaka T. et al.: "Enhancement of apoptotic susceptibility by interleukin-1 in human endometrial epithelial cells"Gynecol.Endocrinol.. 12. 315-319 (1998)
Tanaka T.等人:“人子宫内膜上皮细胞中白介素-1对凋亡敏感性的增强”Gynecol.Endocrinol.. 12. 315-319 (1998)
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作者:
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通讯作者:
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