先史・原史時代における沖縄人の食性
先史・原史時代における沖縄人の食性
批准号:
06851048
负责人:
高宮 広土
金额:
$0.58万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1994
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1994 至 --
中文摘要
本年度の研究実施の第一の目的は、前年度まで回収した食物遺体の同定であった。このうち、奈良・平安時代相当期の那崎原遺跡から出土した植物遺体の検討をある程度完了した。検出された植物遺体は少量であったが、その中にはコムギ、オオムギ、アワ、およびコメの栽培植物が含まれていた。また、これ以外の植物種子は、トウダイグサ科種子、カヤツリグサ科種子、および、カタバミ科種子等、開けた環境に生息する植物の種子であった。種のレベルまで同定することは、大変困難なことであるが、今回検出されたこれらの植物科には、畑や水田に生息する種も含まれている。よって、那崎原遺跡は沖縄本島における最古の農耕を示すものである。すなわち、今回の調査で、沖縄本島においては、グスク以前に農耕が存在したことが明らかとなった。また、現在、グスク時代の森川遺跡および弥生時代相当期の高知口原遺跡の植物依存体を分析中であるが、次に途中経過を報告したい。グスク時代は農耕社会であるが、森川遺跡からは多量の栽培植物種子が検出されている。幾つかのグスク遺跡から栽培植物が報告されているが、これほど多く出土した前例はない。おそらく、5000〜7000粒程の炭化種子が検出されたものと推測する。そのほとんどが、栽培植物で、オオムギ、コムギ、およびアワが主な種子であるようである。最後に、弥生相当期の高知口原遺跡からは、今のところ栽培植物は検出されていない。本年度研究の目的の第二は、先史時代遺跡から植物遺体を回収することであったが、読谷村教育委員会のご好意で当該村に所在する、弥生相当期の二重兼久原貝塚から回収された植物依存体をお借りした。また、当初、考慮していなかったが、縄文後期から弥生・平安並行期の動物遺体も、現在検討している。明確に述べるに至っていないが、食料として狩猟・採集された動物種に変化が起ことを示すことができそうである。
英文摘要
本年度の研究実施の第一の目的は、前年度まで回収した食物遺体の同定であった。このうち、奈良・平安時代相当期の那崎原遺跡から出土した植物遺体の検討をある程度完了した。検出された植物遺体は少量であったが、その中にはコムギ、オオムギ、アワ、およびコメの栽培植物が含まれていた。また、これ以外の植物種子は、トウダイグサ科種子、カヤツリグサ科種子、および、カタバミ科種子等、開けた環境に生息する植物の種子であった。種のレベルまで同定することは、大変困難なことであるが、今回検出されたこれらの植物科には、畑や水田に生息する種も含まれている。よって、那崎原遺跡は沖縄本島における最古の農耕を示すものである。すなわち、今回の調査で、沖縄本島においては、グスク以前に農耕が存在したことが明らかとなった。また、現在、グスク時代の森川遺跡および弥生時代相当期の高知口原遺跡の植物依存体を分析中であるが、次に途中経過を報告したい。グスク時代は農耕社会であるが、森川遺跡からは多量の栽培植物種子が検出されている。幾つかのグスク遺跡から栽培植物が報告されているが、これほど多く出土した前例はない。おそらく、5000〜7000粒程の炭化種子が検出されたものと推測する。そのほとんどが、栽培植物で、オオムギ、コムギ、およびアワが主な種子であるようである。最後に、弥生相当期の高知口原遺跡からは、今のところ栽培植物は検出されていない。本年度研究の目的の第二は、先史時代遺跡から植物遺体を回収することであったが、読谷村教育委員会のご好意で当該村に所在する、弥生相当期の二重兼久原貝塚から回収された植物依存体をお借りした。また、当初、考慮していなかったが、縄文後期から弥生・平安並行期の動物遺体も、現在検討している。明確に述べるに至っていないが、食料として狩猟・採集された動物種に変化が起ことを示すことができそうである。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
「島嶼文明」の視点から奄美群島の持続的発展の特性を解明する
-
批准号:22K18508
-
项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
-
资助金额:$3.91万
-
财政年份:2022
-
负责人:高宮 広土
-
依托单位:
「ボカシの文化」にメスを入れる
-
批准号:21H04362
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
-
资助金额:$26.96万
-
财政年份:2021
-
负责人:高宮 広土
-
依托单位:
貝塚時代土器文化の起源と動植物遺体からみた食性・環境の基礎的研究
-
批准号:18K01068
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
-
资助金额:$2.75万
-
财政年份:2018
-
负责人:高宮 広土
-
依托单位:
沖縄先史時代の基層文化の研究III
-
批准号:12012221
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
-
资助金额:$0.96万
-
财政年份:2000
-
负责人:高宮 広土
-
依托单位:
沖縄先史時代の基層文化の検討(II)
-
批准号:11112222
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
-
资助金额:$0.7万
-
财政年份:1999
-
负责人:高宮 広土
-
依托单位:
沖縄先史時代の基層文化の検討
-
批准号:10115216
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
-
资助金额:$0.83万
-
财政年份:1998
-
负责人:高宮 広土
-
依托单位:
先史人類学的アプローチによる現代沖縄人の基層文化の検討
-
批准号:09208213
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
-
资助金额:$1.15万
-
财政年份:1997
-
负责人:高宮 広土
-
依托单位:
国内基金
海外基金
登录
查看更多内容
青鲫ghrelin基因对生长和摄食性状的共调控机制研究
-
批准号:2025JJ50144
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:--
-
批准年份:2025
-
负责人:张运生
-
依托单位:
中生代蕨类植物与植食性昆虫早期互作和演化研究
-
批准号:
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:10.0万元
-
批准年份:2025
-
负责人:肖丽芳
-
依托单位:
味觉受体GR66调控家蚕寡食性的分子机制研究
-
批准号:
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:--
-
批准年份:2025
-
负责人:郭鹏超
-
依托单位:
猕猴桃硬果即食性状机制解析及配套控熟技术研发
-
批准号:
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:--
-
批准年份:2025
-
负责人:
-
依托单位:
从肠道菌群角度揭示中华穿山甲食性特化机制
-
批准号:
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:15.0万元
-
批准年份:2024
-
负责人:王凯
-
依托单位:
玉足海参食性转化和营养高效利用的适应性机制
-
批准号:
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:15.0万元
-
批准年份:2024
-
负责人:江晓
-
依托单位:
基于成熟度分级的菱角高效低损壳仁分离机理研究
-
批准号:
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:--
-
批准年份:2024
-
负责人:
-
依托单位:
基于T2T基因组的草鱼草食性状的适应性演化机制研究
-
批准号:
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:--
-
批准年份:2024
-
负责人:
-
依托单位:
亚热带内生和外生菌根树种地下觅食性状对不同养分斑块的塑性响应
-
批准号:32301356
-
项目类别:青年科学基金项目
-
资助金额:30万元
-
批准年份:2023
-
负责人:朱丽琴
-
依托单位:
南极全新世企鹅食性变化及其对自然和人为因素的响应
-
批准号:42372209
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:52万元
-
批准年份:2023
-
负责人:高月嵩
-
依托单位: