沖縄先史時代の基層文化の検討(II)
沖縄先史時代の基層文化の検討(II)
批准号:
11112222
负责人:
高宮 広土
金额:
$0.7万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份:
1999
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1999 至 --
中文摘要
昨年度、熊本大学考古学研究室によるナガラバル東貝塚(6〜8世紀)に参加し、主に第III層よりイネを検出した。沖縄諸島・琉球列島最古のイネである。今年度もまた熊本大学によるナガラバル東貝塚発掘調査に参加し、主に第IV層より土壌のサンプリングを実施した。昨年度の約10倍の土壌サンプル(約800リットル)をサンプルした。その結果、イネ、タブノキ、および堅果類の破片を回収・同定した。層位的には、沖縄・琉球列島最古のイネである。しかしながら、昨年度の結論と同様に、今回の分析においてもイネが沖縄諸島で栽培された事を積極的に示すデータを得ることは出来なかった。おそらく、イネは交易によって入手したのであろう。また、前原遺跡(縄文時代後期相当期)より回収された植物遺体の分析を完了した。この遺跡から得られた植物遺体のサンプリングおよび解釈が正しければ、沖縄諸島においては、縄文後期農耕説も提唱されているが、この時代は狩猟採集の時代であったことになる。また弥生時代相当期には「貝の道」を通して、本土と交易を行ったことが知られているが、沖縄弥生時代人は水田稲作を受け入れなかったようである。さらに、6〜8世紀にはイネを知っていた集団も存在したが、彼らも積極的にイネ(水田稲作)を受け入れなかった。考古植物学的資料および考古学的資料によると、沖縄諸島においては農耕は8〜10世紀に開始されたようである。また、グスク時代の植物遺体を検討すると、この時代の農耕はイネを中心とした水田稲作ではなくアワやコムギ等の雑穀を中心とした畑作農耕であったようである。
英文摘要
昨年度、熊本大学考古学研究室によるナガラバル東貝塚(6〜8世紀)に参加し、主に第III層よりイネを検出した。沖縄諸島・琉球列島最古のイネである。今年度もまた熊本大学によるナガラバル東貝塚発掘調査に参加し、主に第IV層より土壌のサンプリングを実施した。昨年度の約10倍の土壌サンプル(約800リットル)をサンプルした。その結果、イネ、タブノキ、および堅果類の破片を回収・同定した。層位的には、沖縄・琉球列島最古のイネである。しかしながら、昨年度の結論と同様に、今回の分析においてもイネが沖縄諸島で栽培された事を積極的に示すデータを得ることは出来なかった。おそらく、イネは交易によって入手したのであろう。また、前原遺跡(縄文時代後期相当期)より回収された植物遺体の分析を完了した。この遺跡から得られた植物遺体のサンプリングおよび解釈が正しければ、沖縄諸島においては、縄文後期農耕説も提唱されているが、この時代は狩猟採集の時代であったことになる。また弥生時代相当期には「貝の道」を通して、本土と交易を行ったことが知られているが、沖縄弥生時代人は水田稲作を受け入れなかったようである。さらに、6〜8世紀にはイネを知っていた集団も存在したが、彼らも積極的にイネ(水田稲作)を受け入れなかった。考古植物学的資料および考古学的資料によると、沖縄諸島においては農耕は8〜10世紀に開始されたようである。また、グスク時代の植物遺体を検討すると、この時代の農耕はイネを中心とした水田稲作ではなくアワやコムギ等の雑穀を中心とした畑作農耕であったようである。
期刊论文(5)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
高宮広土: "ヒトの行動からみた沖縄の先史時代"はじめて出会う日本考古学. 239-268 (1999)
高宫博人:“从人类行为看冲绳的史前史”第一次接触日本考古学239-268(1999)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
高宮広土: "植物遺体からみた柳田国男「海土の道」説"民族学研究. 63・3. 283-301 (1998)
高宫宏人:“从植物遗骸中看到柳田邦男的‘海土之路’理论”,民族学研究63・3(1998)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
高宮広土: "ナガラ原東貝塚出土の植物遺体(1998年度)"熊本大学考古学研究室報告. 34. 49-53 (1999)
Hiroto Takamiya:“长原东贝冢出土的植物遗骸(1998)”熊本大学考古实验室报告34. 49-53(1999)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
高宮広土: "栽培植物の探索"前原遺跡発掘調査報告書. 14. 259-275 (1999)
高宫博人:《寻找栽培植物》前原遗址发掘调查报告。14. 259-275 (1999)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
"安座間原貝塚人は何を食べたか : 炭素・窒素安定同位体分析による食性の復元"南島考古. 18. 1-14 (1999)
“Azamabara Kaizuka 人吃什么:通过碳和氮稳定同位素分析重建他们的饮食”Minamijima Koko。 18. 1-14 (1999)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
「島嶼文明」の視点から奄美群島の持続的発展の特性を解明する
-
批准号:22K18508
-
项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
-
资助金额:$3.91万
-
财政年份:2022
-
负责人:高宮 広土
-
依托单位:
「ボカシの文化」にメスを入れる
-
批准号:21H04362
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
-
资助金额:$26.96万
-
财政年份:2021
-
负责人:高宮 広土
-
依托单位:
貝塚時代土器文化の起源と動植物遺体からみた食性・環境の基礎的研究
-
批准号:18K01068
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
-
资助金额:$2.75万
-
财政年份:2018
-
负责人:高宮 広土
-
依托单位:
沖縄先史時代の基層文化の研究III
-
批准号:12012221
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
-
资助金额:$0.96万
-
财政年份:2000
-
负责人:高宮 広土
-
依托单位:
沖縄先史時代の基層文化の検討
-
批准号:10115216
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
-
资助金额:$0.83万
-
财政年份:1998
-
负责人:高宮 広土
-
依托单位:
先史人類学的アプローチによる現代沖縄人の基層文化の検討
-
批准号:09208213
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
-
资助金额:$1.15万
-
财政年份:1997
-
负责人:高宮 広土
-
依托单位:
先史・原史時代における沖縄人の食性
-
批准号:06851048
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.58万
-
财政年份:1994
-
负责人:高宮 広土
-
依托单位:
海外基金