エストロゲン作用の階層性とその分子機構

雌激素作用的层次及其分子机制

基本信息

批准号：
08457041
负责人：
村松正實
金额：
$ 4.22万
依托单位：
Saitama Medical University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份：
1996
资助国家：
日本
起止时间：
1996 至无数据
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-08457041/
关键词：
エストロゲン Znフィンガー efp

项目摘要

エストロゲン受容体(ER)が結合するERE(エストロゲン応答配列)を持つゲノムDNA断片をクローン化する方法(Genomic Binding Site Cloning)を用いて数個の候補遺伝子をクローン化し得た。その一つefp(estrogen responsive finger protein)はRINGフィンガーとZnフィンガーを持ち、胎盤、子宮、乳腺などの他、胎児の脳においても発現している上、ERを持つ或種の細胞で、エストロゲンによりmRNAが誘導される。この遺伝子の機能を知るため、efp遺伝子のノックアウトマウスを作出した(癌研野田哲生部長との協同研究)。このホモ接合マウスは正常に生れ、現在のところ正常に育っているが、今後性行動など更に細かい点に異常はないかを観察する予定である。一方、ゲノム上のefp遺伝子をヒトおよびマウスからクローン化し、その上流制御領域を解析した。その結果この遺伝子にはTATAボックスはなく、それらが協調して働いていることがわかった。3'側にあるEREはそれらを更に増幅するエンハンサーとして働いているものと考えられる。一方では、グルタミン酸受容体の一つNMDA受容体2D(NR2D)遺伝子も上記方法で獲られて来た。そして3'非コード領域にEREのhalf-siteを8個持っていることがわかった。又、この遺伝子が視床下部でERにより調節されている事も判明した。現在、NR2Dノックアウトマウスを京大・三品昌美教授より戴き、性行動等を調べている。同様にして獲られたもう一つの遺伝子EREG-1についても同様に解析を続けている。

可以使用一种克隆基因组DNA片段克隆的几个候选基因，该方法带有雌激素受体（ER）结合的ERE（雌激素反应序列）。其中之一，EFP（雌激素反应性手指蛋白）是一种带有环手指和Zn手指的细胞，在胎盘，子宫，乳腺和胎儿脑中表达，也是带有ER的一种细胞，并由雌激素诱导。为了了解该基因的功能，我们为EFP基因创建了基因敲除小鼠（与癌症研究总监Noda Tetsuo的合作研究）。纯合小鼠是正常出生的，目前正在正常增长，但我们计划观察是否有更详细的性行为等异常。同时，基因组上的EFP基因是从人类和小鼠克隆的，并分析了上游调节区域。结果表明，该基因中没有Tata盒子，并且它们合作。 3'侧的ERE被认为是进一步扩大它们的增强剂。另一方面，也已使用上述方法获得了NMDA受体2D（NR2D）基因（NR2D）基因。然后发现他在3'非编码区域中有八个半点。还发现该基因在下丘脑中受ER的调节。目前，京都大学的Mishin Masami教授已收到NR2D淘汰赛的老鼠，并正在调查性行为。对于另一个基因EREG-1，也以相同的方式捕获了类似的分析。