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主要型転写開始因子の構造機能相関と概日性リズムとの対応に関する研究

主要转录起始因子的构效关系及其与昼夜节律的对应关系研究

基本信息

批准号：
08660098
负责人：
高橋秀夫
金额：
$ 1.28万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
1996
资助国家：
日本
起止时间：
1996 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

真正細菌の遺伝子のほとんどは、主要σ因子(大腸菌のσ^<70>)を含むRNAポリメラーゼ・ホロ酵素によってプロモーターが認識されることによって、転写が起る。先に申請者らは、ほとんどの真正細菌が複数個の主要型σ因子遺伝子をもつことを示すとともに、大腸菌には第二の主要σ因子として、定常期に特異的なσ^<38>(rpoS遺伝子産物)が存在することを明らかにした。本研究では、定常期に特異的な第二の主要σ因子(σ^<38>)によるプロモーターの認識についての解析を進めた。また、ラン藻(Synechococcus sp.PCC7942)のもつ4つのrpoD相同遺伝子の産物についてのσ因子活性の確認とプロモーター特異性の解析、さらにラン藻のもつサーカディアンリズム(概日性リズム)と転写装置との関連についての解析を進めた。これらの成果は次のようなものである。(1)大腸菌の主要型σ因子、σ^<38>によるプロモーター認識についての解析を行った結果、従来よりσ^<70>をもつホロ酵素で言われている-35領域の配列は、σ^<38>については必ずしも必須ではないことが示された。(2)ラン藻の4つのrpoD相同遺伝子の産物については、いずれも大腸菌の精製コア酵素に対して特異的な転写開示能を付与できることが示された。また、rpoD1〜rpoD4についての遺伝子破壊株の作成と解析を行った。(3)ラン藻のrpoD遺伝子の欠損によって、サーカディアンリズムに影響が出ることが示された。このことはラン藻におけるサーカディアンリズムの発生機構に転写装置が深く関わっていることを強く示唆している。

The main sigma factor (σ^ ) of true bacteria <70>contains RNA molecules, enzymes and enzymes. The first applicant has two or more major sigma factor genes in true bacteria, and the second major sigma factor gene in Escherichia coli, and the second major sigma factor gene <38>(rpoS gene product) exists in the steady state. This study is aimed at the analysis of the second main σ factor (σ^ ) in the steady state<38>. Identification of sigma factor activity in the production of the same gene in Synechococcus sp.PCC7942, and analysis of specificity in the production of the same gene in Synechococcus sp.PCC7942. The fruit of the tree is the fruit of the tree. (1)The main type sigma factor of Escherichia coli, <38><70>σ <38>^ (2)The products of the same gene of the four kinds of algae are added to the specific enzyme of Escherichia coli. , rpoD1 ~ rpoD4 (3)The damage caused by the infection of the rpoD gene is shown in the figure below. The development mechanism of this kind of equipment is very important.