シナプス伝達がシナプス形成に及ぼす影響
シナプス伝達がシナプス形成に及ぼす影響
批准号:
10156208
负责人:
城所 良明
金额:
$1.09万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份:
1998
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1998 至 --
中文摘要
昆虫においては神経筋シナプスの伝達物質はグルタミン酸であり、シナプス後膜に局在する受容体チャネル(シナプス型)は、シナプス外膜に散在するもの(シナプス外型)とは性質が異る。シナプス後膜にあるシナプス型グルタミン酸受容体チャネルはパッチクランプ法によってその単一チャネル電流を直接記録することができないために、シナプス部にグルタミン酸をパフ投与してその結果おこる複合チャネル電流をホールセル・モードで記録した。100μMグルタミン酸投与では、ほとんど電流は見られないが、1mMでは数百pAの内向電流に重なって顕著な電流ノイズが見られた。このノイズを解析することによって、シナプス型チャネルの性質が解明されると思われる。ところがこの実験の過程において、予想外の現象を見つけたためにその解析をまず行うことにした。外液中にCa^<2+>存在しない条件下で100μMのグルタミン酸を投与すると、自発性シナプス電流の頻度が増大した。同様の変化は1mMでも起ったが頻度の増大はほぼ同じくらいであった。このことから自発性シナプス電流の頻度の増大はシナプス後膜にあるグルタミン酸受容体とは異る受容体によるものであろうと推察された。そこで代謝型グルタミン酸受容体のアゴニスト(S)-4C3HPGを試みた。100μMで自発性シナプス電流の頻度を大きく増大させた。また代謝型グルタミン酸受容体の特異的なアンタゴニストであるMCCG-Iはグルタミン酸および(S)-4C3HPGの作用をブロックした。代謝型グルタミン酸受容体はショウジョウバエではクローンされた受容体のホモロジーと薬理学的な性質からGroupII、すなわちcAMPにカップルしている受容体と分類されている。そこでcAMPの自発性シナプス電流にたいする作用を調べた。まずadenylate cyclaseの賦活剤であるforskolinを外液中にCaのない条件で作用させたところ、シナプス電流の頻度は大きく上昇した。しかも膜透過型cAMPアナログであるCPT-cAMPを用いても同様の現象が見られた。したがって神経終末内のcAMP濃度が増大すると自発性シナプス電流の頻度は増大することがわかった。次に代謝型グルタミン酸受容体を活性化した時にadenylate cyclaseが働いているかどうかを調べた。まずadenylate cyclaseに欠陥のある突然変異体rutabagaを用いて、(S)-4C3HPGによって受容体を活性化した時の反応を調べたところ、予想通り自発性シナプス電流の頻度はあまり上昇しなかった。したがって代謝型グルタミン酸受容体の作用はadenylate cyclaseを経由していることがわかった(Zhang et al.,1999)。
英文摘要
昆虫においては神経筋シナプスの伝達物質はグルタミン酸であり、シナプス後膜に局在する受容体チャネル(シナプス型)は、シナプス外膜に散在するもの(シナプス外型)とは性質が異る。シナプス後膜にあるシナプス型グルタミン酸受容体チャネルはパッチクランプ法によってその単一チャネル電流を直接記録することができないために、シナプス部にグルタミン酸をパフ投与してその結果おこる複合チャネル電流をホールセル・モードで記録した。100μMグルタミン酸投与では、ほとんど電流は見られないが、1mMでは数百pAの内向電流に重なって顕著な電流ノイズが見られた。このノイズを解析することによって、シナプス型チャネルの性質が解明されると思われる。ところがこの実験の過程において、予想外の現象を見つけたためにその解析をまず行うことにした。外液中にCa^<2+>存在しない条件下で100μMのグルタミン酸を投与すると、自発性シナプス電流の頻度が増大した。同様の変化は1mMでも起ったが頻度の増大はほぼ同じくらいであった。このことから自発性シナプス電流の頻度の増大はシナプス後膜にあるグルタミン酸受容体とは異る受容体によるものであろうと推察された。そこで代謝型グルタミン酸受容体のアゴニスト(S)-4C3HPGを試みた。100μMで自発性シナプス電流の頻度を大きく増大させた。また代謝型グルタミン酸受容体の特異的なアンタゴニストであるMCCG-Iはグルタミン酸および(S)-4C3HPGの作用をブロックした。代謝型グルタミン酸受容体はショウジョウバエではクローンされた受容体のホモロジーと薬理学的な性質からGroupII、すなわちcAMPにカップルしている受容体と分類されている。そこでcAMPの自発性シナプス電流にたいする作用を調べた。まずadenylate cyclaseの賦活剤であるforskolinを外液中にCaのない条件で作用させたところ、シナプス電流の頻度は大きく上昇した。しかも膜透過型cAMPアナログであるCPT-cAMPを用いても同様の現象が見られた。したがって神経終末内のcAMP濃度が増大すると自発性シナプス電流の頻度は増大することがわかった。次に代謝型グルタミン酸受容体を活性化した時にadenylate cyclaseが働いているかどうかを調べた。まずadenylate cyclaseに欠陥のある突然変異体rutabagaを用いて、(S)-4C3HPGによって受容体を活性化した時の反応を調べたところ、予想通り自発性シナプス電流の頻度はあまり上昇しなかった。したがって代謝型グルタミン酸受容体の作用はadenylate cyclaseを経由していることがわかった(Zhang et al.,1999)。
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Kajiwara,R.,Sand,O.,Kidokoro,Y.,et al.: "Functional organization of chromaffin cells and cholinergic synaptic transmission in rat adrenal medulla" Jpn.J.Physiol.47. 449-464 (1997)
Kajiwara,R.,Sand,O.,Kidokoro,Y.,et al.:“大鼠肾上腺髓质中嗜铬细胞的功能组织和胆碱能突触传递”Jpn.J.Physiol.47。
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通讯作者:
Deitcher,D.L.,Ueda,A.,...,Kidokoro,Y.et al.: "Distinct requirements for evoked and spontaneous release of neurotransmitter are revealed by mutations in the Drosophila gene neuronal-synaptobrevin" J.Neurosci.18. 2028-2039 (1998)
Deitcher,D.L.,Ueda,A.,...,Kidokoro,Y.et al.:“果蝇基因神经突触短蛋白的突变揭示了神经递质诱发和自发释放的不同要求”J.Neurosci.18。
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通讯作者:
Umbach, U.A., Saitoe, M., Kidokoro, Y., et al.: "Attenuated influx of calcium ions at nerve endings of csp and shibire mutant Drosophila" J.Neurosci.18. 3233-3240 (1998)
Umbach, U.A.、Saitoe, M.、Kidokoro, Y. 等人:“csp 和 shibire 突变果蝇神经末梢钙离子流入减弱”J.Neurosci.18。
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期刊:
影响因子:
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作者:
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通讯作者:
共 13 条
シナプス小胞の取り込み、分布、放出
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批准号:22500350
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$1.0万
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财政年份:2010
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负责人:城所 良明
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依托单位:
シナプス形成に関与する遺伝子と可塑性
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批准号:07278207
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.6万
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财政年份:1995
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负责人:城所 良明
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依托单位:
海外基金