Rho低分子量G蛋白質系による細胞質分裂の制御機構
Rho低分子量G蛋白質系による細胞質分裂の制御機構
批准号:
10213205
负责人:
田中 一馬
金额:
$43.26万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (B)
财政年份:
2000
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2000 至 2001
中文摘要
Rho低分子量G蛋白質がアクチン細胞骨格系を介して細胞質分裂を制御していることが知られている。本研究では、出芽酵母を用いて細胞質分裂の制御機構について解析し、以下の成果を得た。Rho familyの一つであるCdc42は、アクチンやセプチンのオーガニゼーションを介して出芽過程を制御するが、この出芽部位はそのまま細胞質分裂部位となる。Cdc42はそのエフェクターであるCla4、Ste20、Bni1、Gic1、Gic2を介して作用を発揮する。これまで、Gic1、Gic2の機能については不明な点が多かった。今回、Gic1、Gic2がCdc42に結合して下流にシグナルを流すわけではなく、Cdc42に直接作用しているらしいことを明らかにした。Gic1、Gic2の変異株は、高温で増殖欠損となるが、これはCdc42の高発現によって抑圧される。さらに、この抑圧はCdc42のエフェクターの変異では解消されない。すなわち、Gic1、Gic2の増殖欠損は、Cdc42そのものに生じている問題によることが明らかとなった。さらに、Gic1、Gic2の変異株では、Cdc42の局在が異常となっていた。このように、私達は、Cdc42のエフェクターの標的がCdc42そのものであるという、全く新しい作用機構を解明した。(投稿準備中)出芽酵母で細胞質分裂などの細胞表層伸長に重要なクラスVミオシン(Myo2)の機能制御について解析した。クラスVミオシンにRab型の低分子量GTPaseが結合することが哺乳動物細胞にて報告されているが、ミオシン機能制御における、その結合の役割は明確ではない。Myo2に結合するRab型低分子量GTPase(Ypt11)を哺乳動物細胞以外で初めて発見し、このミオシンとGTPaseの結合は、進化的に保存された重要なシステムであることを示唆した。遺伝学的解析の結果、Ypt11は、ミトコンドリアの極性分配における正の調節因子であった。また、Myo2のミトコンドリア分配への関与は不明であったが、今回、Myo2がミトコンドリア分配に本質的な機能を有することを明かとした。そして、Ypt11は、Myo2との結合を介してMyo2のミトコンドリア極性分配機能を促進することを明かとした。Myo2の機能制御システムの一端が初めて明らかとなったことから、他のMyo2機能の制御システムの解析も進むものと考える。以上のように本年度も本研究は着実に進めることができた。
英文摘要
Rho低分子量G蛋白質がアクチン細胞骨格系を介して細胞質分裂を制御していることが知られている。本研究では、出芽酵母を用いて細胞質分裂の制御機構について解析し、以下の成果を得た。Rho familyの一つであるCdc42は、アクチンやセプチンのオーガニゼーションを介して出芽過程を制御するが、この出芽部位はそのまま細胞質分裂部位となる。Cdc42はそのエフェクターであるCla4、Ste20、Bni1、Gic1、Gic2を介して作用を発揮する。これまで、Gic1、Gic2の機能については不明な点が多かった。今回、Gic1、Gic2がCdc42に結合して下流にシグナルを流すわけではなく、Cdc42に直接作用しているらしいことを明らかにした。Gic1、Gic2の変異株は、高温で増殖欠損となるが、これはCdc42の高発現によって抑圧される。さらに、この抑圧はCdc42のエフェクターの変異では解消されない。すなわち、Gic1、Gic2の増殖欠損は、Cdc42そのものに生じている問題によることが明らかとなった。さらに、Gic1、Gic2の変異株では、Cdc42の局在が異常となっていた。このように、私達は、Cdc42のエフェクターの標的がCdc42そのものであるという、全く新しい作用機構を解明した。(投稿準備中)出芽酵母で細胞質分裂などの細胞表層伸長に重要なクラスVミオシン(Myo2)の機能制御について解析した。クラスVミオシンにRab型の低分子量GTPaseが結合することが哺乳動物細胞にて報告されているが、ミオシン機能制御における、その結合の役割は明確ではない。Myo2に結合するRab型低分子量GTPase(Ypt11)を哺乳動物細胞以外で初めて発見し、このミオシンとGTPaseの結合は、進化的に保存された重要なシステムであることを示唆した。遺伝学的解析の結果、Ypt11は、ミトコンドリアの極性分配における正の調節因子であった。また、Myo2のミトコンドリア分配への関与は不明であったが、今回、Myo2がミトコンドリア分配に本質的な機能を有することを明かとした。そして、Ypt11は、Myo2との結合を介してMyo2のミトコンドリア極性分配機能を促進することを明かとした。Myo2の機能制御システムの一端が初めて明らかとなったことから、他のMyo2機能の制御システムの解析も進むものと考える。以上のように本年度も本研究は着実に進めることができた。
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Tanaka,K.: "Control of reorganization of the actin cytoskeleton by Rho family small GTP-binding proteins in yeast." Curr.Opin.Cell Biol.10・1. 112-116 (1998)
Tanaka, K.:“酵母中 Rho 家族小 GTP 结合蛋白对肌动蛋白细胞骨架重组的控制。”Curr.Opin.Cell Biol.10·1 (1998)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Kagami,M.: "Sro7p,a Saccharomyces cerevisiae counterpart of the tumor suppressor l(2)gl,is functionally realted to myosines." Genetics.149. 1717-1727 (1998)
Kagami,M.:“Sro7p 是酿酒酵母中肿瘤抑制因子 l(2)gl 的对应物,在功能上与肌球蛋白相关。”
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Saka, A.: "Complementing yeast rho1 mutation groups with distinct functional defects"J.Biol.Chem.. Vol.276. 46165-46171 (2001)
Saka, A.:“补充具有明显功能缺陷的酵母 rho1 突变组”J.Biol.Chem.. Vol.276。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Tanaka, K.: "Formin family proteins in cytoskeletal control"Biochem.Biophys.Res.Commun.. Vol 267. 479-481 (2000)
Tanaka, K.:“细胞骨架控制中的 Formin 家族蛋白”Biochem.Biophys.Res.Commun.. Vol 267. 479-481 (2000)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Tsujii R,Miyoshi K,Matsui Y, et al.: "Ebp2p, yeast homologue of a human protein that interacts with Epstein-Barr virus nuclear antigen 1, is required for pre-rRNA processing and ribosomal subunit assembl"Genes to Cells. Vol5. 543-553 (2000)
Tsujii R、Miyoshi K、Matsui Y 等人:“Ebp2p 是与 Epstein-Barr 病毒核抗原 1 相互作用的人类蛋白质的酵母同源物,是前 rRNA 加工和核糖体亚基组装所必需的”基因到细胞。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
共 17 条
相手のために嘘をつくことをめぐる哲学的研究
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批准号:22K00036
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$1.08万
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财政年份:2022
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负责人:田中 一馬
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依托单位:
Physiological significance of phospholipid asymmetry in Golgi membranes
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批准号:19K06536
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2019
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负责人:田中 一馬
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依托单位:
細胞質分裂における低分子量G蛋白質Rhoの機能と作用機構
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批准号:08259207
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1996
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负责人:田中 一馬
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依托单位:
細胞質分裂における低分子量G蛋白質Rhoの機能と作用機構
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批准号:08259207
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1996
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负责人:田中 一馬
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依托单位:
Rhoを介する低分子量G蛋白質カスケードの分子機構
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批准号:08680765
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$1.47万
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财政年份:1996
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负责人:田中 一馬
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依托单位:
低分子量G蛋白質RhoとRasおよびその関連蛋白質の構造と機能の解析
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批准号:07780538
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1995
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负责人:田中 一馬
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依托单位:
低分子量G蛋白質RasおよびRhoと関連蛋白質の構造と機能の解析
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批准号:06780484
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.77万
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财政年份:1994
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负责人:田中 一馬
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依托单位:
神経線維腫症1型(NFI)遺伝子及びその産物の機能解析
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批准号:04260205
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.92万
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财政年份:1992
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负责人:田中 一馬
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依托单位:
CAMP依存性プロティンキナーゼによる転写制御機構の解明
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批准号:01750901
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1989
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负责人:田中 一馬
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依托单位:
酵母におけるユビキチン遺伝子の機能及び発現制御
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批准号:63750922
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1988
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负责人:田中 一馬
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依托单位:
酵母における外来遺伝子の高発現化による増殖抑制機構に関する研究
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批准号:62750880
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1987
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负责人:田中 一馬
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依托单位:
海外基金