脳機能解析を基盤とした「味とフレーバーによるおいしさ」の客観的評価法に関する研究
脳機能解析を基盤とした「味とフレーバーによるおいしさ」の客観的評価法に関する研究
批准号:
12876033
负责人:
畠山 英子
金额:
$1.15万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2000
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2000 至 2001
中文摘要
脳機能解析を基盤とし、「味とフレーバーによるおいしさ」の客観評価法に関する研究を試みた。インフォームドコンセントを得たボランティアの学生から実験協力同意書に署名・捺印をもらって被験者とした。脳内応答を含め、生理応答の計測はヘルシンキ宣言に則し、医師の監督下で実施した。ヒトが感ずる「おいしさ感」の客観的評価法を追究するために、1)単一の味に対する生理応答、2)液体飲料飲用時の生理応答ならびに3)食晶のフレーバーに対する生理応答について調べた。中枢神経活動の指標には近赤外線分光分析法(NIRS)による脳酸素代謝モニタリング(酸素化ヘモグロビン濃度・脱酸素化ヘモグロビン濃度)ならびに総ヘモグロビン定量による脳血液量を、自律神経活動の指標には指式計測(フィナプレス法)による収縮期血圧・拡張期血圧ならびに脈拍を用いた。さらにSD法による主観評価チェックを実施し、傍証とした。1)20代男子20名を被験者とした五味溶液の口腔内刺激による(口に含む形で嚥下なし)各種生理応答計測の結果、希薄な濃度の五味溶液を口腔に含むことにより、前頭部は鎮静的な状態となり、脳血液量が低下する状態と味に対する好ましさの間に正の相関が認められた。本法は、非慢遅的で計測時ストレス負荷を軽滅しえ、連続的な前頭部脳血液動態計測が可能であった。2)液体飲料に対するおいしさ感について、同様に被験者を用いて計測した結果、飲料飲用時の嚥下後の前頭部脳血液量の変化のパターンにおいて飲料間の差異が認められ、おいしいと感じた場合は、脳活動の昂進が抑制されることが認められた。おいしく感じない場合は、嚥下10秒後の前頭部脳活動の有意な昂進が認められた。自律神経活動にはおいしさ感との有意な関わりは認められなかった。前頭部脳血液動態の把握は飲料のおいしさ感を評価するために有効であることが示唆された3)フレーバーの快適感について同様の手法で調べた結果、快適と感じた場合にば、前頭部の脳活動が昂進することが明らかになった。以上のことより「おいしさ感」の客観評価はNIRSにより前頭部脳血液動態の連続的把握を実施することで行い得ることが示唆された。
英文摘要
脳機能解析を基盤とし、「味とフレーバーによるおいしさ」の客観評価法に関する研究を試みた。インフォームドコンセントを得たボランティアの学生から実験協力同意書に署名・捺印をもらって被験者とした。脳内応答を含め、生理応答の計測はヘルシンキ宣言に則し、医師の監督下で実施した。ヒトが感ずる「おいしさ感」の客観的評価法を追究するために、1)単一の味に対する生理応答、2)液体飲料飲用時の生理応答ならびに3)食晶のフレーバーに対する生理応答について調べた。中枢神経活動の指標には近赤外線分光分析法(NIRS)による脳酸素代謝モニタリング(酸素化ヘモグロビン濃度・脱酸素化ヘモグロビン濃度)ならびに総ヘモグロビン定量による脳血液量を、自律神経活動の指標には指式計測(フィナプレス法)による収縮期血圧・拡張期血圧ならびに脈拍を用いた。さらにSD法による主観評価チェックを実施し、傍証とした。1)20代男子20名を被験者とした五味溶液の口腔内刺激による(口に含む形で嚥下なし)各種生理応答計測の結果、希薄な濃度の五味溶液を口腔に含むことにより、前頭部は鎮静的な状態となり、脳血液量が低下する状態と味に対する好ましさの間に正の相関が認められた。本法は、非慢遅的で計測時ストレス負荷を軽滅しえ、連続的な前頭部脳血液動態計測が可能であった。2)液体飲料に対するおいしさ感について、同様に被験者を用いて計測した結果、飲料飲用時の嚥下後の前頭部脳血液量の変化のパターンにおいて飲料間の差異が認められ、おいしいと感じた場合は、脳活動の昂進が抑制されることが認められた。おいしく感じない場合は、嚥下10秒後の前頭部脳活動の有意な昂進が認められた。自律神経活動にはおいしさ感との有意な関わりは認められなかった。前頭部脳血液動態の把握は飲料のおいしさ感を評価するために有効であることが示唆された3)フレーバーの快適感について同様の手法で調べた結果、快適と感じた場合にば、前頭部の脳活動が昂進することが明らかになった。以上のことより「おいしさ感」の客観評価はNIRSにより前頭部脳血液動態の連続的把握を実施することで行い得ることが示唆された。
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畠山英子: "飲料飲用に伴う「おいしさ感」の客観評価に関する研究"東北福祉大学紀要. 26巻. 323-332 (2002)
Eiko Hatakeyama:“与饮用饮料相关的味觉的客观评价的研究”东北福祉大学通报第26卷323-332(2002年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
畠山英子: "快適な療養生活のために-食生活と健康-"訪問看護と介護. 6巻・12号. 1020-1025 (2001)
畠山荣子:《为了舒适的疗养生活——饮食与健康》访问护理与护理第6卷第12期1020-1025(2001年)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
畠山英子: "生命科学を基礎とする感性と食環境の相関研究-青年期における味の弁別能に関する一考察-"東北福祉大学研究紀要. 25巻. 125-135 (2001)
畠山英子:“基于生命科学的敏感性与食物环境的相关性研究——青少年味觉辨别能力的研究——”东北福祉大学研究通报25。125-135(2001)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
石川宣子: "溶液による口腔内刺激に伴う脳血液動態等の生理応答"日本生理人類学会誌. 6巻(1). 64-65 (2001)
Noriko Ishikawa:“与溶液口腔内刺激相关的生理反应”,日本生理人类学学会杂志,第 64-65 卷(2001 年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
宮崎良文: "ウィスキーの香りが脳活動と自律神経活動に及ぼす影響-多点NIRS計測と血圧を指標として-"日本生理人類学会誌. 5巻. 96-97 (2000)
Yoshifumi Miyazaki:“威士忌香气对大脑活动和自主神经活动的影响 - 使用多点 NIRS 测量和血压作为指标 -”日本生理人类学会杂志 5. 96-97 (2000)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 9 条
味刺激能の多様性と生理的多型性
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批准号:17657086
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.18万
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财政年份:2005
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负责人:畠山 英子
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依托单位:
生物毒性型重金属,メチル水銀の超微量簡易分析法
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批准号:10876030
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1998
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负责人:畠山 英子
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依托单位:
海外基金