水域開発に伴う資源再利用型環境保全・修復システムに関する研究

与水域开发相关的资源再利用型环境保护与修复系统研究

基本信息

批准号：
14780443
负责人：
末永慶寛
金额：
$ 2.24万
依托单位：
Kagawa University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2002
资助国家：
日本
起止时间：
2002 至 2004
项目状态：
已结题

项目摘要

瀬戸内海のような閉鎖性海域における環境改善は十分には進んでいないのが現状であり、生物生息環境の保全・改善・創造のための技術の開発が急務となっている。本研究は、流動制御機能を有する水産資源増殖構造物に関する技術および実海域における水産資源増殖効果の定量的評価技術をシーズとし、生物親和性が高く、製造・組立が容易な多孔質体を装着した水産資源増殖構造物を開発するとともに海域環境保全・修復システムを構築することを目的とした。本研究では、形状、性状、調達の容易性等から製鋼スラグ、建設二次処理副産物を骨材として使用し、多孔質な構造を持つ新基質を開発した。従来の魚礁構造物では実現が困難であった流動制御機能を有し,餌料生物および海藻胞子の着生促進を可能とした水産資源増殖構造物を数値モデルによって推定した漁場造成適地に設置し、生物環境改善機能について継続的に調査・検証した。主な研究成果としては、以下に示すものが得られた。前年とは高さの異なる模型を製作し水理実験および数値シミュレーションを行うことにより、構造物の有する流動制御機能の影響範囲を定量的に評価した。研究対象海域においても潮流観測・潮流計算を行い、実験的に設置適地を選定し、構造物沈設後、魚類・付着生物調査も行った。継続的な魚類蝟集・付着生物調査に加え、有用稚魚の放流を行い構造物への蝟集量を調査した結果、既存の天然岩礁へ放流した場合以上の着生量が確認された。また、餌料培養多孔質プレートとしてスラグ混入・無混入のものを構造物に設置しており、基質別および空隙率別に選好性餌料生物調査を行うことにより、多孔質プレートの餌料培養効果の優位性を検証し、最適設計を行った。これらの結果より、(1)水産資源増殖構造物の仕様、(2)水理模型実験、(3)設置海域の潮流観測・潮流計算、(4)実機実験を経て海域環境保全・修復システムを構築し、その有効性を検証した。

目前，诸如SETO内海之类的封闭水域的环境改善还没有充分进展，并且迫切需要开发技术来保护，改善和创造生物栖息地。这项研究旨在开发具有流量控制功能和定量评估技术的渔业资源增长结构，以实现实际海洋中渔业资源增长的增长效应，并开发具有具有高生物相容性且易于制造和组装的多孔物体的渔业资源增长结构，以及建立海洋环境环境保护和恢复系统。在这项研究中，我们开发了一种具有多孔结构的新底物，使用钢渣和施工二级处理副产品作为骨料，由于其形状，特性和易于采购。渔业资源生长结构具有传统的鱼礁结构很难实现的流动控制功能，并且能够在使用数值模型估算的合适捕捞地点中促进饲养生物体和海藻孢子的胚胎，并连续研究生物学环境并进行了验证。主要的研究结果如下：通过创建与上一年不同高度不同的模型，进行液压实验和数值模拟，对结构的流控制功能的影响范围进行了定量评估。观察到潮汐电流，并在研究的海洋区域进行了潮汐电流计算，并在经过研究的情况下进行了实验选择以选择合适的安装位置，并在结构浸入结构后，还研究了鱼类和粘附。除了对鱼类和甲虫粘附的持续调查外，我们还发布了有用的少年，并研究了收集到结构的甲壳虫的量，结果，我们确认有更多的胚胎比释放到现有的天然礁石中。此外，结构中没有安装含有炉渣的多孔诱饵培养板，并通过底物和孔隙率对优选的诱饵生物学特性进行调查，验证了多孔板的诱饵培养效应的优势，并进行了最佳设计。从这些结果中，我们通过（1）渔业资源生长结构的规范构建了海洋环境保护和恢复系统，（2）水文模型实验，（（3）潮汐电流观察和安装海中当前流量的计算，以及（4）实际机器实验，并验证其有效性。