らせん構造を持つイソシアニドポリマーの合成と機能
らせん構造を持つイソシアニドポリマーの合成と機能
批准号:
15750105
负责人:
武井 史恵
金额:
$2.3万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2004
中文摘要
我々はこれまでにアセチレン架橋パラジウム・白金複核錯体がアリールイソシアニドのリビング重合開始剤となることを見出している。今年度はまず本重合系を利用した多点活性重合開始剤について検討した。アセチレン架橋パラジウム・白金複核ユニットを分子内の2箇所或いは3箇所有する錯体を合成し、それを用いてアリールイソシアニドを重合させると分子量分布が狭いポリマーが定量的に得られた。すべてのアセチレン架橋パラジウム・白金複核ユニットで重合反応が進行していることは、NMRやGPCによる反応追跡だけでなく、生成したポリマーから各ポリイソシアニドユニットを切り離しても分子量分布の狭いポリマーが得られたことから確認した。また、速度論的な検討からアキラルイソシアニドの重合では分子内の活性点が増加するに従って重合速度が若干低下するが、キラルイソシアニドの場合にはほとんど影響がなく、キラルイソシアニドから合成したポリマーが強固ならせん構造を保持していることを支持する結果となった。次に、ポリイソシアニドの立体規則性とらせん方向選択性との相関関係を調べる目的で、イソシアニド重合開始剤として最も一般的な塩化ニッケルを用いてキラルイソシアニドの重合を行い、得られたポリマーの光学的な性質について検討した。その結果、塩化ニッケルを用いて合成したポリイソシアニドは、アセチレン架橋パラジウム・白金複核錯体によって合成したポリイソシアニドよりも小さな比旋光度やCotton効果を示し、らせん方向選択性が低いことがわかった。^<13>CでラベルしたポリイソシアニドのNMRから、塩化ニッケルによるポリマーの立体規則性は低いことを明らかにし、このポリマーを加熱すると立体規則性が向上し、それに伴って比旋光度やCotton効果の値も大きくなり、一方向巻きのらせんへと変化することもわかった。
英文摘要
我々はこれまでにアセチレン架橋パラジウム・白金複核錯体がアリールイソシアニドのリビング重合開始剤となることを見出している。今年度はまず本重合系を利用した多点活性重合開始剤について検討した。アセチレン架橋パラジウム・白金複核ユニットを分子内の2箇所或いは3箇所有する錯体を合成し、それを用いてアリールイソシアニドを重合させると分子量分布が狭いポリマーが定量的に得られた。すべてのアセチレン架橋パラジウム・白金複核ユニットで重合反応が進行していることは、NMRやGPCによる反応追跡だけでなく、生成したポリマーから各ポリイソシアニドユニットを切り離しても分子量分布の狭いポリマーが得られたことから確認した。また、速度論的な検討からアキラルイソシアニドの重合では分子内の活性点が増加するに従って重合速度が若干低下するが、キラルイソシアニドの場合にはほとんど影響がなく、キラルイソシアニドから合成したポリマーが強固ならせん構造を保持していることを支持する結果となった。次に、ポリイソシアニドの立体規則性とらせん方向選択性との相関関係を調べる目的で、イソシアニド重合開始剤として最も一般的な塩化ニッケルを用いてキラルイソシアニドの重合を行い、得られたポリマーの光学的な性質について検討した。その結果、塩化ニッケルを用いて合成したポリイソシアニドは、アセチレン架橋パラジウム・白金複核錯体によって合成したポリイソシアニドよりも小さな比旋光度やCotton効果を示し、らせん方向選択性が低いことがわかった。^<13>CでラベルしたポリイソシアニドのNMRから、塩化ニッケルによるポリマーの立体規則性は低いことを明らかにし、このポリマーを加熱すると立体規則性が向上し、それに伴って比旋光度やCotton効果の値も大きくなり、一方向巻きのらせんへと変化することもわかった。
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K.Shiga, K.Ishii, T.Miura, J.Abe, T.Yamagishi, S.Asaoka, T.Iyoda, F.Takei, K.Onitsuka., S.Takahashi: "Chiroptical Properties of Helical Poly(aryl isocyanide)s Bearing m-Substituted Azobenzene Moiety"Trans.Mater.Res.Soc.Jpn.. 28. 557-560 (2003)
K.Shiga、K.Ishii、T.Miura、J.Abe、T.Yamagishi、S.Asaoka、T.Iyoda、F.Takei、K.Onitsuka.、S.Takahashi:“螺旋聚芳基异氰化物的手性光学性质
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
ヘリカルポリイソシアニド-新触媒の発見、精密重合への展開、そして新たな機能の創出へ
螺旋聚异氰化物——新催化剂的发现、精密聚合的发展、新功能的创造
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
未来材料 4巻・8号
影响因子:
--
作者:
[高橋成年, 鬼塚清孝, 武井史恵]
通讯作者:
武井史恵
DOI:
10.1021/jp047753i
发表时间:
2004-07
期刊:
Journal of Physical Chemistry B
影响因子:
3.3
作者:
[M. Fujitsuka;A. Okada;S. Tojo;F. Takei;K. Onitsuka;Shigetoshi Takahashi;T. Majima]
通讯作者:
M. Fujitsuka;A. Okada;S. Tojo;F. Takei;K. Onitsuka;Shigetoshi Takahashi;T. Majima
Di- and Trifunctional Initiators Containing Pt-Pd μ-Ethynediyl Units for Living Polymeri-zation of Aryl Isocyanides
含 Pt-Pd μ-乙炔二基单元的二官能和三官能引发剂用于芳基异氰化物的活性聚合
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
Macromolecules 37巻・22号
影响因子:
--
作者:
[K.Onitsuka, K.Yabe, N.Ohshiro, A.Shimizu, R.Okumura, F.Takei, S.Takahashi]
通讯作者:
S.Takahashi
DOI:
10.1021/ma047883p
发表时间:
2005-01
期刊:
Macromolecules
影响因子:
5.5
作者:
[F. Takei;K. Onitsuka;Shigetoshi Takahashi]
通讯作者:
F. Takei;K. Onitsuka;Shigetoshi Takahashi
共 8 条
核酸結合小分子リガンドと電気化学測定法を用いた新奇遺伝子検出法の構築
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批准号:24K08486
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.91万
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财政年份:2024
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负责人:武井 史恵
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依托单位:
Development of electrochemical gene detection method using small molecule ligand
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批准号:19K05534
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2019
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负责人:武井 史恵
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依托单位:
海外基金