薬物輸送トランスポーターの迅速同定システムの構築とその寄与の推定
薬物輸送トランスポーターの迅速同定システムの構築とその寄与の推定
批准号:
16790103
负责人:
崔 吉道
金额:
$2.24万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2005
中文摘要
NSAIDsのフルルビプロフェンとインドメタシンの皮膚透過性を検討したところ、両薬物の皮膚透過はpH依存性で基質濃度に対して飽和性を示した。皮膚におけるトランスポーターmRNAの発現を検討したところ、MRP,OATP,MCT,OCTNなどのトランスポーターの発現が認められた。ニューキノロン抗菌薬グレパフロキサシンおよび蛍光性有機アニオン化合物Fluo-3/AMについて、MRP1遺伝子欠損マウスおよび正常マウスにおける組織対血中濃度比と皮膚透過性を検討した。その結果、グレパフロキサシンの皮膚への分布はMRP1欠損マウスにおいてより高いことがわかった。また、Fluo-3の皮膚透過はプロベネシドやFCCP存在下で促進されること、Fluo-3の皮膚への蓄積がMRP1欠損マウスにおいてより高いことが明らかとなった。これらの結果から、NSAIDs、ニューキノロン抗菌薬、蛍光性有機アニオン化合物等の皮膚透過に、MRP,OATP,MCT,OCTNなどのトランスポーターが関与する可能性が示された。新規キサンチンオキシダーゼ阻害薬Y-700の肝取り込み機構の解析を行った。ラット遊離肝細胞を用いた取り込み実験を行ったところ、Na^+依存性でKm値が約100μMの飽和性の能動輸送機構の存在が明らかとなった。種々トランスポーター発現細胞および阻害剤を用いた検討から、新規なトランスポーターの関与が示唆された。これまで、ペプチド類似化合物の消化管吸収にH^+濃度勾配を駆動力とするオリゴペプチドトランスポーターPEPT1が関与することが知られている。小腸刷子縁膜には種々Na^+/H^+交換体が発現することから、PEPT1との機能的カップリングについて検討を行った。HEK293細胞にPEPT1及びNHE3を共発現させたところ、PEPT1によるペプチド輸送活性が増加し、Na^+依存的が見られたことから、PEPT1とNHE3との間に機能的カップリングが示唆された。この知見は、薬物動態におけるトランスポーターの役割を評価するためには、輸送に直接関わるトランスポーター分子のみならず、それと共存する他のトランスポーター分子の働きにも着目することが必要であることを示唆するものである。
英文摘要
NSAIDsのフルルビプロフェンとインドメタシンの皮膚透過性を検討したところ、両薬物の皮膚透過はpH依存性で基質濃度に対して飽和性を示した。皮膚におけるトランスポーターmRNAの発現を検討したところ、MRP,OATP,MCT,OCTNなどのトランスポーターの発現が認められた。ニューキノロン抗菌薬グレパフロキサシンおよび蛍光性有機アニオン化合物Fluo-3/AMについて、MRP1遺伝子欠損マウスおよび正常マウスにおける組織対血中濃度比と皮膚透過性を検討した。その結果、グレパフロキサシンの皮膚への分布はMRP1欠損マウスにおいてより高いことがわかった。また、Fluo-3の皮膚透過はプロベネシドやFCCP存在下で促進されること、Fluo-3の皮膚への蓄積がMRP1欠損マウスにおいてより高いことが明らかとなった。これらの結果から、NSAIDs、ニューキノロン抗菌薬、蛍光性有機アニオン化合物等の皮膚透過に、MRP,OATP,MCT,OCTNなどのトランスポーターが関与する可能性が示された。新規キサンチンオキシダーゼ阻害薬Y-700の肝取り込み機構の解析を行った。ラット遊離肝細胞を用いた取り込み実験を行ったところ、Na^+依存性でKm値が約100μMの飽和性の能動輸送機構の存在が明らかとなった。種々トランスポーター発現細胞および阻害剤を用いた検討から、新規なトランスポーターの関与が示唆された。これまで、ペプチド類似化合物の消化管吸収にH^+濃度勾配を駆動力とするオリゴペプチドトランスポーターPEPT1が関与することが知られている。小腸刷子縁膜には種々Na^+/H^+交換体が発現することから、PEPT1との機能的カップリングについて検討を行った。HEK293細胞にPEPT1及びNHE3を共発現させたところ、PEPT1によるペプチド輸送活性が増加し、Na^+依存的が見られたことから、PEPT1とNHE3との間に機能的カップリングが示唆された。この知見は、薬物動態におけるトランスポーターの役割を評価するためには、輸送に直接関わるトランスポーター分子のみならず、それと共存する他のトランスポーター分子の働きにも着目することが必要であることを示唆するものである。
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Transporter-mediated drug discovery : -Recent progress and experimental approaches-.
转运蛋白介导的药物发现:-最新进展和实验方法-。
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
Drug Discovery Today. 9(16)
影响因子:
--
作者:
[Sai Y, Tsuji A.]
通讯作者:
Tsuji A.
DOI:
10.1023/b:pham.0000045244.83999.43
发表时间:
2004-10-01
期刊:
PHARMACEUTICAL RESEARCH
影响因子:
3.7
作者:
[Kato, Y, Yoshida, K, Tsuji, A]
通讯作者:
Tsuji, A
DOI:
10.1124/mol.104.002212
发表时间:
2005-03-01
期刊:
MOLECULAR PHARMACOLOGY
影响因子:
3.6
作者:
[Kato, Y, Sai, Y, Tsuji, A]
通讯作者:
Tsuji, A
DOI:
10.2133/dmpk.20.91
发表时间:
2005-04-01
期刊:
Drug metabolism and pharmacokinetics
影响因子:
2.1
作者:
[Sai, Yoshimichi]
通讯作者:
Sai, Yoshimichi
Multidrug resistance-associated protein 1 (MRP1) functions as an efflux pump of xenobiotics in the skin.
多药耐药相关蛋白 1 (MRP1) 在皮肤中充当外源物质的外排泵。
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
Pharm Res 22(6)
影响因子:
--
作者:
[Li Q, Kato Y, Sai Y, Tsuji A]
通讯作者:
Tsuji A
共 11 条
BBB指向性トランスポーター発現アデノウイルスベクターを用いた抗がん剤脳腫瘍送達
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批准号:13218052
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)
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资助金额:$5.38万
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财政年份:2001
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负责人:崔 吉道
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依托单位:
トランスポーター発現アデノウイルスベクターを用いたペプチド様抗がん剤の脳腫瘍送達
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批准号:12217054
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)
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资助金额:$3.14万
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财政年份:2000
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负责人:崔 吉道
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依托单位:
ペプチドトランスポーターを利用した腫瘍特異的抗がん剤デリバリー
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批准号:12771460
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.54万
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财政年份:2000
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负责人:崔 吉道
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依托单位:
小腸モノカルボン酸輸送体の組織及び細胞内分布の免疫化学的解析と薬物輸送の分子機構
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批准号:09771974
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.54万
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财政年份:1997
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负责人:崔 吉道
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依托单位:
小腸オリゴペプチド輸送体の組織及び細胞内分布の免疫化学的解析と薬物輸送特性
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批准号:08772166
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1996
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负责人:崔 吉道
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依托单位:
共焦点レーザー顕微鏡を用いたペプチドの細胞内動態解析と脳実質細胞標的化への応用
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批准号:07772237
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1995
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负责人:崔 吉道
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依托单位:
海外基金