経済学専門家の政策決定過程における役割に関する比較研究

经济学专家在政策制定过程中作用的比较研究

• 批准号: 16730065
• 负责人: 内山 融
• 金额: $ 1.98万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2004
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2004 至 2006
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16730065/
• 关键词: 専門性; アイディア; 制度; 政策決定過程; 専門家; アイディアの政治

本年度は、前年度に引き続き、新古典派経済学の主張する新自由主義的アイディアが持つ影響力について、日本と英国の比較研究を行った。第一に、アイディアの実現の程度を規定する要因としてエグゼクティブ・パワー(首相の権力)に若目した上で、エグゼクティブ・パワーの程度を拒否権プレイヤーと行政府・政党の凝集性という概念により説明する理論枠組みを構築した。これによれば、行政府と政党の凝集性がともに高い英国では政策決定過程において当初のアイディアが実現しやすいが、二つの凝集性がともに低い日本では政策決定過程でアイディアが歪曲されやすいという仮説が得られる。第二に、この仮説を検証するために、両国における郵政(郵便)事業民営化の比較事例研究を行った。英国ではブレア政権下で郵便の民営化が実現したが、市場原理が広範に導入されており、新自由主義的アイディアが相当程度貫徹したものだった。一方、日本では小泉政権下で郵政民営化が実現したが、英国と比較すると、市場原理が導入される程度が低かった。以上から、理論的仮説が検証された。なお、日本においてそれまで反対の強かった郵政民営化が曲がりなりにも実現したことは、小泉政権下で行政府と与党の凝集性が高まったことによる、との知見も得られた。以上の研究成果は、世界政治学会において報告された。

今年，在上一年之后，我们对日本和英国对新古典经济学所论证的新自由主义思想的影响进行了比较研究。首先，我们开发了一个理论框架，该框架解释了执行权力（总理的权力），这是定义思想实施程度的因素，然后我们建立了一个理论框架，该框架通过否决权参与者与执行政府和政党之间的凝聚力概念来解释行政权力的程度。这提供了这样一个假设，即在英国，执行政党和政党都具有凝聚力，最初的想法很可能在决策过程中实现，但是在日本，在日本凝聚力较低的日本，在政策制定过程中可能会扭曲思想。其次，为了检验这一假设，我们对两国邮政私有化（POST）业务的私有化进行了比较案例研究。在英国，邮件的私有化是在布莱尔政府下实现的，但是市场原则得到了广泛的介绍，并在很大程度上将新自由主义的想法实践了。同时，日本在考苏米政府下实现了邮政私有化，但与英国相比，市场原则的引入较少。由此，已经检验了理论假设。人们还了解到，由于行政部门与Koizumi政府领导下的执政党之间的凝聚力增加，曾经反对的邮政邮政私有化是在日本的现实。上述研究结果在世界政治学会报告。

项目成果

「熱病」の時代-政治改革・行政改革の論理と帰結

“发烧”时代——政治行政改革的逻辑与后果

• 发表时间: 2005
• 期刊: 国際社会科学 54号
• 作者: 重森曉;藤本高志;森詩恵編;桑原 武志;毎熊浩一;内山 融;内山 融;内山 融
• 通讯作者: 内山 融

政策アイディアの伝播と制度-行政組織改革の日英比較を題材として-

政策理念和制度的传播 - 日本和英国行政组织改革的比较 -

• 发表时间: 2005
• 期刊: 公共政策研究 5号
• 作者: 重森曉;藤本高志;森詩恵編;桑原 武志;毎熊浩一;内山 融
• 通讯作者: 内山 融

「熱病」の時代-政治改革・行政改革の論理と帰結-

“发烧”时代——政治行政改革的逻辑和后果——

• 发表时间: 2005
• 期刊: 国際社会科学 54号
• 作者: 重森曉;藤本高志;森詩恵編;桑原 武志;毎熊浩一;内山 融;内山 融
• 通讯作者: 内山 融