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ASPAC再考:アジア地域主義の一事例として

重新考虑亚太地区：作为亚洲区域主义的一个例子

基本信息

批准号：
17730119
负责人：
大庭三枝
金额：
$ 2.24万
依托单位：
Tokyo University of Science
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2005
资助国家：
日本
起止时间：
2005 至 2007
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究は、ASPACの発足、ASPACの閣僚会議や常任委員会で行われた加盟国の地域協力のあり方を巡る協議、ASPACおよびその下部機関で実際に行われた活動、さらに米中和解を直接的契機としてASPACが機能停止に至る過程を改めて一次資料を用いて明らかにすることを目的としている。今年度は最終年度であるが、引き続き資料収集作業とその分析作業を行った。オーストラリア国立公文書館において、ASPACに関わる様々な資料が新たに公開されていたことが確認されたからである。この度の調査で改めてわかったことは、いくつかある。まず、ASPACを巡る各国の動きは、ASEAN、SEAARC,APOなど当時存在していたその他の様々な国際組織における各国の動きとの関連を考察しなければいけないということである。今後、ベトナム戦争やグアムドクトリンの発出、米中和解など、当時の様々な動向が、いかにアジアにおける諸地域主義に影響を及ぼしたか、という広い文脈の中でASPACを位置づける必要がある。もう一つは、1972-73年の動向についてである。この時期、日本とオーストラリアを中心として、ASPACに代わる組織の設立を模索していたことを示唆する資料がいくつか存在している。単にASPACに見切りをつけ、そこから実質的に脱退していくのみならず、新しい状況に対応した形の地域組織を志向する動きが両国にみられたことは非常に興味深い。さらにこの時期には、フィリピンによりAsian Forumが開催されるなど、東南アジア諸国から地域主義への動きが活発化した。ASEANが事実上政治協力を強化する時期とも重なり、この70年代初頭の動きを追うことは、単にASPAC研究や地域主義研究という観点からではなく、東南アジアにおける国際政治史の観点からも意義があると思われる。今後、この時期についての検討もさらに深めていく必要がある。平成20年度は最終年度であったが、上記のような新たな問題意識のもと、今後も研究を進めていく所存である。予定がかなりずれ込んでいるが、この三年間で得た成果は、論文や研究ノートの形でなるべく早くまとめるつもりである。

This study provides an opportunity for ASPAC's development, implementation of ASPAC's cabinet meetings and standing committees, regional cooperation agreements among member countries, implementation of ASPAC's activities, and direct reconciliation between ASPAC's functions and processes. This year's data collection and analysis operations will be carried out in the final year. The National Archives of China, ASPAC, etc. The investigation of this degree is changed to,. ASPAC, ASEAN, SEAARC,APO and other international organizations are among the countries whose activities are currently under investigation. In the future, the emergence of disputes, the reconciliation of rice and rice, the trend of the times, the influence of regionalism, and the necessity of ASPAC in the context. The 1972- 1973 campaign was launched. This period of time, Japan, the United States, the United States, Japan, the United States, the United States, the ASPAC is very interested in the development of the country, especially in the development of the country. The Asian Forum was opened in 1997 and the regional movement was activated in 1998. ASEAN's political cooperation has been strengthened since the early 1970s. ASPAC's research on regionalism has been strengthened since the early 1970s. From now on, the period of time will be very long. Heisei 20th year The results of the study were obtained in three years.

项目成果

期刊论文数量（0）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

連鎖する世界:世界システムの変遷と展望

相连的世界：世界体系的变迁与前景

DOI：
发表时间：
2005
期刊：
影响因子：
0
作者：
石川卓;大庭三枝他7名
通讯作者：
大庭三枝他7名

『知的財産政策とマネジメント:公共性と知的財産権の最適バランスをめぐって』

《知识产权政策与管理：关于公共性与知识产权的最佳平衡》

DOI：
发表时间：
2008
期刊：
影响因子：
0
作者：
Fabrizio Panozzo(編著);(Kudo Hiroko分担執筆);西田敏宏;伊藤之雄(他11名);渡辺博明;隅藏康-編著
通讯作者：
隅藏康-編著

Asia's New Institutional Architecture: Evolving Structures for Managing Trade, Financial, and Security Relations

亚洲的新制度架构：不断演变的贸易、金融和安全关系管理结构

DOI：
发表时间：
2007
期刊：
影响因子：
0
作者：
Fabrizio Panozzo(編著);(Kudo Hiroko分担執筆);西田敏宏;伊藤之雄(他11名);渡辺博明;隅藏康-編著;Vinod K. Aggarwal and Min Gyo Koo eds.,
通讯作者：
Vinod K. Aggarwal and Min Gyo Koo eds.,