触媒的不斉ヘテロビスメタル化による新規キラル反応剤の創製
触媒的不斉ヘテロビスメタル化による新規キラル反応剤の創製
批准号:
17750085
负责人:
大村 智通
金额:
$2.3万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2006
中文摘要
炭素-炭素二重結合に対する触媒的不斉ヘテロビスメタル化の開発と、これにより得られる新規キラル反応剤の不斉合成への応用を目的として研究を実施した。平成17年度に得られたアレンの不斉シリルホウ素化の知見を基にして、meso-メチレンシクロプロパンのシリルホウ素化不斉非対称化を詳細に検討した。パラジウム触媒上の光学活性リン配位子およびシリルボランの構造について最適化を図ったところ、2-ビス(3,5-ジメチルフェニル)ホスフィノ[1,1']ビナフチルを配位子とし、(メチルジフェニルシリル)ピナコールボランを用いることで、最も高いエナンチオ選択性が発現することが明らかとなった。興味深いことに、この配位子とシリルボランの組み合わせは、アレンの不斉シリルホウ素化の最適条件と同一であり、2つの反応の触媒サイクルにおける不斉発現段階の類似性が示唆された。様々な基質に対するシリルホウ素化不斉非対称化を検討した結果、5-8員環と縮環したmeso-メチレンシクロプロパンでは90-91%の、非縮環型の基質では81%のエナンチオマー過剰率で、それぞれ対応する光学活性2-ボリル-4-シリル-1-ブテン誘導体を得ることに成功した。得られた生成物は、ボリル基選択的な酸化により光学活性なβ-シリルケトンに、ホモログ化によりアリル型ボランに変換した後アルデヒドと反応させることにより光学活性なホモアリルアルコールにそれぞれ誘導でき、キラル反応剤としての有用性を明らかとすることができた。また、平成17年度の段階では困難であった1,3-ジエンの不斉シリルホウ素化をより穏和な条件下再検討するために、シリルボランの反応性改善に取り組んだ。ケイ素上にハロゲンやアルコキシ基、アミノ基を有する新規シリルボランを合成し検討を行った結果、ケイ素上にクロロ基を有するシリルボランが1,3-ジエンへの付加に高い活性を示すことを見出した。
英文摘要
炭素-炭素二重結合に対する触媒的不斉ヘテロビスメタル化の開発と、これにより得られる新規キラル反応剤の不斉合成への応用を目的として研究を実施した。平成17年度に得られたアレンの不斉シリルホウ素化の知見を基にして、meso-メチレンシクロプロパンのシリルホウ素化不斉非対称化を詳細に検討した。パラジウム触媒上の光学活性リン配位子およびシリルボランの構造について最適化を図ったところ、2-ビス(3,5-ジメチルフェニル)ホスフィノ[1,1']ビナフチルを配位子とし、(メチルジフェニルシリル)ピナコールボランを用いることで、最も高いエナンチオ選択性が発現することが明らかとなった。興味深いことに、この配位子とシリルボランの組み合わせは、アレンの不斉シリルホウ素化の最適条件と同一であり、2つの反応の触媒サイクルにおける不斉発現段階の類似性が示唆された。様々な基質に対するシリルホウ素化不斉非対称化を検討した結果、5-8員環と縮環したmeso-メチレンシクロプロパンでは90-91%の、非縮環型の基質では81%のエナンチオマー過剰率で、それぞれ対応する光学活性2-ボリル-4-シリル-1-ブテン誘導体を得ることに成功した。得られた生成物は、ボリル基選択的な酸化により光学活性なβ-シリルケトンに、ホモログ化によりアリル型ボランに変換した後アルデヒドと反応させることにより光学活性なホモアリルアルコールにそれぞれ誘導でき、キラル反応剤としての有用性を明らかとすることができた。また、平成17年度の段階では困難であった1,3-ジエンの不斉シリルホウ素化をより穏和な条件下再検討するために、シリルボランの反応性改善に取り組んだ。ケイ素上にハロゲンやアルコキシ基、アミノ基を有する新規シリルボランを合成し検討を行った結果、ケイ素上にクロロ基を有するシリルボランが1,3-ジエンへの付加に高い活性を示すことを見出した。
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DOI:
10.1021/ja0703170
发表时间:
2007-03-28
期刊:
JOURNAL OF THE AMERICAN CHEMICAL SOCIETY
影响因子:
15
作者:
[Ohmura, Toshimichi, Taniguchi, Hiroki, Suginome, Michinori]
通讯作者:
Suginome, Michinori
DOI:
10.1021/om0609867
发表时间:
2007-02-26
期刊:
ORGANOMETALLICS
影响因子:
2.8
作者:
[Ohmura, Toshimichi, Masuda, Kohei, Suginome, Michinori]
通讯作者:
Suginome, Michinori
DOI:
10.1021/ja065588
发表时间:
2006-10-18
期刊:
JOURNAL OF THE AMERICAN CHEMICAL SOCIETY
影响因子:
15
作者:
[Ohmura, Toshimichi, Furukawa, Hideki, Suginome, Michinori]
通讯作者:
Suginome, Michinori
The Asymmetric Silaboration of Terminal Allenes Bearing α-Stereogenic Centers : Stereoselection Based on "Reagent Control"
带有α-立构中心的末端异丙烯的不对称合成:基于“试剂控制”的立体选择
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
Org.Lett. 8
影响因子:
--
作者:
[Moriuchi-Kawakami, Takayo 他5名, Toshimichi Ohmura, Toshimichi Ohmura, Toshimichi Ohmura]
通讯作者:
Toshimichi Ohmura
DOI:
10.1021/ja063934h
发表时间:
2006-10-25
期刊:
JOURNAL OF THE AMERICAN CHEMICAL SOCIETY
影响因子:
15
作者:
[Ohmura, Toshimichi, Taniguchi, Hiroki, Suginome, Michinori]
通讯作者:
Suginome, Michinori
触媒作用インテグレーションに基づくアルカンの合成化学応用新戦略
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批准号:24K01484
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.9万
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财政年份:2024
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负责人:大村 智通
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依托单位:
A New Strategy for Substitution Reactions of Alkyl C-H Bonds Based on Parallel Catalysis
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批准号:21H01937
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.15万
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财政年份:2021
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负责人:大村 智通
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依托单位:
元素相乗的な連続結合活性化に基づくホウ素・ケイ素・遷移金属複合系の新触媒プロセス
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批准号:20036029
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$2.43万
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财政年份:2008
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负责人:大村 智通
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依托单位:
触媒的ビスメタル化における多元素系活性中間体の精密反応制御と相補的分子構造構築
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批准号:20037031
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$2.43万
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财政年份:2008
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负责人:大村 智通
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依托单位:
ホウ素・ケイ素・遷移金属複合系のドミノ結合活性化を基軸とした新触媒プロセス
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批准号:19027031
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.47万
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财政年份:2007
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负责人:大村 智通
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依托单位:
相補的な立体制御分子変換を実現するビスメタル化触媒の開発
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批准号:19028027
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.28万
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财政年份:2007
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负责人:大村 智通
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依托单位:
イリジウム触媒を用いる水素-ヘテロ原子結合の活性化と有機合成への利用
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批准号:00J07063
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.28万
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财政年份:2000
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负责人:大村 智通
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依托单位:
海外基金