高等植物の葉における異型細胞の分化誘導メカニズムの解明
高等植物の葉における異型細胞の分化誘導メカニズムの解明
批准号:
18770034
负责人:
上田 晴子
金额:
$2.37万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2007
中文摘要
ミロシン細胞はアブラナ科特有の異型細胞であるが,分化メカニズムなどは全く未知である.シロイヌナズナの葉のミロシン細胞は,維管束周辺に点在することが知られていた.われわれは葉全体におけるミロシン細胞の可視化法を確立することによって,ミロシン細胞が維管束の分岐に沿って分枝する,あるいは発達中の維管束の先端部分に分布する傾向を見出した.前年度は維管束とオーキシンがミロシン細胞分化と密接に関わる可能性を示したが,さらにミロシン細胞の分化メカニズムを明らかにすることを目的として,ミロシン細胞数が増加して分布パターンに異常を示すatvam3変異体の解析を中心として,下記に示す新規知見を得た.1.維管束分化とミロシン細胞分化の関わりの解析維管束形成不全変異体の中から,小胞輸送に関わる因子の変異体4種についてミロシン細胞を観察した.その結果,変異体因子とAtVAM3の小胞輸送経路における作用点の相違によって,ミロシン細胞の分布パターンが異なることを明らかにした.(1)AtVAM3と作用点が同じ因子の変異体:atvam3変異体と同様にミロシン細胞数が増加し,維管束周辺のみならずミロシン細胞のネットワークが形成されていた.(2)AtVAM3と作用点が異なる因子の変異体:維管束が不連続に点在していても,基本的にその維管束に沿ってミロシン細胞が形成されていた.以上の結果から,小胞輸送経路上のある特定地点における輸送が,ミロシン細胞の分化に重要であることが示唆された.2.ミロシン細胞分化に関わる債伝子の探索野生型シロイヌナズナとatvam3変異体でマイクロアレイを行い,発現量の差が大きい機能未知分子M1〜M31を選抜した.その中でM13およびM31の過剰発現体,およびノックダウン変異体で維管束とミロシン細胞に異常が観察されたことから,これらの因子がミロシン細胞分化に関与する可能性が考えられた。
英文摘要
ミロシン細胞はアブラナ科特有の異型細胞であるが,分化メカニズムなどは全く未知である.シロイヌナズナの葉のミロシン細胞は,維管束周辺に点在することが知られていた.われわれは葉全体におけるミロシン細胞の可視化法を確立することによって,ミロシン細胞が維管束の分岐に沿って分枝する,あるいは発達中の維管束の先端部分に分布する傾向を見出した.前年度は維管束とオーキシンがミロシン細胞分化と密接に関わる可能性を示したが,さらにミロシン細胞の分化メカニズムを明らかにすることを目的として,ミロシン細胞数が増加して分布パターンに異常を示すatvam3変異体の解析を中心として,下記に示す新規知見を得た.1.維管束分化とミロシン細胞分化の関わりの解析維管束形成不全変異体の中から,小胞輸送に関わる因子の変異体4種についてミロシン細胞を観察した.その結果,変異体因子とAtVAM3の小胞輸送経路における作用点の相違によって,ミロシン細胞の分布パターンが異なることを明らかにした.(1)AtVAM3と作用点が同じ因子の変異体:atvam3変異体と同様にミロシン細胞数が増加し,維管束周辺のみならずミロシン細胞のネットワークが形成されていた.(2)AtVAM3と作用点が異なる因子の変異体:維管束が不連続に点在していても,基本的にその維管束に沿ってミロシン細胞が形成されていた.以上の結果から,小胞輸送経路上のある特定地点における輸送が,ミロシン細胞の分化に重要であることが示唆された.2.ミロシン細胞分化に関わる債伝子の探索野生型シロイヌナズナとatvam3変異体でマイクロアレイを行い,発現量の差が大きい機能未知分子M1〜M31を選抜した.その中でM13およびM31の過剰発現体,およびノックダウン変異体で維管束とミロシン細胞に異常が観察されたことから,これらの因子がミロシン細胞分化に関与する可能性が考えられた。
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DOI:
10.1093/pcp/pci232
发表时间:
2006-01-01
期刊:
PLANT AND CELL PHYSIOLOGY
影响因子:
4.9
作者:
[Ueda, H, Nishiyama, C, Hara-Nishimura, I]
通讯作者:
Hara-Nishimura, I
DOI:
10.1105/tpc.106.046151
发表时间:
2006-12-01
期刊:
PLANT CELL
影响因子:
11.6
作者:
[Li, Lixin, Shimada, Tomoo, Hara-Nishimura, Ikuko]
通讯作者:
Hara-Nishimura, Ikuko
Plant-specific insertions in the soybean aspartic proteinases, soyAP1 and soyAP2, perform different functions of vacuolar targeting.
大豆天冬氨酸蛋白酶 soyAP1 和 soyAP2 中的植物特异性插入执行不同的液泡靶向功能。
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
J. Plant Physiol. 163
影响因子:
--
作者:
[Terauchi, K.]
通讯作者:
K.
ミロシン細胞分化におけるSYP2ファミリーSNAREタンパク質の役割.
SYP2 家族 SNARE 蛋白在芥子细胞分化中的作用。
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Miyamoto, J., Matsumoto, T., Shiina, H., Inoue, K., Takada, I., Ito, S., Itoh, J., Minematsu, T., Sato, T., Yanase, T., Nawata, H., Osamura, Y. R. and Kato, S., 上田晴子]
通讯作者:
上田晴子
植物の器官運動と姿勢復元機構の関係
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批准号:24K09506
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2024
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负责人:上田 晴子
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依托单位:
自己会合性マメ科樹皮レクチンの液胞機能との関わり
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批准号:02J01013
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$2.5万
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财政年份:2002
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负责人:上田 晴子
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依托单位:
マメ科樹木由来糖鎖認識タンパク質の生物機能
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批准号:00J07729
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.28万
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财政年份:2000
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负责人:上田 晴子
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依托单位:
海外基金