ローマ帝国の東西分裂期における官僚制研究

罗马帝国东西分裂时期官僚制度研究

• 批准号: 08J01039
• 负责人: 南雲 泰輔
• 金额: $ 0.77万
• 依托单位: Kyoto University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2008
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2008 至 2010
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-08J01039/
• 关键词: 後期ローマ帝国; 古代末期; 帝国統治; 官僚; 行政制度; 蛮族; 元老院貴族; 宦官; 考古学; 初期ビザンツ帝国; 皇帝

本年度は、まずは昨年度取り組んだ研究成果を口頭報告および論文として発表することから始めた。第一に、第8回日本ビザンツ学会において口頭で報告を行なった21世紀以降の「古代末期考古学」の動向分析を学界動向として論文化し、『古代史年報』8号(2010年)に発表した。第二に、ローマ帝国西部の武官スティリコに関する研究成果の一部を、第60回日本西洋史学会大会(2010年5月30日、別府大学)において口頭で報告し、この口頭報告を基にした論文を『古代文化』62巻3号(2010年)に発表した。この論文は、後期ローマ帝国において「蛮族」という属性が持った意味について、近年主流となっている考え方とは異なる視角から解明を試みたものであり、詩人クラウディアヌスのラテン詩等の分析に基づき、皇帝家と「蛮族」出身の武官スティリコとの間で形成された姻戚関係に着目して考察を行なった,続いて本年度は、ローマ帝国西部における当時の代表的元老院貴族クイントウス・アウレリウス・シュンマクスの著作を中心とした考察を新たに進めた。予定通り、2010年9月に英国・ロンドン大学古典学研究所および大英図書館において集中的な文献調査・資料収集を行ない、国内では入手・閲覧の困難な多数の関連資史料を参照・収集することができ、これによって現在までの研究状況とその問題点とを概ね把握しえたことは大きな成果であった。また、この文献調査・資料収集の結果、本年度の当初の研究計画は部分的に修正する必要が生じ、とりわけ分析の中心となる同時代史料については、シュンマクスの残した『書簡集』のみならず『陳述書』をも視野に含めることとして、それぞれの史料の読解を進め、これを検討した。

This year's annual report on the results of the group's research was published. The 1st and 8th Annual Reports of the Japanese Society of Archaeology, published in 2010, on the analysis of trends in "Late Ancient Archaeology" since the 21st century. Second, the 60th Japan Western History Association Conference (May 30, 2010, Beppu University) presented oral presentations, oral presentations, and basic papers on "Ancient Culture" 62 - 3 (2010). This paper is based on the analysis of the late imperial period and the origin of the barbarians in the emperor's house. The relationship between the barbarians and the military officials of the current year has been investigated. The representative of the Western Empire was the Senate aristocrat. September, 2010: The Institute of Classics at the University of London and the British Library conducted a centralized literature survey and data collection, which was started in China and difficult to read. Most of the relevant historical materials were referenced and collected. The current research status and problems were summarized. The results of this literature survey and data collection, the original research plan of this year, and the necessary revision of some historical materials, the analysis of the center, and the residual of the "book collection" and the "statement book" are included in the field of vision.

项目成果

(紹介)根津由喜夫著『ビザンツの国家と社会』山川出版社、2008年

（简介）根津由纪夫，《拜占庭国家与社会》，山川出版社，2008

• 发表时间: 2009
• 期刊: 史林 92巻3号
• 作者: 芦田拡士;田邉智唯;鈴木伸洋;小田切康彦;南雲泰輔;南雲泰輔;南雲泰輔;南雲泰輔
• 通讯作者: 南雲泰輔

オリエンス管区総監ルキアノス処刑事件-ローマ帝国の東西分裂期における官僚の権力基盤-

东方行省总督卢锡安的处决 - 罗马帝国分裂时期官僚的权力基础 -

• 发表时间: 2009
• 期刊: 史林 92巻4号
• 作者: 芦田拡士;田邉智唯;鈴木伸洋;小田切康彦;南雲泰輔;南雲泰輔;南雲泰輔;南雲泰輔;南雲泰輔
• 通讯作者: 南雲泰輔

(紹介) Shaun Tougher, Julian the Apostate, Edinburgh, 2007

（简介）Shaun Tougher，叛教者朱利安，爱丁堡，2007 年

• 发表时间: 2008
• 期刊: 史林 91巻4号
• 作者: 芦田拡士;田邉智唯;鈴木伸洋;小田切康彦;南雲泰輔;南雲泰輔;南雲泰輔;南雲泰輔;南雲泰輔;南雲泰輔
• 通讯作者: 南雲泰輔

(学界動向)英米学界における「古代末期」研究の展開

（学术界动向）英美学术界“古代晚期”研究的发展

• 发表时间: 2009
• 期刊: 西洋古代史研究 9
• 作者: 芦田拡士;田邉智唯;鈴木伸洋;小田切康彦;南雲泰輔;南雲泰輔;南雲泰輔
• 通讯作者: 南雲泰輔

イリュリクム道の分割の問題―ローマ帝国の東西分裂とその背景―

伊利里库姆道路的划分问题-罗马帝国的东西方划分及其背景-

• 发表时间: 2009
• 作者: 芦田拡士;田邉智唯;鈴木伸洋;小田切康彦;南雲泰輔;南雲泰輔;南雲泰輔;南雲泰輔;南雲泰輔;南雲泰輔;南雲泰輔
• 通讯作者: 南雲泰輔